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阪神、佐々木麟太郎(花巻東)を2年間密着マークへ

2022年01月06日

1/6、日刊スポーツwebsiteより (source)

佐々木麟太郎(花巻東高・一塁手)
183cm・右投左打・動画

阪神が来年ドラフト1位候補の花巻東・佐々木麟太郎内野手(動画)2年間、密着マークすることが5日、分かった。

エンゼルス大谷を育てた同校の佐々木洋監督の長男で、すでに高校通算50本をマークする左のスラッガーだ。出場が確実な今春のセンバツ(3月18日開幕)では、本拠地甲子園でどんな打撃を見せるのか、スカウト陣がそろってクロスチェックする。

高校球界に登場した新スターの成長を、阪神スカウト陣が密着態勢で見守る。昨秋、佐々木麟は「3番一塁」で出場した昨秋の明治神宮大会で強烈な全国デビューを飾った。準決勝までの3試合で10打数6安打で9打点、2本塁打。

投手方向へ1度バットのヘッドをグッと入れ込み、鋭いスイングで豪快にひっぱたく。183センチ、117キロの大きな体で、メジャーリーガーのようなド迫力打法で一気に主役に躍り出た。

準決勝の広陵(広島)戦では、3点を追う8回、高め直球を右翼席へ高々と同点3ランとなる高校49号アーチをかけた。試合は競り負け、優勝した大阪桐蔭との対決は幻になったがその後、センバツVの東海大相模(神奈川)との練習試合でも1本放ち、1年生ながら高校50発をマークした。

球団関係者は「そりゃあモノはいいよ。順調にいけば村上(ヤクルト)みたいになってくれる。それを想像させるような選手」と、昨季セ・リーグMVPを獲得したスラッガーに匹敵する素材と絶賛。「1年であのスイングにとらえ方。清宮(日本ハム)よりも打撃が柔らかい」と評価する。

同じ左の大砲清宮は早実で高校111発を放ったが、1年時は22本だった。佐々木は今後2年間で、どれだけ本数を伸ばすのか。来年のドラフトまで、阪神スカウト陣が密着マークする。

「これから体は絞らないといけないと思うけど、技術的にどこまで上がってくるか。ひと冬越えてどうなるか楽しみ」。球団関係者は、出場確実な春のセンバツでの姿を楽しみにしている。甲子園デビューでいったいどこまで飛ばすのか。地元球団の地の利を生かし、多くのスカウト陣、関係者の目でしっかりとクロスチェックを行う。

指導するのはエンゼルス大谷を育てた父の佐々木洋監督。その長男は大谷メソッドの指導を受け、日本を代表する打者になる資質を秘める。23年ドラフトの超目玉選手で1位指名すれば他球団と競合必至だ。

だが、阪神が獲得できれば、ミスター・タイガース掛布のような左の高卒スラッガーが誕生し、佐藤輝と並べば破壊力満点打線が形成できそう。まずはセンバツでの大暴れに熱い視線を送る。



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draftkaigi at 07:04│ │阪神 
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