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ロッテの話題の新人、村山亮介(育成ドラフト4位)

2022年01月19日

1/19、スポーツニッポン4面「球界新士録」より 

2021ロッテ育成4位 村山亮介
幕張総合高・捕手・動画

昨年11月、幕張総合・村山亮介(動画)と入団の契約を交わした永野吉成アマスカウト部長(現統括コーディネーター)は「こんな近くに、こんなにいい選手がいた」と笑った。

それもそのはず。高校通算38本塁打の大型捕手の村山は「学校から歩いて行ける距離で、試合を見に行くこともあった」と振り返る。母校の幕張総合からZOZOマリンまで、わずか1・9キロ(徒歩30分)という距離だった。

高校時代の異名は「幕張のアジャ」。現在の体重は高校時代の112キロから106キロと少しスリムになったが「アジャ」のニックネームで親しまれる先輩の井上をほうふつさせる巨漢ぶりに、ファンは2人の姿を重ねた。

「幕張のアジャは結構、気に入っていました」と村山。昨年12月10日の新入団発表の翌11日にはロッテ浦和球場で井上と念願の初対面を果たした。自己紹介のあいさつをすると先輩からは「これからよろしく!」と優しく声を掛けてもらった。

当面の目標は支配下登録だが、将来は18、19年に24本塁打をマークした井上級のパワーを備える強打の捕手を目指す。

同期のドラフト1位には同じ捕手で高校通算43本塁打を誇る松川(市和歌山)がいる。「経験の差があると思う。(昨年の)夏の大会も初戦で負けたので150キロの球も試合で打てたことがあまりない。そういうところが一番劣っている」と自己分析する。

ここまでの新人合同自主トレは順調だが、唯一の不安がある。「寮のご飯がおいしい。1杯でやめるようにしているけど…」。体を絞ってきただけに、笑いごとではなかった。



下は2021育成ドラフトでロッテが指名した選手です。4位指名・村山君のスカウト評はこちら

ロッテの2021育成ドラフト指名選手
育1位田中 楓基旭川実高投手
育2位速水 将大BC富山内野手
育3位永島田 輝斗立花学園高投手
育4位村山 亮介幕張総合高捕手


draftkaigi at 07:00│ │ロッテ 
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