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金村尚真(富士大)、「ドラフト1位でプロ行きたい」

2022年05月24日

スポニチwebsiteより (source)

金村尚真(富士大・投手)
176cm・右投右打・動画

沖縄で育った富士大・金村(動画)は、腕を磨くために北上し続けた。岡山学芸館では、母・かおりさんの作るカレーライスが恋しくなった。岩手・富士大では雪かきをしてからやっと、キャッチボールができる「東北の冬」に心が折れそうになった。だが、どんな逆境にも負けるつもりはなかった。

「親がたくさんのお金を出して、県外に入学させてくれたことに感謝しています。プロになることが親孝行になる。一回も思いを曲げずにやってきました」

プロが喉から手が出るほど欲しい「即戦力投手」だ。最速150キロを誇る右腕は、カットボールや90キロ台のカーブなど多彩な変化球でコーナーを突き、先発投手としてゲームをつくる能力にたけている。

昨年12月に松山市で行われた大学日本代表候補合宿では紅白戦に先発し、2回を完全投球。今秋のドラフト上位候補に挙がる立大・山田健太内野手からは直球で空振り三振を奪い「凄い選手に通用すると分かって自信になった」と手応えを得た。

代表候補合宿では「お土産」を持ち帰った。今秋ドラフトの目玉とされる日体大の二刀流左腕・矢沢宏太投手から、スライダーの投げ方について「真下に投げる意識」とアドバイスを授かった。実践すると、ボールは目の前で大きくワンバウンドしたが、その後、試行錯誤を重ねて切れ味が増したスライダーを完成させた。

富士大では4度のリーグ優勝を経験。3年春のリーグ戦ではノースアジア大戦で完全試合も達成したが「全国で勝たないとプロの評価にならない。プロに行く以上、1位で行きたいという思いはあります」という。金村は全日本大学野球選手権(6月6日開幕、神宮など)での投球が、試金石だと思っている。



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draftkaigi at 07:00│ │大学 
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