熊田任洋(早稲田大)プロ志望表明、「即戦力でいく」
2022年12月30日

熊田任洋(早稲田大・二塁手) 174cm・右投左打・動画 |
来春のセンバツ出場を確実にしている愛知・東邦高のOB戦が29日、愛知県東郷町の同校グラウンドで行われ、早大の熊田任洋内野手(動画)がプロ志望を表明した。
センバツ優勝時の正遊撃手が最終学年となる来年への覚悟を示した。石川昂弥(現中日)を擁して春の甲子園を制覇した東邦で4番・遊撃として、攻守でチームを引っ張った。一足先に同期が入ったプロへの思いを聞かれると「プロに行くなら即戦力でいく。それも春次第だと思ってます」と静かに闘志を燃やす。
今秋の東京六大学リーグでは打率3割4分2厘、リーグ2位タイの3本塁打をマーク。3年春までは打撃で苦しんだものの「秋は最善の準備をしっかりして目の前の勝負に集中できた。メンタルの部分が大きい」と手応えを感じている。
高校で日本一に輝き、名門・早大でも目指すのは頂点のみ。「秋はあと1勝していれば優勝だった。来年はリーグ戦、そして全日本選手権で優勝を目指したい」。打席と同じようにまずは目の前の目標に集中する。

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