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三塁コンバートの上田希由翔(明大)にスカウト注目

2023年01月10日

サンスポwebsiteより (source)

上田希由翔(明治大・三塁手)
183cm・右投左打・動画

高校はもちろん、東京六大学の野球部も年末年始の休みが明け、全体練習が始まりつつある。スカウトもドラフト対象選手の進路の方向性把握を含めて視察がスタートしている。

9日に全体練習が始まった明大の上田希由翔内野手(動画)は、現役最多の通算66安打をマークし、本塁打は6本、打点は50の右投げ左打ちスラッガーだ。

「最初は外野だったが、自分から内野をやりたいといってきて、内野での個人ノックから始まり、一塁や三塁に就いてノックをたくさん受けている。コンバートされる、ではなく自分からというものがあるから、守備練習も積極的」と福王コーチは見ている。

昨春に一塁手(打率.368、15打点)、昨秋は三塁手(.298、10打点、2本塁打)でベストナインに選ばれている。捕球、送球だけでなく、足の運び…という守備面と、打撃に影響するかどうかという心理的な面との関わりも見ていく。

「これまでのポジションでいくのか、コンバートするのかも考えていく。どちらに適性があるのか、それとも別の守備位置の方が力を発揮できるのか」。

スカウトがこう注視していく観点からすれば、慶大・広瀬隆太内野手も同様だ。通算64安打、39打点の右のスラッガー。昨春は二塁手(打率・277、12打点、4本塁打)、昨秋は一塁手(.254、7打点、3本塁打)でベストナイン受賞歴がある。

もちろん、プロのステージでどうかという点を抜きにできない。上田の明大の先輩、オリックス・福田周平外野手は、大学時代に二塁手と遊撃手でベストナインに選ばれているが、昨年はリードオフマンの中堅手として活躍し、外野手でベストナインを受賞しているのだから、先を展望するのは容易ではない。

チームの勝利、リーグ制覇、そして大学日本一をめざしていくなか、選手の個性は、多くの人が多面的に見て、評価となっていく。



上田君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 06:53│ │大学 
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