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平野大地(専大松戸)、ドラフト1位候補に浮上

2023年01月26日

スポニチwebsiteより (source)

平野大地(専大松戸高・投手)
180cm・右投右打・動画

第95回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が、27日に行われる。記念大会で明治神宮大会枠と一般選考で33校、21世紀枠3校の計36校が出場。

ドラフト候補も、吉報を心待ちにする。出場を当確としている専大松戸の最速151キロ右腕・平野大地投手(動画)も、その一人。初めての聖地で躍動すれば、1位候補に浮上する可能性を秘める。「超豊作年」といわれる23年ドラフトでは、平野の他にも各カテゴリーで注目選手がそろっている。

近年、高校生の逸材は東北や西日本に集中してきた。21年ソフトバンク1位指名のノースアジア大明桜・風間や、昨秋巨人1位指名の高松商・浅野らが筆頭だ。

選抜出場の吉報を心待ちにする、ドラフト1位を狙うことができる剛腕が関東にいる。それが平野だ。「プロに行きたい気持ちはある。選抜を戦って判断したい」と慎重だが、聖地がアピールの場になる。

無名の右腕は昨夏、衝撃デビューを飾った。千葉大会4回戦の千葉英和戦で、自己最速を3キロ更新する150キロを計測。中学まで捕手で高校入学を機に投手に転向後、わずか1年4カ月で大台に到達した。

突如、現れた新星を視察したDeNA・吉見祐治スカウトは当時、「今年(22年)でもドラフト1位クラス。素材はピカイチで、めちゃくちゃ楽しみ」と絶賛した。準決勝で木更津総合に敗れたが、平野は「自信になった」と振り返った。

秋は大黒柱として千葉県大会優勝と、選抜出場の当確ラインとなる関東大会4強進出に貢献。両肩付近の肋骨を痛めた影響で直球は140キロ台中盤も縦のカーブを有効に使った。「投球の幅が広がった。この経験は大きいと思います」。

それまで決め球だったスライダー、直球とのコンビネーションで打たせて取るすべも習得するケガの功名だった。最大の魅力は直球。夏はアベレージが140キロ台後半の試合もあり、高校生離れした出力でスカウト陣を驚かせた。

ロッテ・美馬、日本ハム・上沢、ソフトバンク・高橋礼らを育てた持丸修一監督は「俺もこんなことになるとは思っていなかった。パワーは(見てきた選手の中で)一番。本物になれるかもしれない」と潜在能力の高さに驚くほどだ。

故障も完治間近。「155キロを出したい」と燃える右腕がこの春、聖地で力を示せば、秋のドラフト会議の目玉の一人になる。



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draftkaigi at 07:02│ │高校 
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