大嶺祐太(中日戦力外)、第二の人生は焼き鳥店の店長
2023年02月06日

2006ロッテ高校ドラフト1巡目 大嶺祐太 八重山商工高・投手 |
16年間のプロ生活を振り返り、2年めの2008年に挙げた初勝利が印象的と語る大嶺祐太(2006ロッテ1巡目)。「ダルビッシュ有さんと投げ合えたことが嬉しくて。一生忘れられない特別な経験です」
昨年末には石垣島で、高校時代の仲間が引退試合を企画。「びっくりしました。引退を決断する前、『純粋に野球が楽しかったのは高校のころだな』と思い返していたんです。そのメンバーと十何年ぶりかに、また野球ができて楽しかった」
昨年、妻・琴菜さんが経営する会社を引き継ぎ、同12月「焼き鳥職人 炭」をオープン。JR神田駅から徒歩1分の場所にある焼き鳥店だ。ふだんは厨房には立たず、接客と経営で店を支えるという。引退を決断したのが昨年10月。異例の速さでの転身に見えるが……。
「2019年に肘の手術をしたときから引退が迫ってると感じていて。一昨年、ロッテを戦力外になってから、引退後の準備はしていました。今は、1年後に自分の店を出すまでの修業と思って、名古屋の系列店と行き来しながら働いています。毎日1、2組はファンの方が来てくださるのが嬉しいです」
飲食業での目標を語る大嶺だが、それ以外にも別の目標を掲げる。
「いつか、アパレルブランドを立ち上げたいと思っています。さらに、沖縄から初めてのメジャーリーガーを出せないかと考えています。自分の経験を伝えられる野球塾のようなものを、沖縄県内に作りたいです」

ロッテの2006高校ドラフト指名選手 | |||
1巡目 | 大嶺 祐太 | 八重山商工高 | 投手 |
2巡目 | 佐藤 賢治 | 横浜高 | 外野手 |
3巡目 | 黒滝 将人 | 札幌日大高 | 投手 |
★プロ入り後の成績★ |
draftkaigi at 06:52│
│戦力外通告