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広沢優(JFE東日本)、ソフトバンク高評価

2023年02月28日

サンスポwebsiteより (source)

広沢優(JFE東日本・投手)
193cm・右投右打・動画

社会人、大学野球のオープン戦が始まり、各球団のスカウトの動きも活発になっている。大卒2年目、高卒3年目でドラフト指名解禁対象が主だが、大卒3年目や高卒4年目以降の選手にも視線を注いでいる。

社会人4年目となるJFE東日本の右腕・広沢優投手(動画)の明大とのオープン戦に6球団がチェックしていた。「昨年はコントールに苦しんでいた。体がさらに大きくなった感じで、今年もしっかり見ていきたい」は、ソフトバンク・福元スカウト。

確かに甲子園に出場した日大三高時代、身長は193センチ、体重は82キロだったし、昨年よりも体重は17キロアップの103キロとサイズは〝大谷翔平級〟なのだから、成長を感じさせている。

本人が「意識するのは同い年の佐々木(大船渡→現ロッテ)、奥川(星稜→現ヤクルト)」という現状と自分の立ち位置からすれば、今年が勝負の年に映るだろう。

では、『指名どき』というのは? 過去、摂津正投手がJR東日本東北の投手としてソフトバンク5位指名は、高卒8年目。秋田経法大付高(現ノースアジア大明桜高)時代の2000年ドラフトでは指名はなかった。

その年オリックス1位指名に入団しなかったのが敦賀気比・内海哲也投手で、社会人野球の東京ガスに進み、解禁になった3年目に巨人から1位指名で入団した。

その内海から5年遅れてソフトバンクに入団した摂津は、プロ10年間で282試合に登板し、79勝49敗1セーブ、73ホールドの成績を残した。内海投手の巨人~西武実働18年間、335試合135勝104敗には及ばないものの、高3でドラフト指名されずに社会人野球で鍛錬し続け、プロで華開いた選手として記憶に残っている。

社会人になったとたんにたばこを吸い始めた選手もいたし、解禁年、さらに翌年のドラフト指名がないと「諦めた」という声を聞く例は多い。

しかし、国学院大を出て3年目で指名された東芝・吉村貢司郎投手(ヤクルト1位)、創価大を出て3年目の鷺宮製作所・小孫竜二投手(楽天2位)や専大出4年目で中日7位の福永裕基内野手もいる。

指名はゴールでない。プロで活躍するには、スタート地点につけるかどうかと日々練習を積み、研究する努力を続けていけるかにかかっている。



広沢君(JFE東日本)のスカウト評はこちら

広沢君(JFE東日本)のピッチング動画は
こちら

draftkaigi at 07:01│ │ソフトバンク 
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