日当直喜(東海大菅生)、西武・ソフトバンク視察
2023年03月06日

日当直喜(東海大菅生高・投手) 190cm・右投右打・動画 |
センバツ高校野球大会に出場する東海大菅生が5日、昨秋の埼玉県大会で準優勝した浦和学院とさいたま市内で対戦し、0―4で敗れた。
先発登板したプロ注目の150キロ右腕、日当直喜投手(動画)が2イニングで降板するアクシデント。3回表の攻撃に二塁打で出塁し、次打者のときにけん制球で帰塁しようとして転んで、この回限りで退いた。
中盤まで投げる予定だったが、ベンチを担架にして退場。視察したソフトバンク、西武のスカウトもヒヤリとしたが、日当は「スパイクが引っかかって転んだだけです。痛みは全くない。無理するなといわれました」と明るい表情。直後は、バケツに右足首を突っ込んでアイシング。「冷たくて超きつかった」と周囲を笑わせた。
フォークだけで数種類という多彩な変化球も武器で、2回無死一、三塁から狙い通りにフォークで3三振を奪った。2イニングを2安打1四球3奪三振で146キロも計測。
日当は「いい形で終われた」と振り返り、ソフトバンクの宮田スカウトは「この時期に146キロなら十分。強弱もつけられ、フォークを出し入れできる器用さもある」と力と技術を評価した。
(3月5日 練習試合 浦和学院 4―0 東海大菅生)

