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甲子園8強の有馬伽久(愛工大名電)、立命館大へ進学

2023年03月14日

中日スポーツwebsiteより (source)

有馬伽久(愛工大名電高・投手)
175cm・左投左打・動画

尊敬する同じ左腕の先輩に続く―。昨夏の甲子園で41年ぶりに愛工大名電を8強に導いた愛工大名電・有馬(動画)。生まれ故郷の奈良と同じ関西にある立命大に進む。「名電に似ていて合宿所と練習所が近い。野球のしやすい環境だと思います」と2月に入寮してすでに始まった新生活に笑みを浮かべる。

高校で大きな飛躍を遂げた。2年秋の新チームから背番号1を背負い、「ターニングポイントだった」と振り返るのは2年の冬だ。ラプソードで球質を一球ごとに計測して微修正を繰り返し、球速は141キロから147キロに急上昇。「自分が一番びっくりした」と球速だけでなく球質の改善にも手応えを感じた。

夏の甲子園では明豊(大分)戦の2失点完投で勝利を収めるなど全4試合に先発登板。「どこを見ても人がいる。まるで別の世界で野球をやっている感覚だった」と夢舞台を楽しみつつ、「あの経験は自信になったし、大学でも生きる」と確かな自身の糧にした。

高卒でのプロ入りよりも、「どう速い球をコントロールするか、もうひとつ上のレベルを目指したい」と大学進学を選択。愛工大名電OBで2018年にドラフト1位でDeNAに入団した東克樹投手と同じ立命大の門をたたいた。東の大学2年時から指揮を執る後藤昇監督は「東の2年生の時よりも完成度は上」と期待の左腕を評価する。

「名電でも東さんという身近に目標とする先輩がいたから頑張れた。自分も4年後にはドラフト1位でプロに入りたい」と有馬。“東ロード”を歩むため、大学でもさらなる飛躍を目指す。



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draftkaigi at 07:00│ │大学 
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