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センバツ高校野球、各球団スカウトのチェックポイント

2023年03月14日

サンスポwebsiteより (source)
記念大会で例年より4校多い36校が参加する選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕する。大会には、国内各球団の全スカウトが集まり、視察する。

1、全国の舞台で持ち前のパフォーマンスを発揮できるか
2、昨夏、昨秋からどれだけ成長しているか
3、注目選手が全国レベルのチームで活躍できるか
4、新たな素材が出てくるか


チェックする項目は多岐にわたるが、求められているのは、こうした点だ。まずここまで、各都道府県大会、練習試合などの派手な結果が伝わっているが、大会に合わせてどんな投球、打撃ができるかが、プロのステージへの評価になるのは確かだ。

昨夏の甲子園で高松商・浅野翔吾外野手は、初戦でいきなり大活躍し、スター性を求めていた球団から「1位でないと」の声が出て、実際巨人、阪神の競合で巨人の指名となった。

逆にある年の『ビッグ4』の中で、指名順が低かった例がある。理由は「地方大会のような活躍が甲子園ではできなかった。精神的な強さを求めていたので、下がった」と説明されたが、実際は、死球を恐れた捕手が内角を求めずに外角一本だったため、持ち味を発揮できなかっただけという指摘もあったが、それほど甲子園での内容は重視される。

もう一つは、『最速』の情報はアッという間に伝わるが、そのスピードが、その投手のある球場での1度だけということがある。同じマウンドからの投球を全球団のスカウトが計測しても誤差は出るが、それでも情報の精度は高くなる。

もちろん、『最速』はその選手をイメージしやすくなるが、基本は直球のアベレージだし、制球力、逆ダマの傾向や、変化球がどれだけ使えるかがデータとなる。見方を変えると、地方大会で奪三振記録やノーヒットノーランを達成していて、甲子園の対戦相手で実際どうかが見られることになる。

さらには、秋の大会は、勝ち抜くことを主眼に『手堅さ』が重視されてきており、新たな素材、大化けしそうな大砲候補の出現も甲子園で期待されることではある。

大会で最も注目されるのは、大会2連覇を狙う大阪桐蔭のエース左腕・前田悠伍投手(動画)だ。それでは、スカウトが注目する右腕となると、最速151キロの専大松戸・平野大地投手(動画)で、東海大菅生・日当直喜投手(動画)東邦・宮国凌空投手(動画)という名が挙がる。ひと冬越えての成長に期待し、熱視線が送られる。


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