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センバツ高校野球、注目のドラフト候補5人

2023年03月14日

3/14、デイリースポーツ7面「デイリー特命スカウトが行く」より
今年のセンバツは18日に開幕する。コロナ禍から元の形に戻りつつある聖地で、球児たちが球春を告げる。今春の真価が楽しみなのは、主将も務める大阪桐蔭・前田悠伍投手(動画)だろう。中学時代から140キロの剛速球を投げ込んでいた左腕で、大阪桐蔭では1年生の秋からベンチ入りした。

彼の魅力は最速148キロのキレのある直球で三振が取れるところ。思い切り腕が振れるためリリースの瞬間が見えづらく、スピンがかかってホップする球質もいい。2年生になって変化球の精度も上がり、緩急をつけた投球もできるようになったため、打者がどう対応するかも見ものだ。

最速151キロ右腕、専大松戸の平野大地投手(動画)は、関東ナンバー1の呼び声が高い。速球が武器であることはもちろんだが、キレのあるカーブ、スライダー、フォークボールでいつでもストライクが取れる。全ての球種には縦に角度がついているので、打者は簡単に球を捉えられない。

また、あらゆる球種で力まず、リラックスしたモーションでバランスを保ちながら投げられるところに、投手センスの高さを感じる。打者は速球に振り遅れまいとタイミングを早めに取るのだが、変化球に直球を織り交ぜ多彩に配球するので、非常に合わせづらい。

190センチ、95キロと恵まれた体格の150キロ右腕、東海大菅生の日当直喜投手(動画)は、長身を生かして縦の角度がついた速球を投げ下ろす。これだけの体格の高校生は、従来は動きが鈍いことが多い。しかし、彼は動きにキレがあり、腕の振りも良く変化球も器用に投げる。昨秋から3キロ前後も球速が上がっており、スカウトの注目を一気に集める可能性がある。

1年生からボンズと呼ばれた広陵の真鍋内野手(動画)も大型の左打者と期待される。189センチ、90キロと大変恵まれた体格。軌道にバットを振りだしてうまく球を捉える運び打ちができる。

ボンズの名の通り、ラインドライブ系の打球が多い。体に力があるため、球が少しでも上がれば、スタンドまで飛ばせる。また、どんな球種にも対応できる器用さもある。冬を越えて成長した姿を見てみたい。

右の強打者として注目されるのが、山梨学院の高橋海翔内野手。胸板が厚く腕っぷしも太くて力で飛ばすタイプ。また、自分のコンタクトポイントをしっかり持っており、そこまで球を呼び込んで打てる。選球眼もよく、打席での威圧感もある。ぜひ、大阪桐蔭の前田君や専大松戸の平野君との勝負を見てみたい。



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