清原和博の次男・勝児（慶応）、125メートル場外弾
2023年03月17日
3/17、スポーツ報知4面より | 清原勝児（慶応高・三塁手） 174cm・右投右打・動画 |
第95回記念センバツ高校野球大会に出場する慶応（神奈川）が16日、明石商（兵庫）と同校グラウンドで練習試合を行い、西武、巨人などで活躍した清原和博氏（1985西武1位）の次男・勝児内野手が推定125メートルの場外弾を放った。
「5番・三塁」で先発した清原は、0―2の2回先頭で初球の内角直球をフルスイング。左越えへ大きな弧を描いて伸びた。打った本人が「途中から見えなくなりました」という高校通算11号は、両翼100メートルのグラウンドに張られた高さ約25メートルのネットを越えた。
読み勝ちの一打でもあった。3、4番の右打者への内角攻めを観察しての狙い打ち。「一球で仕留めることができた。ドンピシャで当たって、いい感覚でした」と納得の表情で振り返った。
父はＰＬ学園時代、甲子園最多の13本塁打をマークした。清原は、4日からのオープン戦で3発。確かな手応えを得て、17日の開会式リハーサルで聖地の土を踏む。「楽しみしかありません。やっと来たな、と実感しています」。甲子園の申し子の血が騒ぎ始めた。
（3月16日 練習試合 慶応 9―2 明石商）
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