前田悠伍(大阪桐蔭)、巨人・西武・中日が高評価
2023年03月21日
3/21、スポーツ報知7面より
大阪桐蔭・前田(動画)が14Kと三振の山を築いた。「スピードボールと緩急を使って投げられた。三振を取りたいところで取れた」。昨年からセンバツでは3試合連続2ケタ奪三振。14奪三振は藤浪に並んで甲子園での同校3位タイ。完投しての毎回奪三振は、甲子園87試合目で同校初だ。
序盤は「丁寧に」と制球重視。初回2死一、三塁は117キロのスライダーで空振り三振。後半は「脱力してスピードボールを」と意識を変え、7回にこの日最速142キロをマーク。5季連続甲子園出場の敦賀気比打線に8安打され、3者凡退は2度だったが、得点圏に走者を置いた場面では7打数無安打で5奪三振。ピンチで冷静さと力強さを発揮し、1失点(自責点0)で完投した。
ネット裏の巨人スカウトのスピードガンでは最速147キロを計測し、巨人・水野スカウト部長は「(ドラフト)上位候補になってくる」。西武・渡辺GMも「ボールのキレで勝負するタイプ。追いかけていくことになる」と注目。中日・米村シニアディレクターは「連打を食らわない技術が高まっている」と成長に目を細めた。
(3月20日 センバツ2回戦 大阪桐蔭 3―1 敦賀気比)
前田君のスカウト評はこちら
前田君のピッチング動画はこちら
前田悠伍(大阪桐蔭高・投手) 180cm・左投左打・動画 |
大阪桐蔭・前田(動画)が14Kと三振の山を築いた。「スピードボールと緩急を使って投げられた。三振を取りたいところで取れた」。昨年からセンバツでは3試合連続2ケタ奪三振。14奪三振は藤浪に並んで甲子園での同校3位タイ。完投しての毎回奪三振は、甲子園87試合目で同校初だ。
序盤は「丁寧に」と制球重視。初回2死一、三塁は117キロのスライダーで空振り三振。後半は「脱力してスピードボールを」と意識を変え、7回にこの日最速142キロをマーク。5季連続甲子園出場の敦賀気比打線に8安打され、3者凡退は2度だったが、得点圏に走者を置いた場面では7打数無安打で5奪三振。ピンチで冷静さと力強さを発揮し、1失点(自責点0)で完投した。
ネット裏の巨人スカウトのスピードガンでは最速147キロを計測し、巨人・水野スカウト部長は「(ドラフト)上位候補になってくる」。西武・渡辺GMも「ボールのキレで勝負するタイプ。追いかけていくことになる」と注目。中日・米村シニアディレクターは「連打を食らわない技術が高まっている」と成長に目を細めた。
(3月20日 センバツ2回戦 大阪桐蔭 3―1 敦賀気比)
前田君のスカウト評はこちら
前田君のピッチング動画はこちら