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仙台育英、ドラフト候補5人のカラクリ

2023年03月23日

3/23、日刊ゲンダイ27面より
「このチームにはプロ注目選手が5人もいます」。18日に開幕した春のセンバツ大会。ネット裏のセ球団スカウトがこう言うのは21日、慶応に延長十回、サヨナラ勝ちした仙台育英のことだ。昨夏の甲子園で東北勢初の全国制覇。今大会には当時のベンチ入りメンバーが7人残り、大阪桐蔭と並ぶ優勝候補と言われる。

「現時点で我々のリストに入っている野手はサヨナラ適時打を放った遊撃手の山田と捕手の尾形。投手はこの日投げた仁田、高橋、湯田の3人全員です」(前出のスカウト)

ベンチ入り18人中、地元の宮城出身は6人。12人は他の都府県出身者だから、それなりに優秀な中学生が入学しているのだろうが、プロ注目が5人とは尋常じゃない。これだけ有望株が育つのはなぜか。仙台育英中・高の6年間(21年卒)、野球部員として須江監督と接した菅野友雅氏が言う。

「仙台育英の根底には『自分たちで考える野球』がある。試合後は選手だけでミーティングして、ターニングポイントになった場面を振り返り、一球一球の反省をします。長い時は2時間くらいやっていたから、かなり野球脳が鍛えられました。それに、全力で上を目指せるシステムがある。選手のさまざまな能力を数値化して、順位付けをしていました。球速、スイング速度、打球速度、一塁到達タイム(機械測定)など全てです。良い数値を出せば試合で使ってくれるので、納得して、全力で練習できた。A~Cチームがあったけど、全員が同じ練習をしていて、レギュラーかどうかで扱いが変わることもなかった」

健全な競争により、能力が切磋琢磨される環境が整っているがゆえに選手も育つというのだ。



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