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広瀬隆太(慶応大)18号弾、ロッテ高評価

2023年05月31日

5/31、サンケイスポーツ5面より 

広瀬隆太(慶応大・二塁手)
182cm・右投右打・動画

弾丸ライナーが左翼席に突き刺さった。0―0で迎えた四回。慶大主将の広瀬(動画)が早大先発、加藤が投じた真ん中直球をフルスイングで捉えた。

「バットの先っぽだったけど、しっかりと甘い球を捉えることができたので、そこはよかったと思います」。慶大生、応援団、OBが陣取った三塁側スタンドからは大歓声が巻き起こった。貴重な1点をたたき出した主将は、ベンチのチームメートとハイタッチを交わした。

リーグ戦通算18号。東京六大学歴代7位となり、谷沢健一(早大)、広沢克己(明大)に並んだ。大学球界屈指の右の強打者は「(本塁打の)数は特に意識していないんですけど…」と言いつつも、慶大OBの高橋由伸(元巨人)が持つ歴代1位の23本も視野に入れた。今春は調子が上がらない中で5本塁打。同じペースでいけば、大先輩に並ぶ。

この日、日本野球機構(NPB)が今秋のドラフト会議を10月26日に開催すると発表した。1月の初練習で「プロっていう目標もあります」と宣言している広瀬について、ロッテ・松田進スカウトは「パワー、スイングスピードはいいものをもっている」と評価した。

集大成となる秋へ、課題は明白。今春は打率・192に終わった。「自分のポイントで打つために、自分の形を染みつけていきたい」と誓った。「ここから簡単に打てるわけではないと思うので、またレベルアップして秋のリーグ戦を迎えたい」と広瀬。チームの4季ぶりの優勝、自身のプロ入りを目指し、充実の夏を過ごす。

(10月30日 東京六大学野球 慶応大 1―0 早稲田大)



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draftkaigi at 07:01│ │ロッテ 
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