ヤクルト、ドラフト1位投手が育たない!
2023年08月27日

ヤクルトは今季から2年契約を結んでいる高津臣吾監督が来季も指揮を執ると25日、発表した。
今季は借金17の5位と低迷も、衣笠剛球団会長は「今年はけが人も多く、厳しい戦いが続いているが、手腕を高く評価しており、これまでチームをまとめ上げてきた信頼は揺るぎません。契約通り来季も引き続きお願いしたい」とコメント。
就任5年目となる来季はV奪回を目指すが、防御率3.71と12球団ワーストの投手陣立て直しは急務。チーム内からは「うちは野手は育つのに、投手が全く出てこない。近年ドラフトで取った選手が戦力になっていない」と頭を抱える。
3―4とサヨナラ負けした25日の広島戦は15投手が1軍選手登録されたが、8人が移籍組と外国人。「国際担当とプロスカウトがいい選手を獲ってくるから何とかなっているが、こんなチームはうちだけ」と前出の球団関係者はあきれ顔だ。
ドラ1の吉村は2勝も、5月下旬から2軍暮らし。昨年のドラ1左腕・山下は2軍でも登板がなく、4年目の奥川も復帰のメドが立っていない。「奥川はもう戦力として計算はできない。ドラフト上位で先発ローテーションに入ってくるような投手を取ってこないと、来年以降も厳しい」と悲鳴が上がっている。

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│ヤクルト