甲子園不出場の逸材右腕に各球団スカウト熱視線
2023年08月31日

木村優人(霞ヶ浦高・投手) 183cm・右投左打・動画 |
U18日本代表で今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭の前田悠伍とともに、スカウトが注目しているのが霞ヶ浦の右腕・木村優人(動画)だ。28日に行われた大学日本代表との壮行試合では1回3分の2を無失点に抑えた。
今夏は県大会で敗れ、甲子園出場は果たせなかったが、身長185センチの恵まれた体を目一杯生かした身体能力の高さがウリの木村について、セ球団のスカウトはこう話す。
「U18代表の中では、投手としてはもちろん、野手としてもナンバーワンだと思います。投げては150キロをマークし、打者としては長打も狙えるということは身体の使い方がうまく、器用なのでしょう」
パ球団のスカウトもこう評価する。
「真っ直ぐがいいうえに、フォークのコントロールが良く、カウント球としても決め球としても使える。器用にフォークを操るのはプロの投手でも容易ではないし、まだ高校生ということを考えれば天性の才能です。真っ直ぐとフォークのコンビネーションを駆使する投球は、巨人やメジャーでプレーした上原浩治を彷彿とさせます」
課題もある。
「体の線の細さ(体重80キロ)が気になるところです。プロは高校生と違い、年間通してコンスタントに投げる必要がある。体力面の不安はなくはない。センスだけでやっているところがあるので、芯の強さを得るために体幹から鍛える必要があるでしょう。ただ、それを補って余りある潜在能力を秘めています」(別のパ球団スカウト)
U18の投球次第では、ドラフト上位指名も十分にありそうだ。
今夏は県大会で敗れ、甲子園出場は果たせなかったが、身長185センチの恵まれた体を目一杯生かした身体能力の高さがウリの木村について、セ球団のスカウトはこう話す。
「U18代表の中では、投手としてはもちろん、野手としてもナンバーワンだと思います。投げては150キロをマークし、打者としては長打も狙えるということは身体の使い方がうまく、器用なのでしょう」
パ球団のスカウトもこう評価する。
「真っ直ぐがいいうえに、フォークのコントロールが良く、カウント球としても決め球としても使える。器用にフォークを操るのはプロの投手でも容易ではないし、まだ高校生ということを考えれば天性の才能です。真っ直ぐとフォークのコンビネーションを駆使する投球は、巨人やメジャーでプレーした上原浩治を彷彿とさせます」
課題もある。
「体の線の細さ(体重80キロ)が気になるところです。プロは高校生と違い、年間通してコンスタントに投げる必要がある。体力面の不安はなくはない。センスだけでやっているところがあるので、芯の強さを得るために体幹から鍛える必要があるでしょう。ただ、それを補って余りある潜在能力を秘めています」(別のパ球団スカウト)
U18の投球次第では、ドラフト上位指名も十分にありそうだ。


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