城野達哉(西濃運輸)、西武「捕手ではトップクラス」
2023年09月16日

城野達哉(西濃運輸・捕手) 179cm・右投左打・動画 |
西濃運輸(岐阜)はJR東海(愛知)に競り負け、第2代表決定トーナメントに回った。プロ注目の強打の捕手、城野達哉(動画)は3安打を放ち、来月のドラフト会議に向けてアピールした。
3度の出塁をいずれも得点につなげた。「6番・捕手」でスタメン出場した城野は4回に右前打で塁に出ると、スクイズで生還。6回と8回には逆方向へうまく運ぶ左前打で出塁し、いずれも貴重なホームを踏んだ。
5月のベーブルース杯で5打席連続本塁打を記録。「岡崎は球場が広い。きょうはとにかく塁に出ることだけを意識した」とパンチ力だけでなく状況に応じた打撃を披露した。
前日の日本製鉄東海REX戦でも2安打を放ち、守っては強肩を発動して二盗を2度阻止。”打てる捕手”だが「自分の売りは送球。まずは守備から入って打撃はおまけで打てればラッキーだと思っている」と肩肘張らずに打席に入ることで好結果につなげた。
スタンドから視察した西武・潮崎編成ディレクターは「守れて打てて悪い所がない。きょうも打撃でうまさを見せた」と評価。今年は上武大・進藤らも即戦力捕手として名前が挙がるが「(他の候補と)甲乙付けがたい。アマチュアの捕手ではトップクラス」と話した。
10月26日に迫るドラフト会議。城野は「プロも目標としてある。みんながドラフト候補に名前を挙げてもらえるわけではないので、声が掛かればありがたい。まずは選手権に出られないと意味がないので勝ち上がりたい」と言葉に力を込めた。
(9月15日 東海地区最終予選 JR東海 6―5 西濃運輸)

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│西武