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2024ドラフト展望、今年は宗山ドラフトになる

2024年01月17日

1/17、日刊ゲンダイ終面より 

宗山塁(明治大・遊撃手)
175cm・右投左打・動画

2024年は「宗山ドラフト」になる──。スカウトが異口同音にそう言うのは、今秋のドラフト超目玉候補、明大・宗山塁主将(動画)のことだ。

今月6日の明大の始動日には、パ・リーグ全球団と巨人の計7球団10人のスカウトが集結し、今秋の目玉遊撃手に熱視線を送った。この中のスカウトのひとりは「鳥谷以来の逸材」「獲得できた球団は15年ショートは安泰」と絶賛する。

すでに巨人、日本ハム、ソフトバンク、ヤクルト、広島が1位候補の最上位にリストアップしている。「遊撃の守備は今プロに入ってもトップクラス」とパ・リーグ球団のスカウトがこう続ける。

「長所はやっぱり遊撃の守備。フットワーク、グラブさばき、確実性、そして肩の強さ……。すべてがトップクラス。身のこなしからして惚れ惚れしますよ。守備面で注文はありません。プロのショートはスピードがあり過ぎると打球と衝突しちゃう。だから、足の速い選手はセカンドにコンバートされるケースが多い。西武の源田はスピードがある方ですが、元ヤンキースのジーターとか元ヤクルトの宮本、元中日の井端、元阪神の鳥谷、現役では巨人の坂本……。名手といわれたショートはそれほどスピードがない人が多い。宗山の脚力は学生では少し速いレベル。プロでは普通で、そういう点もショート向きといえます」

打撃はどうか。1年春から東京六大学リーグで積み上げた安打は現役最多の94本。2年春に自己最多となる24安打を放ったことがあり、春秋の残り2シーズンで明大の先輩・高山(元阪神)が持つ131安打のリーグ記録も射程圏に捉える。別の在京球団のスカウトが続ける。

「スイングが柔らかくてバットコントロールがいい。プロでは3割、10本から20本塁打を狙う中距離打者だろう。ただ、175センチ、79キロという体格にしては長打力もあって、ツボにはまればスタンドに放り込む力もある。1年春から大きな故障をすることなく、試合に出続けられる体の強さも武器。元阪神の鳥谷タイプで、同じ大学生の段階では宗山の方が上。顔もいいから人気が出そうなのもプラスアルファ。課題? あまり足が速くないので、盗塁はそれほど期待できない、というくらい。そんな『走』を補ってあまりあるくらい『攻』『守』が突出している。評価はもちろん『特A』だよ」

元阪神の鳥谷は阪神16年間、ロッテ2年間で通算2099安打。歴代2位となる1939試合連続出場、遊撃手史上最長の667試合連続フルイニング出場を果たした。そんな「鉄人」より「上」というのだから、12球団が殺到しても不思議ではない。

スポニチによれば、そんな逸材は侍ジャパンの3月6、7日の欧州代表との強化試合のメンバー候補に、プロの選手に交じってリストアップされているという。現役時代に「遊撃の名手」として鳴らした侍ジャパンの井端監督は、かねて「同世代では抜けている。何も言うことがない」と宗山を評価しており、まさに「好み」の選手でもある。

広島出身ながら、父・伸吉さんの影響で巨人ファンだという。

「家がずっと巨人ファン。テレビで巨人の試合ばかり見ていたので、その影響です。ショートは花形ですし、カッコいいなって。父は広陵で二岡さんの2学年上なんですが、中学時代から試合をしていたそうで『当時からすごかった』と聞いて自分も育ちました」とスポーツ報知のインタビューで語っている。

中学時代は広陵の1991年センバツ優勝メンバーの二岡の兄が監督を務めた軟式の高陽スカイバンズに所属。そんな縁もあり、二岡が一軍のヘッドコーチを務める巨人も当然、熱視線を送る。

「宗山を獲得できれば、プロ2年目の今季、阿部監督から遊撃のレギュラーを確約されている門脇の三塁コンバートプランも浮上している。それほどの逸材ということです」(巨人OB)

宗山の一本かぶりになりそうな24年。在京球団スカウトは最後にこう言った。「史上最多の8球団が1位指名で競合した1989年の野茂(近鉄)、90年の小池(近鉄)を超える可能性もある」



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draftkaigi at 06:43│ │ドラフト展望 
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