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ヤクルト

あのドラフト選手は今、岡幸俊(ドラフト2位)

2020年03月30日

3/30、デイリースポーツ22面より

1988ヤクルトドラフト2位 岡幸俊
高知商高・投手

高知商のエースとして1988年に春夏連続で甲子園に出場し、ヤクルトに7年間在籍した岡幸俊さん(1988ヤクルト2位)。現在は物流会社「桃太郎便」の丸和運輸機関グループ・株式会社中四国丸和ロジスティクスで営業部部長を務めている。

「ケガとの戦い。どん底を経験しました」と振り返るプロ野球時代。2位指名ながら5球団が競合した期待の右腕は1年目こそ開幕戦からマウンドに上がり、主に中継ぎで22試合に登板する活躍を見せた。しかし、2年目に右肘を故障。その年に就任した野村克也監督にアピールできないまま、2軍でリハビリ生活が続いた。

3度の右肘手術も回復には至らず、94年に野手転向。「最後は肘が痛くてバットも振れませんでした」。チームがリーグ優勝、日本一と快進撃を続ける中、95年シーズン後に静かにユニホームを脱いだ。

引退後は故郷・高知に戻り、2007年に同社に入社。営業職で経験を積んだ。「車で年4万キロくらい走ります」と、中四国エリアに広がるスーパーなど取引先を駆け回る毎日。3年前には部長の肩書も付いた。

野球一筋の人生から一転、縁があって飛び込んだ営業マン生活の中で、心の支えとなってきたのが野村克也監督の教えだ。「僕は2軍が長かったので、直接教わった期間は短いんですけど」と言いながら、岡はカバンの中から1枚のメモを取り出した。そこには、2月11日に他界した名将の言葉が並んでいた。

「恥ずかしいと感じることから進歩が始まる」、「バッティングは備えで結果が8割決まるものだ」、「縁を大切にすると、人生はより豊かになる」・・・。

当時、ヤクルトの選手たちはミーティングの間、野村監督がホワイトボードに書き込む一言一句をノートに書き写していた。岡さんはそのノートを今も事務所の机の引き出しに入れ、折に触れて読み返しているという。

「どの言葉も、野球だけでなく、仕事や普段の生活で役立つものです。若い社員と話す時も使わせてもらっていますよ」。ぼやき節に背中を押されながら、力強く第二の人生を歩んでいる。



下は1988ドラフトでヤクルトが指名した選手です。岡幸俊は2位指名入団。プロでの成績はこちら

ヤクルトの1988ドラフト指名選手
1位川崎 憲次郎津久見高投手
2位岡 幸俊高知商高投手
3位笘篠 賢治中央大内野手
4位幸田 正広安田学園高内野手
5位関根 毅東海大外野手
6位天野 武文瀬戸内高捕手
プロ入り後の成績


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今西拓弥(早稲田大)、ヤクルト「伸びしろある」

2020年03月27日

3/27、西日本スポーツ6面より

今西 拓弥 (早稲田大・投手)
200cm・左投左打・動画

巨人・馬場正平(ジャイアント馬場)以来となる身長2メートルのNPB日本人選手誕生へ、期待が膨らむ。今秋ドラフト候補で早大の200センチ左腕・今西拓弥投手(動画)が26日、東京・西東京市での横浜商大戦で2回無失点2奪三振。目標のプロ入りへ、阪神など5球団の前でアピールに成功した。

スラッとした体形ながら、マウンド上での存在感は抜群だ。今西は2点リードの七回から3番手でマウンドに上がった。この回、投げ込んだのはオール直球。「真っすぐ主体で押していく」とテーマ通りに長い腕からテンポよく投げ込んだ。

許した走者は八回1死から与えた死球の1人のみに封じた。自己最速にあと2キロまで迫る145キロも計測。「自分の中ではそんなに出ていたのかというのはあった」と力んでしまう悪癖を修正した効果に驚きつつ、確かな手応えをつかんだ。

バックネット裏のスカウト陣も今西の投球を食い入るように見つめた。ヤクルト・山本スカウトは「これからまだまだ伸びしろがある。楽しみ」と評価。東京六大学リーグ通算6勝と実績は乏しい中で“未完の大器”として注目を浴びる。

昨秋までは「自分の甘さ」と、練習に打ち込み切れない部分もあった。目を覚ましてくれたのは、同期で主将兼エース・早川隆久投手の言葉。「年始ぐらいに、ちゃんとやってくれと言われて」。生活態度から見つめ直し、ランメニューでは先頭で引っ張るようになった。

今春リーグ戦での結果次第としたうえで、「小さいころからの夢でもあるので挑戦していきたい」とプロ入りを目標に掲げる。1936年から始まったプロ野球の歴史を振り返っても、身長2メートル以上の日本人選手は209センチの巨人・馬場のみ。史上2人目となる存在へ、今西が名乗りを上げてみせる。

(3月26日 オープン戦 早稲田大 2-0 横浜商大)



今西君のピッチング動画はこちら


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高瀬翔悟(中央学院大)、ヤクルト「これから楽しみ」

2020年03月25日

3/25、西日本スポーツ7面より

高瀬 翔悟 (中央学院大・投手)
178cm・右投右打・動画

千葉県大学野球リーグの中央学院大は24日、横浜市緑区で横浜商大と練習試合を行い、憧れの横浜スタジアムでの登板を目標に肉体改造した高瀬翔悟投手が先発して、5イニングを5安打2失点。

この日は最速143キロにとどまったが、19日の社会人日本製鉄かずさマジック戦で自己最速148キロをマークしたスリークオーター右腕にプロも注目。視察したヤクルトの丸山スカウトは「横の角度がある。まだ経験値が少ないが、これから楽しみ」と伸びしろに期待した。

チームは昨秋、ハマスタで関東選手権を戦ったが、登板できなかった。「神奈川で育って横浜スタジアムで投げるのを夢見てきた。小中高と投げられていない。今年は死ぬ気でやろうと思った」。

毎日4食、筋トレも増やし、体重は昨秋から7キロ増えて80キロになった。高校時代は今と同じ身長184センチで64キロで。当時を知る恩師の榊監督もスタンドで観戦して、成長ぶりを喜んだ。

3回に甘い変化球を連打され、4回には自身の失策もあって失点したが、要所にカットボールが決まって6奪三振。自信を深めつつある右腕は「プロに行きたいが、このままではまだ通用しない」と、気合を入れ直した。

(3月24日 練習試合 横浜商大2-1中央学院大)


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早川隆久(早稲田大)に8球団、DeNA・ヤクルト評価

2020年03月23日

スポニチwebsiteより (source)

早川 隆久 (早稲田大・投手)
179cm・左投左打・動画

今秋のドラフト上位候補・早大の早川隆久投手(動画)がプロに浴びた痛打を糧にさらなる高みを目指す。MAX151キロ左腕は巨人2軍に初回2死から山下、岸田、ウレーニャの3連打で2点を失うなど、5回9安打4失点。この日は最速147キロに加え、変化球の精度も本来と比較し、今ひとつだった。

それでも4月11日に開幕予定の東京六大学リーグ戦へ修正点が明白となっただけに前向きだった。「きょうは悪い点が見えて収穫でした。チェンジアップを投げる時にまだ緩むけど、真っ直ぐに見せて変化球を振らせないと…。プロは低めの対応力が高いし、詰まらせても振り切っているから安打になる。得たモノは大きい」。

カウントで追い込みながら勝負球を見極められヒットゾーンに運ばれた。本番まで残り3週間。課題をつぶしていく。

主将として戦う姿勢も見せた。2点を追う2回2死、遊撃寄りのゴロを全力疾走で内野安打にすると「高校(木更津総合)大学通じて初めて」の盗塁にトライ。結果は走塁死も無言のゲキがナインを奮起させ、終盤の逆転劇につながった。

無観客のネット裏に集結した8球団24人のスカウトの高評価は変わらない。「本来の球のキレ、制球ではなかった。これから修正してくるはず」とDeNA・八馬スカウト。「きょうは我々の姿に力が入ったけど、貴重な左腕だから魅力はある」とヤクルト・山本スカウトも話した。

次回は29日・亜大とのオープン戦に先発予定。目標のプロへ早川の意識は高い。

(3月22日 プロアマ交流戦 早稲田大 9-6 巨人2軍)



早川君のスカウト評はこちら

早川君のピッチング動画はこちら



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ヤクルト、ドラフトで山本由伸を指名しなかった理由

2020年03月20日

3/19、夕刊フジ27面「元ヤクルトチーフスカウト鳥原公二のトリ物帖」より

2016オリックスドラフト4位 山本由伸
都城高・投手

九産大九州高の梅野雄吾投手(2016ヤクルト3位)は、4年目の昨季68試合に登板。中継ぎとして順調に成長しています。甲子園出場はありませんが、高校時代からいい度胸をしていました。平川監督から「身体能力もむちゃくちゃ高い」という話も聞き「絶対に獲らなければいけない。ひょっとしたら、すぐに使えるかもしれない」と熱心に足を運びました。

担当は関西担当時代に山田哲人を発掘した松田慎司スカウト。いい選手が多い九州を強化するため、私がチーフの時に担当を替えました。九州でも梅野に続き17年には村上宗隆を獲得と、チームに大きな戦力をもたらしてくれています。

スカウトは試合を見たら練習を見る。練習を見たら試合を見る。確認作業の繰り返しを程よい間隔で続けます。ただ、根を詰めて見ない。いい案配のところでやめないと粗が見えてきたりして、本当に大丈夫なのかと不安になってきます。

その典型例が同じ年の九州にいました。都城高の山本由伸投手(2016オリックス4位)を最初に見た時には「これはすごい。いける」と衝撃を受けたものです。スライダーがいいという触れ込みで、評価は梅野よりも上。ところが夏前に見た時には、ボロボロになっていました。

この年のドラフトではオリックスが4位で指名。スカウトが悪い時に見ていなかったのかもしれませんが、よく獲ったと思います。山本は2年目から中継ぎで54試合32ホールドと活躍し、3年目で先発に転向した昨季は防御率1.95でタイトルを獲得しました。

スカウトは経験が役立つ仕事ではありますが、キャリアが邪魔になることもあります。選手をチェックするとき「あの成功した選手と似ている」と引き合いに出せますが、一方で過去の似たような選手のイメージが先行して、新鮮味がなくなる面もあるのです。

頭を整理し、先入観なく見なければいけないということは、スカウトを辞めた今になって強く感じるところです。



下は2016ドラフトでオリックスが指名した選手です。4位指名の山本由伸のスカウト評はこちら

オリックスの2016ドラフト指名選手
1位 山岡 泰輔 東京ガス 投手
2位 黒木 優太 立正大 投手
3位 岡崎 大輔 花咲徳栄高 内野手
4位 山本 由伸 都城高 投手
5位 小林 慶祐 日本生命 投手
6位 山崎 颯一郎 敦賀気比高 投手
7位 飯田 大祐 ホンダ鈴鹿 捕手
8位 沢田 圭佑 立教大 投手
9位 根本 薫 霞ケ浦高 外野手
プロ入り後の成績


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