ヤクルト
度会隆輝(ENEOS)、ヤクルト本気モード4人態勢
2023年09月20日

度会隆輝(ENEOS・外野手) 183cm・右投左打・動画 |
今秋ドラフト1位候補の度会隆輝外野手(動画)が東京ガス戦に「3番・右翼」で出場し、一ゴロ、遊撃内野安打、三ゴロの3打数1安打だった。4人態勢のヤクルトなど5球団が視察。
7回の右翼守備では飛球を追った際、右ふくらはぎをつったため大事を取って途中交代。試合後には「足は大丈夫です。大したことはないので、めっちゃ軽傷って書いてください!」と笑顔で対応。あす20日の茨城トヨペット戦に出場意欲を見せた。
今秋ドラフトは青学大・常広、国学院大・武内など即戦力を期待される大学生投手が豊作。その中で、外野手の度会はアマチュアトップクラスの打撃力が評価され、ドラフト1位候補に挙がっている。その他、野手のドラフト1位候補は上武大の捕手・進藤、花巻東の一塁手・佐々木らがいる。
(9月19日 関東選抜リーグ 東京ガス 6―1 ENEOS)


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細野晴希(東洋大)に12球団集結、ヤクルト高評価
2023年09月19日

細野晴希(東洋大・投手) 179cm・左投左打・動画 |
万全ではなかったが、駆け付けた12球団のスカウトの前で大器の片りんは見せた。最速158キロ左腕・細野(動画)の今季初登板は4回2安打2失点。21年春以来の1部のマウンドを「まだまだ実力不足です」と振り返った。
先発予定だった2日の開幕戦は、試合当日にインフルエンザを発症し登板回避。4日まで練習を行えず、実戦登板は先月28日に158キロを計測したU18日本代表との壮行試合以来だった。
試合後は「インフルエンザ前に比べたらまだ完璧ではない」と明かしたが、2回にはこの日最速150キロを計測するなど、直球主体に3者連続空振り三振。4回は連続四球から2失点したが、ヤクルト・小川淳司GMは「ポテンシャルは高く評価は変わらない。将来、十分戦力になり得る楽しみな投手」と評価した。
チームは今秋リーグ戦初黒星。歴代アマ最速左腕は「チームに迷惑をかけているので次からは勝たせる投球をしたい」とエースとしての覚悟をのぞかせた。
(9月18日 東都大学野球 日本大 6―1 東洋大)


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草加勝(亜大)&西舘勇陽(中大)、ヤクルト高評価

好投手が多い今年の東都。自己最速153キロの亜大・草加(動画)が、最速155キロの中大・西舘(動画)に投げ勝った。「ドラフト1位候補の西舘と先発で戦うのは、もうないかもしれない。ライバル心があるので、そこは負けられないと思いました」
草加は九回途中まで1失点、129球の熱投で今秋初勝利&リーグ通算9勝目(4敗)を挙げた。一方の西舘は7回を4安打1失点と好投したものの、熱中症の症状が出たため降板した。
8月に就任した亜大・鈴木監督は、東洋大に連敗後の3試合目でリーグ戦初勝利。「気持ちを込めて、倒れるくらいまで投げてくれた。100点以上です」と草加の力投を絶賛した。今春に4完封を含む6勝と活躍した右腕は「最後まで投げられなかったのが反省点」と満足せず。3季ぶりの優勝を見据えた。
▼ヤクルト・小川GM(草加と西舘について)
「両方ともいいピッチャーです。そこは変わらない。現状でも戦力となり得る」
(9月18日 東都大学野球 亜細亜大 3―1 中央大)


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草加勝(亜細亜大)、ヤクルト「真っすぐの質いい」

草加勝(亜細亜大・投手) 182cm・右投右打・動画 |
完投を逃したのは不本意だった。亜大の草加(動画)は9回に四球と安打で無死一、二塁とされ降板。1回の1失点だけで、ドラフト1位候補対決を制して今秋初勝利となったが笑顔はなかった。「最初からリズムをつくれなかった中で1失点に抑えたのはよかったが、最後まで投げられなかったのは反省です」
今春は6完封。「1戦目と3戦目は完投するのがエースの仕事と思っている」。生田前監督からの教えを胸に、松山市での今秋開幕戦も負け投手だったが2失点完投。
気温30度を超えて湿度も高かった神宮では、中大の西舘が熱中症気味で7回までで降板。草加はあと1イニングで2連続完投だったがベンチからは限界に見えた。鈴木一央監督は「倒れる限界まで投げてくれた。次もあるので代えさせてもらった。100点満点」と絶賛した。
9安打を浴びながらもツーシームでタイミングも外した。NPBスカウトにもいいアピール。ヤクルト・小川GMは「真っすぐの質がいい。変化球も多彩」と評価。即戦力タイプのミスター完投が、ドラフト1位戦線で輝いた。
(9月18日 東都大学野球 亜細亜大 3―1 中央大)


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西舘昂汰(専修大)、ヤクルト・西武が高評価
2023年09月06日

西舘昂汰(専修大・投手) 188cm・右投右打・動画 |
専大は駒大に敗戦し、開幕戦勝利とはならなかった。ドラフト候補の最速152キロ右腕、西舘昂汰投手(動画)は、NPB11球団28人のスカウトが見守る中で先発登板し、4回を投げ5安打2失点(自責1)だった。
この日は球場表示で最速147キロの直球と要所で変化球を混ぜ4つの三振を奪った。「フォークボールで空振り三振を2つとれたのは収穫」と振り返った。
ヤクルト・小川GMは「真っすぐの投げ分けが出来ていてすばらしい球を投げている」と話し、西武・潮崎編成グループディレクターは「エンジンが大きくて伸びしろも感じるし今の魅力もある」と評価した。
チームは2点ビハインドの9回に1点を返すも惜敗した。斎藤正直監督は「春より粘り強くなった。負けたのは残念ですけど手応えはあった」と前向きに捉えた。
(9月5日 東都大学野球2部 駒沢大 5―4 専修大)


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