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西武

ドラフト超目玉・金丸夢斗(関大)、12球団が注目

2024年03月09日

3/9、デイリースポーツ4面「スポットライトの裏側」より 

金丸夢斗(関西大・投手)
177cm・左投左打・動画

プロ入り前に衝撃の侍デビューを果たした。7日の欧州代表戦で先発した関大・金丸(動画)。この夜は最速151キロの直球が走り、変化球もさえた。2回を無安打無得点4奪三振の完全投球で周囲の度肝を抜き、投手陣によるパーフェクトリレーという快挙の先陣を導いた。

金丸について、6日に日本代表・井端監督が「プロ野球選手が投げるのと変わらず安心して見ていたい」と予告した通りの結果を示した。

プロ12球団が注目するほどのプロスペクトと言っても過言ではないだろう。最速153キロ左腕。今秋ドラフトの超目玉として、既に複数球団が1位指名候補にリストアップしているとみられ、阪神も熱視線を送っている。各球団によるドラフト指名候補の投手の中でも評価はダントツだ。

西武・潮崎スカウトディレクターは「投手でナンバー1。コントロールが良くて真っすぐが強い」と絶賛する。「真っすぐは西武の武内と隅田より強い」。武内は2023年のドラフト1位で3球団競合の末、隅田は2021年に同4球団競合の末に、いずれも西武が獲得した即戦力サウスポー。力強い金丸のストレートの評価はすさまじく高い。

体の強さにも大きな魅力を感じているのが、巨人・岸スカウトだ。金丸は大学1年時からマウンドに上がり、ほぼフル回転で躍動してきた。177センチと決して大きくはないボディーに無限の体力を秘める。「体の芯が強くて、体の使い方がうまい」。投球フォームには抜群の安定感がある。「再現性の高いフォームです。プロで長いシーズンを戦う上では必要です」と高く評価する。

金丸のフォームはパワー系というわけではなく、力感も感じさせないオーソドックスなものだが、「出力が出る」と巨人・岸スカウト。「東(DeNA)に力感が似ている。かぶる部分があります」。

昨季16勝を挙げ最多勝と最高勝率を獲得したDeNAのエース・東を彷彿とさせるほどの素材。直球に加えてスライダー、スプリットなどの多彩な変化球も操り、制球力も抜群。既に完成度は高い。巨人・岸スカウトは「完成度はまだまだ上がります。伸びしろがあります」と期待を込めて語る。

12球団から大きな注目を浴びる、無限の可能性を秘めた超の付く逸材。一体、何球団が今秋のドラフト1位で入札することになるのだろうか。今後の動向を含めて興味は尽きない。



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draftkaigi at 07:33|この記事のURL

清原正吾(慶応大)、西武「お父さんにそっくり」

2024年02月27日

日刊スポーツwebsiteより (source)

清原正吾(慶応大・一塁手)
186cm・右投右打・動画

慶大・清原正吾内野手(動画)が大学ラストイヤーに中軸を任される可能性が出てきた。26日、鹿児島・枕崎市内で行われた「薩摩おいどんカップ」の青学大戦に5番一塁で出場。第1打席で三塁強襲安打を打つと、9回に第4打席が回った。

8回の守備を終えると「よっしゃ、行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ!」と叫びながらベンチへ戻り、士気を上げた。そうして迎えた第4打席は痛烈な打球だったが、惜しくも左飛。「あ~」と手のひらをパチッと合わせて悔しがった。

「あの打球、良かったですね。芯でしたし。運良ければ(本塁打)って感じでした」。おいどんカップは3試合連続で5番スタメンで、このまでで計5安打。試合は敗れたが「今の段階では順調かなと思います。春に上げてもっとレベルを上げていきたい」と晴れやかな表情を浮かべた。

父・清原和博氏譲りのスター性でわかせた。九州最南西端の球場に500人近くが集まった。カツオ漁業が盛んな港町だけあって「枕崎鰹節」と書かれたジャンパーをまとう人もいた。清原が打席に立つと熱気が上がり「息子か」「いよっ!」「男前だな」「(背番号88は)米寿か」などスタンドは多くの笑顔にあふれていった。

清原は集中しており、1つ1つの声までは耳に届かなかった。それでも空気がうれしい。

「いやぁ、ほんと、鹿児島あったかいです。気温もあったかいですけど、人も、周りの方々もみんなあたたかくて。応援に来てくれるのもうれしくて。野球部の目標が『応援されるチームになろう』なので。鹿児島に来ても野球部を応援してくれる方々に感謝したいですし、そういう方々のために、やっぱりリーグ戦、結果出したいです」

話題性にとどまらない。おいどんカップでは3戦連続の「5番一塁」のスタメンで、24日の福岡大戦では3安打。堀井哲也監督も「彼がクリーンアップの一角を打ってもらわないと」と主軸候補として期待を寄せるまでになった。

父の元同僚でもある西武・秋元スカウト育成・統括ディレクターは「走った時の背中の感じとかお父さんにそっくり」と目を細める。満開の清原を、神宮で。春が近づいている。

(2月26日 薩摩おいどんカップ 青学大 8―4 慶大)



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西川史礁(青山学院大)、巨人・西武が打撃を評価

日刊スポーツwebsiteより (source)

西川史礁(青山学院大・外野手)
182cm・右投右打・動画

今秋ドラフト上位候補の青学大・西川史礁外野手(動画)が仕上がっている。慶大戦に「4番中堅」で出場。2点を追う初回、先頭大手から3連打が生まれると、しっかりと左前へ同点適時打。第2、第3打席も安打を放ち、第4打席も深い中犠飛。3安打2打点の活躍だった。

九州最南西端の球場というアクセスながら西武は4人、巨人は3人のスカウトが視察に訪れた。西武・秋元スカウト育成・統括ディレクターは「スイングの速さがあるし、自打球の直後にも我慢して強く振れる。起用さもあると思います」と評価。

巨人・榑松スカウト部次長も「仕上がっていますね。スイングスピードもミート力も兼ね備えているし、対応力もある」とこの日の視察を振り返っていた。

(2月26日 薩摩おいどんカップ 青学大 8―4 慶大)




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西武の話題の新人、宮沢太成(ドラフト5位)

2024年01月25日

1/25、スポーツニッポン2面「球界新士録」より 

2023西武ドラフト5位 宮沢太成
徳島インディゴソックス・投手・動画

白球を追う時間も、机に向かう時間も大切にしてきた。西武5位・宮沢太成(動画)は北大法学部を目指し、県長野高時代は「赤本」を手に1日10時間の猛勉強。「勉強も、野球も、しっかりやりながらもプロを目指したかった」と文武両道を掲げる同大を志した。

1年浪人の末に念願の入学を果たした北大での試験は、机からはみ出る大きさの解答用紙に論述。六法全書を持ち込み、90分間ひたすら難題を解いた。本職の野球では3年秋に4勝を挙げてMVP、ベストナインなど獲得。1年留年によって、最後の1年間は公式戦に出場できないことから、人生最大のチャレンジに挑んだ。

「どんなことがあっても、1年で終わり。思いきり1年間野球をやって、駄目なら潔く引退して、就職しようと。別の道で頑張ろうって思っていました」

1年勝負で独立リーグの四国・徳島に入団。現役大学生であり、独立リーガーの誕生だった。「野球人生の最後になるかもしれないと思って、やり残すことがないように」とできることは全てやった。

お酒も飲まなくなった。1人暮らしで、食事の栄養管理も考えた。得意料理は親子丼だ。「卵と鶏肉をしっかり取るよう意識していた。そんなにお金もなかったですけど。体の半分は親子丼でできているのかな」と笑う。

独立時代は瞬発系のウエートトレーニングを継続し、直球は5キロアップして最速155キロに到達。「(環境が)恵まれていないとは思わないけど、他の選手よりは厳しい環境でやってきた。ハングリー精神はプロに入っても、出して成長していきたい」。異色の経歴を持つ苦労人がプロの世界に飛び込む。



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西武の2024ドラフト補強ポイント

2024年01月19日

週刊ベースボール1月29日号「12球団補強ポイント」より
昨年のドラフトでは支配下指名7選手のうち、6選手が投手。1、2位で即戦力の武内夏暉、上田大河、3位以下で将来性のある杉山遥希らを獲得した。投手編重となっただけに、今年は野手狙いにシフトするか。

特に最大の目玉、明大・宗山塁(動画)がいる。源田壮亮の後継者となる遊撃手もキーになるだけに、成長過程はしっかりと見ていきたい。



西武の歴代ドラフト指名選手はこちら


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