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独立リーグ

喜多亮太(BC石川)、複数球団から調査書届く

2019年10月16日

10/16、スポーツニッポン8面「隠れた逸材ファイル」より

喜多 亮太 (石川ミリオンスターズ・捕手)
177cm・右投右打・動画

ドラフト会議を間近に控えた10月上旬、喜多(動画)は地元の大阪にいた。独立リーグの給料は公式戦期間しか出ないため家業を手伝いながら練習に励んでいた。「去年までは恵まれ過ぎた環境でした。野球を辞めても正社員で残れて。ただ、このままダラダラ続けていても良くないなと」

敦賀気比では強肩強打の捕手として注目された。社会人のセガサミーでも3年目にレギュラーをつかんだがプロには届かず。自身への甘えを捨て、年齢的にも最後のチャンスと考えて高校時代を過ごした北信越地区でのプレーを決断した。

BC・石川では元日本ハムの82勝左腕・武田監督から多くのことを学び「めちゃくちゃ感謝しています」と振り返る。試合中はベンチに帰るたびに配球や投手心理について質問攻めにした。5月に打撃不振に陥った時は、打順を下位から2番に変えられたことで、つなぎの打撃を思い出し復調。自由にやらせてもらう中で、自ら考えてやるプレーの質を高めた。

古巣への感謝の気持ちも忘れていない。「セガサミーの5年間があったから今がある」。同社野球部が応援歌として使う「檄!帝国華撃団」を今季の打席入場曲に使用したのも、そのためだ。

9月にはBC選抜の一員として巨人、オリックスの2軍と戦い最後のアピールを終えた。「捕手として見せられるものは、全部見せました。今はすっきりした気持ちです」。

ドラフトで指名がなければ、野球選手を引退する。必死で駆け抜けた1年間の評価として、複数球団から調査書が届く。明日17日が、喜び多き運命の日になることを祈っている。



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松岡洸希(BC武蔵)、ドラフト指名を待つ

2019年10月14日

10/14、スポーツ報知6面「令和初ドラフト 夢へトライ」より

松岡 洸希(埼玉武蔵ヒートベアーズ・投手)
179cm・右投右打・動画

サイドスローから投じる松岡(動画)の直球は、捕手のミットを突き刺すような力強さがある。躍動感あるフォームは、ヤクルトで128セーブを挙げた林昌勇を彷彿とさせる。「NPBを目指せるところまで来た。高校の時に描いていた夢とは全然違う方向」と目を輝かせる。

投手を始めてから1年半、サイドスローになってから半年しか経っていない。埼玉・桶川西高時代は4番・サードだった。転機は部員が14人しかいなかった3年時。強肩だったことと投手の不足で、監督から「ピッチャーをやってみないか」と言われ、投手へ本格的に転向した。

昨年の最後の夏は埼玉大会1回戦で野村佑希(現日本ハム)率いる花咲徳栄に1-10のコールド負け。途中から登板した松岡は野村に右中間二塁打を許したが、この試合で最速143キロを計測した。「それまでNPBで野球をやる意識は全くなかったけど、上(のレベル)でやってみたいと思った」。大学からの誘いもあったが、最短でプロにいけると考え、独立リーグを選んだ。

昨年10月の自主練習中に肘をけがしたのがきっかけで、BC武蔵入り後の今年4月、上手投げからサイドスローに変更。「投げ方がかっこよかった」と、最速160キロを投げる林昌勇のフォームを研究し続けた。すると最速が148キロにアップ。「自分に合った投げ方だったんだと思う」と松岡は言う。

それまでと異なる投げ方に最初は慣れず、筋肉痛や腰痛に悩まされたが、体幹トレーニングや腹筋メニューを毎日欠かさず、“土台作り”と筋力アップにつなげた。

現在ではフォームも安定し、9月のオリックス2軍との交流戦で自己最速を149キロに更新。同月の巨人ファームとの交流戦で1回を3者凡退に抑えるなどして一気に評価を上げた。今は「自分のボールを投げれば上でも通用するんじゃないかと思った」と夢のNPBが近づいていることを実感している。弱小校からはい上がった右腕に注目が集まる。



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岸潤一郎(四国IL徳島)、ドラフト指名を待つ

2019年10月13日

10/13、スポーツ報知7面「夢へトライ」より

岸 潤一郎 (徳島インディゴソックス・遊撃手)
175cm・右投右打・動画

22歳になった岸潤一郎(動画)は、紆余曲折を経て、四国IL徳島にいた。「1回、野球を諦めて、また独立リーグで野球をやらせてもらった。プロを目指してやってきた」と、現在の心境を明かした。

明徳義塾高では甲子園に4度出場し、通算6勝(3敗)。最速146キロに高校通算26発と投打二刀流で魅せた。1年夏は4強入り。3年夏の1回戦では強打者・岡本(現巨人)を擁する智弁学園に4失点完投勝ちした。18U日本代表では岡本とともに活躍し、アジア選手権準Vに貢献。

プロ志望届を提出せず、拓大に進学。1年春から東都大学リーグに出場したが、2年夏に野球人生が暗転した。右ひじを手術し、3年秋に大学を中退した。「野球ができない言い訳にしていた」と、ケガが一番の理由だった。

「絶対、野球なんかやらん。草野球ぐらいしようっかな」と、道具はバット1本しか残さなかった。その後の2ヶ月間は「無だった。何も考えていなかった」と目標を見失った。

地元に帰り、兵庫・西宮市の野球教室でリハビリを兼ねてアルバイトを始めた。子供に野球を教える中で「野球っておもろいな」と、前向きになれた。その頃に徳島から誘われ、17年秋のトライアウトで特別合格した。

現在は50メートル走5秒8の足が武器で、昨季は最多盗塁(38)と外野手のベストナインを獲得。今季は1番・遊撃などで年間総合優勝に貢献した。

月給はシーズン中のみで10万円程度。シーズンオフに、うどん店や居酒屋でアルバイトをした。一方で、今でも交流がある岡本や阪神・藤浪、西武・森、オリックス・山岡ら甲子園で対戦した好敵手たちはプロの一流選手となった。

「大学に行った当初は、あの時プロに行っておけばよかったと思ったけど、今となっては、回り道できたことで、いろんなことも分かってきた」。あの夏のように、スポットライトを浴びることを信じて、岸は運命の日を待つ。



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松岡洸希(BC武蔵)、10球団から調査書届く

Full-Countより (source)

松岡 洸希(埼玉武蔵ヒートベアーズ・投手)
179cm・右投右打・動画

ルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズの高卒1年目の19歳、松岡洸希投手(動画)に17日のドラフト会議を前にNPB10球団から調査書が届いている。

松岡は9月25日のルートインBCリーグ選抜メンバーとして、オリックス2軍戦に登板。元韓国代表でヤクルトの守護神だった林昌勇投手をほうふつさせるダイナミックなフォームで自己最速の149キロをマークするなど、多くのスカウトの前でアピールしていた。

松岡は埼玉県立の桶川西高校を昨年卒業し、ルートインBCリーグの埼玉武蔵に入団した。高校時代は三塁手で控え投手だったが「上でやっていくには自分は投手がいいと思いました」と本格的に投手に。

元ロッテの角晃多監督、元楽天の片山博視投手コーチ兼選手が体の使い方を見て、オーバースローからサイドスローに転向させると才能が開花。6月に行われたDeNA2軍戦では1イニング3奪三振と好投を見せ、プロの目に留まった。

サイドスロー転向から半年しか経っていないが、伸びしろは十分。昨年の今頃は「(NPBのドラフト候補になるとは)全く想像もしていませんでした」と驚いているが、「これまでやってきたことが間違っていなかったと思います。周りの方々に感謝したいです」と話し、静かに運命の日を待っている。



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ドラフト3度指名漏れの谷田成吾が引退

2018年12月10日

12/10、スポニチwebsiteより (source)

谷田 成吾(徳島インディゴソックス・内野手)
183cm・右投左打・動画

「高橋由伸2世」と呼ばれた男は、スーツ姿で就職活動の毎日だ。「企業の方にお話をうかがったり、OBに相談したり、1日2、3人と会っています」。

アマ球界のエリート街道を歩んできた谷田。しかし、ドラフト会議では、慶大4年の15年、社会人のJX-ENEOS2年目の17年、そして四国アイランドリーグplusの徳島に在籍した今年と、3度とも声が掛からなかった。

「今年が最後と決めていたし、可能性が低いことは分かっていた」。
上位指名確実と言われながら指名漏れした3年前とは「気持ちも全然違う」という。ユニホームを脱ぐ覚悟はできていた。

だから、現役最後の試合も楽しむことができた。10月16日。宮崎でのフェニックス・リーグに四国IL選抜の一員として西武戦に出場した谷田は、第1打席で右中間三塁打を放つと、第3打席では1軍でも実績ある高木勇からバックスクリーンに本塁打を叩き込んだ。

「チームメートも引退試合のように盛り上げてくれて、一生、心に残る試合。早慶戦で優勝を決めた本塁打と同じくらい幸せな瞬間でした」。観衆30人の前で放った1本は、特別なものになった。

谷田は今年3月、JX-ENEOSを退社。単身渡米し、MLB球団とのマイナー契約を目指した。しかし、契約には至らず、2カ月で帰国。無謀な挑戦に否定的な声もあったが、後悔はない。

「余計なプライドは捨て、自分が正しいと思った方向に進む。迷いや引っかかることもあるけど、そういうのはいらないことが今回の挑戦で分かった。これからも目標を見つけたら、そういうふうに生きたい」。プロ入りの夢はかなわなかったが、第二の人生を歩む上での道しるべができた。

慶大の偉大な先輩と比較され、常に付きまとった「高橋由伸2世」という形容詞。「自分ではそう思ったこともないし、ダメな時はその名前のことで、つらい思いもした。でも、由伸2世で自分を知ってもらえたのも事実だし、それで声を掛けてくれた企業もあります。もう少し使わせてもらいます」と笑う。

現在、スポーツに関わるビジネスの仕事から野球とは無縁の一般企業まで、幅広く話を聞いており「年内には決めたい」と言う。「高橋由伸2世」の看板を下ろすのは、もう少し先になりそうだ。


下は谷田君の動画です。



draftkaigi at 13:05|この記事のURL


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