ドラフト会議情報局 2024高校生ドラフト候補 2024大学生ドラフト候補 2024社会人ドラフト候補
2024ドラフト指名予想 スカウト評価 ドラフト候補の動画 ホームにもどる
独立リーグ

BC福島の2024新入団選手(計12人)

2023年12月17日

下はBCリーグ福島レッドホープスの2024年新入団選手です(計12人)。

投手
星野 隆成 大阪産業大
阿部 優太 全府中野球倶楽部
藤田 涼太郎 信越クラブ
加藤 大河 福山ローズファイターズ
鎌田 大輝 四国IL香川
内野手
藁谷 怜桜 小名浜海星高
山田 大和 吉備国際大(中退)
加賀谷 千太 ゴールデンリバース
松堂 秩己 四国IL高知
外野手
三沢 大成 立教大
平山 爽太郎 西多摩倶楽部
松久 颯 日本プロスポーツ専門学校


draftkaigi at 07:01|この記事のURL

指名漏れの佐山蒼空(静清)、四国IL愛媛へ

2023年11月30日

11/30、スポーツニッポン24面より 

佐山蒼空(静清高・投手)
182cm・右投右打・動画

NPBドラフト会議で指名漏れした静清の最速147キロ右腕・佐山蒼空投手が、四国アイランドリーグplus・愛媛で再びNPB入りを目指す。このほど、特別合格が決定。来月にも入団交渉があり正式入団する。

「切り替えました。次のステージで一から戻って挑戦します。1年目で行ってやるという気持ちです」

モチベーションが高いのは当然。NPBへの扉は開かれたままだからだ。実際に大学に行けば指名は最短で4年後、社会人なら3年後。それが独立リーグの場合、高卒でも1年目からドラフトの対象となる。過去にも3人が経験。そのうちの一人にロッテで活躍する角中勝也外野手がいる。

先月のドラフト会議で四国ILから9選手が指名された事実にも背中を押された。愛媛からは3選手。徳島からは椎葉剛投手の阪神2位など6選手の名が挙がった。成長次第では十分チャンス。

50メートルを6秒0で走るなど抜群の身体能力を誇り、球速も今夏県大会直前になって急激に伸びた。182センチの長身に対し体重は78キロ。「この細さで147キロが出たし、筋トレをやりながら体重を増やしていけば150キロは出ると思っています」と自身の伸びしろを信じている。

高校時代の二刀流から投手一本を宣言。「闘争心を表に出し、一本の柱になります。自分の投げた試合は必ず勝つ気でやります」と鼻息は荒い。関わってくれた人たちへも「本気でありがとうと言える選手になります」とキッパリ。その目は輝いている。

draftkaigi at 07:00|この記事のURL

独立リーグからドラフト指名選手が増えた理由

2023年11月10日

デイリースポーツwebsiteより (source)
今年のドラフト会議を振り返ると、独立リーグ出身選手の指名が多かった。支配下枠で6人、育成枠で17人と計23人の名前が呼ばれ、最高位は阪神2位の椎葉(四国ILp・徳島)とロッテ2位の大谷(日本海L・富山)だった。昨年は支配下1人、育成8人だったが、一気に増加した。

なぜ、独立リーグ出身の選手が増えたのか。巧みなドラフト戦略で38年ぶりとなる日本一の礎を築いた阪神・畑山統括スカウトは、まず前提として「レベルは上がってきてると思いますね」と分析。元プロの指導者だけでなく、シーズン中にはプロとの交流戦も実施される。実際にプロとゲームを重ねることで、レベルアップにつながりやすい、アピールしやすい環境にあるとも言える。

また阪神では侍ジャパンにも選出された湯浅、貴重なリリーバーとして日本一に大きく貢献した石井が独立リーグ出身。球界を見渡しても、1軍で活躍する選手が増えてきている。

そういう“時代の変化”も重なり、畑山統括スカウトは「大学に行くよりも独立リーグに行って、1年目から勝負。1年目からドラフト対象になるじゃないですか。大学とか行けば4年間、社会人に行っても高校生だと3年間、ドラフトにはかからないというところでは、独立リーグに行けば1年目からドラフト対象になるわけでしょ。そこで勝負しようという子が増えてきている」と要因を語った。

プロアマ規定により大学・社会人に進めばドラフト指名まで一定の期間が必要になる。その間に故障、フォームを崩すなどしてプロへの道を閉ざす選手もいる。

「独立リーグで、同じ大学行ったりするのと、同じ3年、4年間勝負してみて、ダメなら違う道をという、そこの勝負をかける子が増えてきているのかなと。これだけ独立リーグからも指名が良かったら、してもらえるという流れになってきているのが、余計そういうふうな風潮になってきている」と畑山統括。

例え高卒で指名漏れしても、独立リーグで成長できれば翌年に指名してもらえる。特に18歳前後の選手は、一つのきっかけで飛躍的な伸び方を見せるケースも多い。

またプロ側の環境としても「3軍、4軍がある球団もあって、育成でもかかる可能性がすごく上がってきている中で、そこで育成でもいいからプロに入って勝負したい。その最短ルートが独立リーグというところもあるのかな」と分析した。

今年、独立リーグから多くの選手が狭き門を突破。プロで活躍したい-。その思いがドラフトへ新たなルートを生み出している。



2023高校生のドラフト候補はこちら

2023大学生のドラフト候補はこちら

2023社会人のドラフト候補は
こちら

draftkaigi at 07:00|この記事のURL

椎葉剛(四国IL徳島)、11球団から調査書

2023年10月22日

10/22、スポーツ報知4面より 

椎葉剛( 徳島インディゴソックス・投手)
182cm・右投右打・動画

椎葉(動画)は1年足らずで大化けした。9月29日、各独立リーグの優勝チームが争うグランドチャンピオンシップのBC富山戦。右腕は12球団のスカウトの前で自己最速159キロをたたき出した。昨年11月の入団テストではMAX142キロ。今では常時150キロ台を投げられるようになった。

ドラフトを目前に控え「そわそわして落ち着かない」と苦笑い。11球団から調査書が届き「この1年で『プロを目指せるな』と思った」と、手応えを隠さなかった。

島原中央(長崎)を卒業後、社会人のミキハウスに入社した。3年で目立った成績を残せず、昨オフに戦力外となった。「悔いは残したくない」と、ドラフトで2013年から10年連続でNPBに選手を輩出している徳島の門をたたいた。

「野球人生で一番練習した」。トレーナーの指導で「初めて取り組んだ」という筋トレと食トレで体重を7キロ増の92キロにした。

グラウンドでは、大洋(現DeNA)で捕手、横浜(現DeNA)でコーチなどを務めた岡本哲司監督から提案されたドリルを遂行。体幹や捻転力を安定させた上で、一塁から三塁、三塁から一塁への投球など、自身のパワーをボールに伝える練習を反復した結果、球速が増していった。

岡本監督は「椎葉は元々、体に力がある。リリースに力を集められるようになり、歯車がかみ合ってきた」と、急成長した要因を挙げた。

高卒4年目の佐々木朗希(ロッテ)世代で、まだ大舞台とは縁がない。広島が1位指名を公表した青学大・常広も同学年。「真っすぐで負けたくない。独立リーグはナメられていると思うし、東都ブランドとかに負けたくない」と対抗心を燃やす。

少年時代は阪神ファン。「藤川球児さんのように、打者が分かっていても打てないストレートを投げたい」。無印の剛腕は、大きな野心を持って指名を待つ。



椎葉君のスカウト評はこちら

椎葉君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 07:05|この記事のURL

尾田剛樹(BC栃木)、スカウトの注目度急上昇中

2023年09月26日

9/26、スポーツニッポン17面より 

尾田剛樹(栃木ゴールデンブレーブス・外野手)
175cm・左投左打・動画

今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。

第34回はルートインBCリーグ栃木の尾田剛樹外野手(動画)。独立リーグ挑戦1年目からリーグを代表する外野手となり、スカウトの注目度は急上昇中だ。

独立リーグの選手は、基本的にドラフト会議では育成指名されることが多い。だが、尾田は支配下指名の可能性もある逸材。50メートル走5秒9の快足外野手は1年目の今年、65試合で打率・292、32盗塁の好成績を残した。

攻守に快足を生かしたプレーは輝きを放ち、日に日にスカウト評価は上昇。15日に行われたBCリーグ選抜―巨人3軍戦では「2番・中堅」で出場。初回は三振に倒れるも、4回には右中間三塁打、6回は右前打と結果を残した。

毎年、9月に行われるBCリーグ選抜とNPB球団との交流試合はラストチャンスの意味合いが強い。「力試し」となるNPB相手の試合に、巨人・水野雄仁スカウト部長ら各球団の幹部が集結。アピールに成功した尾田は試合後に「自分は足が売り。出塁を目指していたのでよかった。打撃の波が少なくなってきたと思います」と確かな手応えを語った。

地元・兵庫県からは同じ独立リーグでも四国アイランドリーグplusの方が距離的に近い。昨年まで10年連続指名を達成した徳島球団もある。それでも尾田は故郷から遠く離れたBCリーグの栃木を成長の場に選んだ。

栃木には元巨人の寺内崇幸監督、元ヤクルトの飯原誉士チーフ総合コーチら、NPB経験豊富なスタッフがそろう。

そして、プレーヤーではブルージェイズなどメジャーでも躍動した川崎宗則が所属する好環境。尾田は同じ左打ちで日米通算1526安打の川崎の背中を追った。「走塁でもバッティングでも悩んでいる時に“同じスタイルだから”と一言をもらって楽になりました」と感謝する。

絶好のアピールの場だったNPB球団との対戦で、尾田は相手のボールを呼び込み、対応力の高さを示した。NPBでも適応できる片りんか。「左打ちの快足外野手」は同じタイプが多く、競争も激しいが、その中でも注目できる一人だ。



尾田君のバッティング動画はこちら

draftkaigi at 06:59|この記事のURL


ドラフトニュース検索