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高校

ドラフト注目選手、山下舜平大(福岡大大濠)

2020年10月17日

10/17、スポーツ報知4面より 

山下舜平大(福岡大大濠高・投手)
188cm・右投右打・動画

「しゅんぺいた」―。一度聞いたら忘れない名前を持つ福岡大大濠の山下舜平大(動画)は、投手としての個性も強烈だ。189センチの長身から投げ下ろすストレートは最速153キロ。変化球はカーブしか使わない。

新型コロナウイルスによる自粛期間が、野球人生を変えた。153キロがたたき出されたのは、部活動が再開されて最初に行った6月の西日本短大付との練習試合だった。自身の最速を7キロも更新。「あれで、プロへのスタートラインに立てるんじゃないかと思いました」と振り返る。下半身を鍛えながら体重を12~13キロ増やしたことが、劇的な成長につながった。

8月に甲子園で開かれた合同練習会のシート打撃では、ただ一人150キロをマーク。打者5人から3三振を奪い、スカウト陣が賛辞の声を並べた。「こだわりはスピード。出せるところまで出したい。160キロはいきたいですね。プロは指導のレベルも上がるので、しっかり練習すれば数字は伸びると思っています」

名前の由来は、イノベーション(革新)理論を確立し、世界の経済に大きな影響を与えた学者ヨーゼフ・シュンペーターだという。「あこがれるのは、大谷翔平選手とダルビッシュ選手。メジャーは行きたい場所です」。野球界でワールドワイドにその名をとどろかせるのが夢だ。



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ドラフト隠し玉候補、松木平優太(精華)

2020年10月10日

10/10、スポニチwebsiteより (source)

松木平優太(精華高・投手)
178cm・右投右打・動画

今ドラフト4人目の隠し玉候補を紹介します。8月の高校生合同練習会(甲子園)で初めて精華・松木平(動画)を見たとき、こんな印象を抱きました。高校時代の千賀滉大投手(ソフトバンク)も、こんな感じだったんじゃないかな?」

愛知・蒲郡時代の千賀は無名中の無名。きゃしゃで絶対的に体の力が不足していました。それでも腕の振りの鋭さ、柔らかさは非凡なものがあり、育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。その姿が松木平にもダブって見えるのです。

「昭和の高校球児か?」と思うほど細いのですが、高校入学当時のサイズを聞いてさらに驚きました。1メートル63、55キロと平均的な高校球児よりも小柄な内野手だったそうです。それが1年たつごとに10センチ近く体が大きくなり、現在は1メートル80近い投手らしい上背になりました。

精華は激戦区・大阪で強豪とは言いがたいですが、7月には全国屈指の強打線を誇る履正社と練習試合で対戦。松木平はその試合で最速145キロを計測。6回まで1失点に抑える好投で、一躍スカウトから注目される存在になったのです。

合同練習会でも奥村真大(龍谷大平安)、中山礼都(中京大中京)と甲子園出場経験があるプロ注目打者から三振を奪いました。スピンが利いた直球について本人は「上から角度をつけて投げ下ろす感覚だと指に掛かってスピンが利きやすい」と語っています。

そんな右腕は「おばあちゃんっ子」。祖母・栄子さんが作る豚のしょうが焼きが大好きで、松木平の体が大きくなった要因の一つに栄子さんの協力がありました。体調を崩して親戚の家に転居した栄子さんに、松木平は「僕がプロになったら大阪に帰ってきてね」と電話で約束したそうです。

ハングリー精神と抜群の将来性を持ち、さらにイケメンという原石。スターになる要素は十分にそろっています。



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高橋宏斗(中京大中京)大学進学断念、プロ入りへ

2020年10月07日

10/7、サンケイスポーツ6面より

高橋宏斗(中京大中京高・投手)
184cm・右投右打・動画

視線は「10・26」に向けられた。中京大中京・高橋(動画)がプロ志望届の提出を決意。3週間を切ったドラフト会議の目玉へと躍り出た。

「高校卒業後の進路としては大学進学と多くの方に話していましたが、予定していた進路とは違う形でプロ志望届を提出することになりました。小さい頃からずっと夢に見ていたプロ野球の世界に、自分が志望届を提出できることはうれしく思います」

ドラフト1位指名候補として名前が挙がるなか、希望した進路は慶大への進学。AO入試で受験していたが、この日の午前11時頃に不合格の連絡が入った。「結果が出た瞬間から、落ち込んでいても何も変わらないので次の目標に向かって前に進もうと思いました」。すぐに気持ちを切り替えた。

8月の甲子園高校野球交流試合では、智弁学園戦で10回5安打11奪三振、3失点と力投。疲労感を覚える九回に153キロをマークし「本調子ではなかったけど、調子が悪い中で修正ができたところで自信を持つことができた」と胸を張った。

中森(明石商)、早川(早大)、栗林(トヨタ自動車)らドラ1候補の投手が多い中、高橋も完成度が高く、最速も154キロを誇る。

中日・加藤球団代表は高橋の決断を受け「プロ入りを表明するなら地元の選手だし、考え直さないといけない。1位候補として考えるべき素材だと思う。スカウトと相談する」と話した。12球団のドラフト戦略に大きな影響を与えることは間違いない。

高橋は「憧れられるプロ野球選手になりたい。ストレートを前面的に生かした投球を持ち味にしてやっていきたい」と目を輝かせた。現在も精力的に体を動かしている。12球団OKの姿勢。どんな未来が待っているのか、目が離せない。



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トライアウトで評価急上昇した高校生5人

2020年09月22日

FRIDAY 9月25日号より
野球の聖地に、再び球児たちの青春が戻ってきた。8月29~30日に甲子園で、9月5~6日に東京ドームで、12球団のスカウト約80名、プロ志望届を提出した高校生118名を集めて『プロ志望高校生合同練習会』が行われた。

新型コロナウイルス感染拡大によって活躍の場を失った球児に対する救済を目的として、日本高等学校野球連盟(高野連)と日本野球機構(NPB)が開催を決定。中京大中京の高橋宏斗や明石商業の中森俊介ら有力選手が、進路に悩み参加を見送る一方で、アピールチャンスと意気込む球児たちが溌剌としたプレーを披露した。

8月末に開催された甲子園での合同練習会には、西日本の高校生77名が参加。その中で最も輝きを放った原石は、福岡大大濠の189㎝右腕、山下舜平大(動画)だ。最速153㎞の直球が魅力で、今秋のドラフト会議では1位指名が確実視されている。

シート打撃(実戦形式の打撃練習)では、5人を相手に3つの三振を奪い、最速は151㎞をマーク。球速差と落差のあるカーブで同世代の打者を手玉にとった。試合後の取材では、自身初となる甲子園のマウンドに上った感想を語った。

「聖地のマウンドからの景色には感動しました。福岡のペイペイドームとよく似た硬いマウンドで、自分には投げやすかったです」。直球とカーブの2球種だけで勝負するのは、PL学園時代の桑田真澄と同じ。大物感が漂う。

「それ以外の球種は、上のレベルになってから習得して、幅を広げたいと思っています。ストレートにもまだまだ納得していません。進路はプロ一本です」

一方、打者で注目を集めたのは、中京大中京の大型遊撃手・中山礼都(動画)だ。昨秋の神宮大会で優勝し、今夏、甲子園で行われた交流試合も経験した。夏が終わると木製バットを手に一日1000スイングを自らに課し、父との練習でコンディションを整えてきた。

「小さな頃からプロ野球選手になりたいと思っていた。その夢を叶えたい。自粛期間中からこの日のためにやってきた」。シートノックでは広い守備範囲と強肩を披露。シート打撃では無安打ながら、5つの四球を選び、選球眼の良さをアピールした。

9月に開催された東京ドーム会場には、東日本から41名の選手が参加。その中でスカウトの注目を集めたのが埼玉栄の内田了介(動画)だった。自己最速150㎞には及ばないものの、伸びのある140㎞台中盤の直球を打者の懐に投げ込み、4奪三振、被安打0を記録。練習後の取材で、山下を強烈にライバル視した姿も印象的だった。

「(西日本で注目を集めた山下のように)東日本で目立つ存在になりたいと思っていました。スピードは出るほうだと思うんですけど、スカウトに球質にも目を留めてもらえるような投球をしたいと思っていました。今回の経験は人生の糧になると思います」

打者で出色の活躍をみせたのが青藍泰斗・石川慧亮(動画)だ。左翼席への特大の一発を含む2本塁打を放ち、173㎝と小柄ながら腕っ節の強さを猛アピールした。

また練習会では長打が出なかったものの、一発の魅力でいえば大阪桐蔭の西野力矢(動画)も負けていない。豪快に左足を上げる一本足打法で、1年生の秋から名門校の中軸を担った。まだまだ荒さは目立つものの、先輩である西武の中村剛也や日本ハムの中田翔のように、右の大砲として大化けしていく可能性を秘める。

その他にも多くの才能が輝いた合同練習会。若き才能が、今年もドラフトを大いに盛り上げてくれそうだ。




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プロ志望高校生練習会、神奈川ゼロの理由

2020年09月14日

9/14、日刊ゲンダイ33面「小倉清一郎の鬼の秘伝書」より
コロナ禍でアピールの場が少なかった高校球児のため、史上初の「プロ志望高校生合同練習会」が行われた。先月29、30日に甲子園で77人、今月5、6日に東京ドームで41人が参加した。

しかし、明石商・中森俊介投手、来田涼斗外野手ら、トップ級の選手の多くは参加を見送った。ドラフト候補を多く抱える横浜や東海大相模といった神奈川県の選手は1人も参加しなかった。

有力選手が出なかった背景には、評価を「上げたい」より「下げたくない」という意識が働いた可能性がある。各都道府県の独自大会から、1カ月近く経過している地域もある。通常の練習から3週間遠ざかると、体力やパフォーマンスは、かなり落ちる。

いくら練習会に参加する予定があるといっても、新チームが始動する夏休み期間中に、3年生が思う存分練習ができる環境はないだろう。秋の大会に向けて1、2年生が練習する中、引退した上級生が実戦形式の練習に入るのは気が引けるもの。

室内練習場で、みんなが使わない時間にマシン打撃をするなど、できることは限られる。すでにプロのスカウトに見てもらえている選手なら、練習会に出た方が、かえって評価を下げることになると判断した高校生が多かったのかもしれない。

東京ドームの練習会をテレビで見た。目についたのは、本塁打を放った青藍泰斗・石川慧亮外野手(動画)、5安打を放った上田西・高寺望夢内野手(動画)東海大甲府・渡部海夢外野手(動画)の3人くらい。

プロ志望届の提出が参加の条件だったが、中には“記念受験”のような選手も見られた。NPBだけでなく、大学、社会人、独立リーグの関係者も視察。あるいは大学進学を視野に入れた選手が多かったのかもしれないが、実は大学のスポーツ推薦の場合、この時期にはすでに進学先が決まっていることが多い。

全体的にみれば遅い東京六大学でも明大、法大はその中では早く、高校3年の5月くらいには声がかかり随時内定していく。

8月にセレクションがあり、投手なら球が速い、野手なら打球を飛ばすといった突出した長所を持つ2、3人がセレクション枠で合格することはあるが、参加者のほとんどは合格が決まっている。最も遅い早大でもスポーツ推薦の4人は夏ごろに決定する。

東京六大学以外では、春の大会前後の3、4月に決まることが多い。もっと早いケースでは、2年秋の大会が終わった後の11月ごろに大学から声がかかるケースもある。完全に「先物買い」だ。

当落線上の選手に「どうしてもプロに行きたい」と言われた時、実力的に今は無理だと判断すれば「大学か社会人に行け」とはっきり伝える。

横浜高の教え子では、強いプロ志望だった乙坂智を思い出す。「指名されないかもしれない」と心配したが、「ダメなら米国へ渡ってルーキーリーグからメジャーに挑戦します」とキッパリ言った。父が米国人のハーフ。英語も話せるし、大学に迷惑をかけることもない。それなら「プロの指名を待とう」と認めた。

結局、2011年に横浜ベイスターズ(現DeNA)から5位で指名された。当落線上の教え子がプロの指名を待つのは、ドキドキするものである。


上の記事は「松坂大輔の育ての親」として有名な小倉清一郎氏が書いたものです。下は同氏が横浜高の野球部部長に就任した1994年から退任するまで、同校からドラフト指名された選手。(大学・社会人経由も含む)

選手名指名年度とプロ入り後の成績
紀田 彰一1994横浜1位
斉藤 宜之1994巨人4位
多村 仁1994横浜4位
横山 道哉1995横浜3位
幕田 賢治1996中日3位
中野 栄一1996中日4位
高橋 光信1997中日6位
白坂 勝史1997中日7位
松坂 大輔1998西武1位
矢野 英司1998横浜2位
部坂 俊之1998阪神4位
小池 正晃1998横浜6位
丹波 幹雄1998ヤクルト8位
阿部 真宏2000近鉄4位
後藤 武敏2002西武自由枠
成瀬 善久2003ロッテ6巡目
小山 良男2004中日8巡目
涌井 秀章2004西武1巡目
石川 雄洋2004横浜6巡目
松井 光介2005(大・社)ヤクルト3巡目
佐藤 賢治2006(高校)ロッテ2巡目
福田 永将2006(高校)中日3巡目
円谷 英俊2006(大・社)巨人4巡目
高浜 卓也2007(高校)阪神1巡目
土屋 健二2008日本ハム4位
筒香 嘉智2009横浜1位
荒波 翔2010横浜3位
近藤 健介2011日本ハム4位
乙坂 智2011横浜5位
下水流 昂2012広島4位
田原 啓吾2012(育成)巨人1位
倉本 寿彦2014DeNA3位
浅間 大基2014日本ハム3位
高浜 祐仁2014日本ハム7位


神奈川県の高校からドラフト指名された選手一覧はこちら


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