大学
上田希由翔(明治大)、6球団スカウトの前で本塁打
2023年02月27日

上田希由翔(明治大・三塁手) 183cm・右投左打・動画 |
今秋のドラフト候補に挙がる、明大の上田希由翔内野手(動画)が、オープン戦初本塁打を放った。
6球団9人のスカウトの前で、1回2死三塁から直球を捉え、先制の右越え2ラン。「ドンピシャで振っただけ。ホームランを打てるスイングの力は付けてきたつもり。パワーはついたと思います」と、手応えをつかんだ。
2月8日から10日間行われた沼津キャンプでは「1日何本とこだわらず、納得がいくまで振ってきた」と、全体練習中も時間ができるとバットを手にし、振り込んだ。「打撃練習では感触はいい方です」と胸を張った。
現在、大学通算66安打で100安打も視野にいれる。ホームランを増やし、目指すは3冠王。オープン戦2戦目にして、順調な仕上がりをアピールした。
(2月26日 オープン戦 JFE東日本 6-5 明大)

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尾崎完太(法政大)、5球団スカウトの前で好投
2023年02月26日

尾崎完太(法政大・投手) 175cm・左投左打・動画 |
東京6大学の法大で、今秋ドラフト候補の最速149キロ左腕、尾崎完太投手(動画)が好投した。先発し、4回を被安打2の無失点、5奪三振とした。初回は2者連続三振の後に死球を与えたが、2死二塁で中大4番から見逃し三振を奪い、無失点でしのいだ。
今季のオープン戦は2試合目の登板。「直球を軸にして、カーブやツーシームでいかに散らすか、ということを考えて試合に臨んでいた。しっかりはまったので、自分では80点くらいのいい評価です」と手応えをつかんだ。
投げ込みをして疲れがたまっている時期だが、5球団のスカウトの前で、この日の最速は145キロをマークした。「神宮で、今日みたいな投球ができるようにしたい。最上級生として、チームを波に乗らせるような投球を目指したい」と力強く話した。
(2月25日 薩摩おいどんカップ 中大 10―1 法大)

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亜細亜大の新入生・石川ケニー、4年後ドラ1向け大活躍

石川ケニー(明秀学園日立高・外野手) 176cm・左投左打・動画 |
東都大学野球リーグ・亜大の新入生、石川ケニー外野手(動画)が大学で初の4番を務め、グランドスラムの離れ業を演じ、薩摩っ子の度肝を抜いた。
1点リードで迎えた5回2死満塁のチャンス。ケニーはカウント1-1から慶大のサウスポー・荒井駿也の外角高めカーブをフルスイングした。打球は逆方向に弧を描き、左翼席に着弾。左対左も苦にせず、満塁アーチをたたき込んだ。
「前の打席もカーブが甘めに入ってくる傾向があったので、もう一度狙いにいきました。風にいい形で乗ってくれました」。2回の初打席でも先頭で右前安打を放ち、4打数2安打4打点と主軸の役割を果たした。
茨城・明秀学園日立では投打ともに期待の選手として名を馳せた。「確実に成長できる環境。緊張感があり、精神面が鍛えられる。亜細亜で4年間しっかりやれば、怖いものはない」と亜大の門をたたき、4年後のドラフト1位を目標に掲げる。
前日にチームのグループLINEでスタメンが伝えられ、4番に自らの名を見つけた。「うれしかった。よっしゃ!と思いました」。ほとばしる気合いをバットに込めて、強振した。
生田勉監督は前日、明秀学園日立の金沢成奉監督に「明日は4番でいきます」と伝えた。「ケニーはバッティングが一番いい子。性格がアメリカンで、ハワイアンで、最高です」と大仕事を手放しで称え、「明日か明後日は登板させます。二刀流でいきます」と投手での起用も明言した。
サウスポーとしては最速144キロを誇る。ケニーもブルペンでの投球練習を重ねており、「1イニング、大事な場面でチームの助けにられたら」とスタンバイOKの構えだ。
「構えとスイングだけで、相手に圧がかかるバッティングを目指しています」と理想型を掲げたケニー。怖いもの知らずの若武者が勢いのまま、戦国東都に殴り込む。
(2月25日 薩摩おいどんカップ 亜大6―3慶大)


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広瀬隆太(慶応大)、フリー打撃でスカウト熱視線
2023年02月25日

広瀬隆太(慶応大・二塁手) 182cm・右投右打・動画 |
大学、社会人、プロのカテゴリーを越えた交流戦「薩摩おいどんカップ2023」で、「東京6大学対東都大学」のプライドを懸けた4カードが行われる。
鹿児島市内の平和リース球場で、25日は東京6大学・法大対東都1部・中大(午前10時)、東京6大学・慶大対東都1部・亜大(午後1時)の2試合。26日は、亜大対法大(午前10時)、中大対慶大(午後1時)の2試合。
24日に予定されていた6試合は雨天中止となり、慶大は、鹿児島市内の室内練習場で約4時間の練習を行った。今秋ドラフト候補に挙がる広瀬隆太内野手(動画)はスカウトが熱視線を送る中、フリー打撃で快音を響かせた。
今季初のオープン戦となる25日は、22年の大学野球選手権で優勝した亜大と対戦。慶大は、同大会で21年に優勝している。「初戦なので、今年のいいスタートが切れるように頑張りたい」と意気込んだ。
東京6大学で現役最多の13本塁打をマーク。主将として臨む今季へ、さらに打撃に磨きをかけた。「今まで練習で試してきたことを、オープン戦でいろいろな球に対応できるように、シフトチェンジしていきたい」と話した。
「薩摩おいどんカップ2023」には、亜大や東京6大学の慶大、立大、法大、東大の4大学が参加。社会人からは、昨年の都市対抗野球で優勝したENEOSや、日本選手権で優勝したトヨタ自動車が出場。NPBからは巨人、ソフトバンク、WBCに出場する中国代表も参戦する。

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冨士隼斗(平成国際大)、すでに10球団スカウト視察

冨士隼斗(平成国際大・投手) 180cm・右投右打・動画 |
関甲新学生野球の平成国際大は24日、宮古島キャンプに出発する。昨秋リーグ戦の関東学園大戦で「無安打無得点試合」(2四球17三振)を記録し、大学日本代表合宿でも最速155キロをマークした右腕・冨士隼斗投手(動画)がキャンプ出発を前に「ツーシームのマスター」と課題を挙げた。
180センチ、84キロの体を生かした角度のある直球は、代表合宿で披露したが、慶大・広瀬隆太内野手に直後に左中間スタンドに運ばれた。これまでスライダー、カーブ、チェンジアップという球種を使ってきたが「速い真っすぐでも打たれることはある。変化球、特に落ちる球が必要だと思うし、コントロールもよくしたい」と説明した。
ここまで10球団のスカウトが平成国際大を訪れており、大島義晴監督は、冨士が注目されていることについて「真っすぐも150キロを超えるまでになって、代表合宿でも少しだけど持ち味を出せ、打たれることもわかった。あとは、決め球になる変化球だと思う。高校時代の夏に投げた経験がなかったが、入学時から考えると、遅いペースだけど、心技体の体と心は成長してきているので、まず、この春に技をどれだけアップできるかだと思う」と話している。


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