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ドラフトの目玉・宗山塁(明治大)、右肩甲骨骨折

2024年03月07日

3/7、デイリースポーツ4面より 

宗山塁(明治大・遊撃手)
175cm・右投左打・動画

NPBエンタープライズは6日、侍ジャパンメンバーの明大・宗山塁内野手(動画)が「右肩甲骨骨折」と診断されたことを発表した。

大学生ながら日本代表に抜てきされた今秋ドラフトの超目玉選手。2月29日のオープン戦で死球を受けていたが、代表合流後の5日の全体練習では守備、打撃練習を実施。「どんどん良くなってきている」と話していたが、無念の離脱となった。

井端監督は試合前に取材に応じ、「(試合には)出ないです。(守備にも)就かない」と説明。ただ宗山はベンチ入りし、間近で最高レベルのプレーを見守った。7日の第2戦もチームに帯同する予定で、指揮官は「いいものを見て学んで、今後に取り入れてもらえればいいかなと思います」と話した。

試合前練習で打撃練習は行わなかったものの、遊撃の守備位置に入り、フリー打撃の打球を捕球。スローイングは控えたが、源田らと会話を交わすなどして有意義な時間を過ごした。

(3月6日 侍ジャパン強化試合 日本代表 5―0 欧州代表)



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昨年指名漏れの中山勝暁、国立の三重大医学部へ進学

2024年03月05日

伊勢新聞websiteより (source)

中山勝暁(高田高・投手)
178cm・右投右打・動画

高田高校の最速150キロ右腕・中山勝暁(動画)国立の三重大医学部に進む。県下屈指の進学実績を誇る中高一貫の6年制コースに在籍しながら硬式野球部に所属して「医師」「プロ野球選手」の2つの夢に向かって鍛錬。練習で150キロを計測するなど球速も上がった高校3年目、プロ注目選手と言われるまでに成長した。

「目標でぶれたくない」と「支配下」にこだわってプロ志望届を出した昨年秋のドラフト会議は指名漏れしたが、その後受験勉強に専念。医学部合格を勝ち取った。スポーツドクターの仕事に興味を持っていると言い「けがが多かったので同じような苦しみを持つ人を診られる医者になれれば」と話した

「最初は高校野球をやれる気がしなかった。色んな人が支えてくれたからこそやりきれた」。高田中時代は軟式野球部に所属し守備位置は捕手。肩の強さに目を留めた周囲の勧めもあって高校から硬式野球部に入部し、投手の練習を本格的に始めた。

6年制コースからの硬式野球部入りは約5年ぶりだったが、周囲の理解もあって文武両道を貫けた。「(学業との)両立は自分で言ってきたことなので。最後はプレッシャーではあったんですけど、何とかそれを乗り越えられたことは今後にも生かせられるかなと思います」。

「スポーツはしたい」が、現状では大学で野球を続けるかどうか未定という。進学する三重大でも硬式野球部が活動している。全日本大学野球選手権の出場経験があり、2017年春に3度目の県リーグ優勝を果たすなど安定した実力を持つが「新しい競技もいいんじゃないか」という思いもある。ただ「もうやりたくない、ってことはない」。

3月1日の卒業式後に行われた卒部式では、春から三重大と同じリーグの皇學館大で硬式野球を続行する藤田輝・捕手兼前主将の二塁への送球練習のため、藤田を座らせての全力投球。「硬球を握ったのは今年初めて」だったが、高1からバッテリーを組んだ盟友のミット目がけて力強いストレートを投げ込み、「(感触は)悪くはなかった」と笑顔を見せていた。



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指名漏れの真鍋慧(広陵)、大商大にスポーツ推薦合格

2024年03月02日

3/2、スポーツニッポン4面より 

真鍋慧(広陵高・一塁手)
189cm・右投左打・動画

高校通算62本塁打を誇る広陵の真鍋慧内野手(動画)関西六大学野球連盟の大商大に後期スポーツ推薦で合格したことが1日、わかった。真鍋は昨秋のドラフト会議で希望した3位までに名前が呼ばれず。ドラフト前から3位以内の指名以外は大学進学を希望していた。

真鍋が進学先に選んだ大商大は、広陵・中井哲之監督の母校。昨秋ドラフト後の会見で、中井監督は「大学でひと回り大きくなってほしい。力がないとは思っていないので、悔しさ、切なさをばねにして頑張ってもらいたい」と今後の成長に期待を寄せていた。

大商大は昨秋のリーグ戦で4季連続優勝。真鍋は関西屈指の強豪で鍛練を積み、4年後の指名を待つ。また、鳥取城北の河西華槻捕手の合格も決まった。



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マルハン野球部のセレクションに大学生ら80人参加

2024年02月29日

2/29、サンケイスポーツ4面より
2025年から社会人野球に参入するマルハン北日本カンパニー硬式野球部が28日、千葉・浦安市運動公園野球場で「第1回選手セレクション会」を実施した。大学生ら投手30人、野手50人が参加

元ヤクルト投手で2009年に最多勝(16勝)を獲得した館山昌平監督(2002ヤクルト3巡目)は熱視線を送り「これだけの選手が集まってくださって非常にうれしい。第1回として非常に充実したものになりました」とうなずいた。

午前の投手部門では「データを駆使して、いいところを見つけられたら」と球の回転数などを測定する機器「ラプソード」を設置。一球一球、球筋と数値を確認した。

今後は本拠地・仙台市に室内練習場を建設する計画もあり、来年1月の本格始動を目指す。館山監督は「(創部)3年で(全国)ベスト4。5年で全国優勝するようなチームを作っていきたい」と力強く語った。

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ドラフト候補をチェック、菊地竜雅(明治大)

2024年02月27日

2/27、スポーツニッポン13面より 

菊地竜雅(明治大・投手)
182cm・右投右打・動画

今秋のドラフト候補となる選手にスポットを当てる「スポニチスカウト部」。アマチュア担当記者の独自目線による能力分析とともに、選手たちの素顔を紹介する。第3回は、明大の最速156キロ右腕・菊地竜雅投手。東京六大学野球リーグ戦では登板0の「超秘密兵器」が大学最終年にベールを脱ぎ、ドラフト戦線に躍り出る。

高校時代に逸材と騒がれた選手でも、大学野球で「消える」ことがある。明大・菊地もその危機に直面した。常総学院では完成度の高いプロ注目の存在として、3年夏には152キロをマーク。明大でも期待されたが、3年間を終えて登板はまさかの0。理想の未来と、現実は違った。

「高校を引退した後、肩に違和感が出ました。そこからは治りかけて、また投げて、また再発して…それを2、3回繰り返した。今は痛みなく投げられています」

完治したのは2年秋。巻き返しを狙ったが実戦マウンドから離れていたブランクが、制球難を招いた。昨年、オープン戦で思うような結果を残すことができず、リーグ戦登板を果たせぬままシーズンを終えた。

大学最終学年での「覚醒」を懸けた静岡キャンプは14日、沼津で始動。田中武宏監督は「競争の中にいる選手なのでチャンスを与えます」と奮起を期待した。

今秋ドラフト1位候補の遊撃手・宗山塁主将は「やっぱり一番は真っすぐ。リーグ戦で軸になってくれれば投手陣はさらに厚くなる」と語る存在で、その秘めた力は見れば一目瞭然。実績は皆無とも言っていいが、社会人野球の強豪チームから練習参加のオファーが相次いでいる。

投げられない分、体づくりに励み、1メートル82、95キロのたくましい肉体を手に入れた。最速も高校時代から4キロアップの156キロ。制球難も「体のブレをなくした」と修正したことで改善。視界良好の春を過ごし「菊地だったら“ここ一番で任せられる”という投手になりたい」と誓った。

昨年のリーグ戦で主戦投手として活躍した村田賢一はソフトバンク、石原勇輝はヤクルト、蒔田稔はJFE東日本へ活躍の場を移した。明大が再び、頂点に立つためには菊地の力が必要だ。


draftkaigi at 07:02|この記事のURL


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