ドラフト会議情報局 2023高校生ドラフト候補 2023大学生ドラフト候補 2023社会人ドラフト候補
2023ドラフト指名予想 スカウト評価 ドラフト候補の動画 ホームにもどる
日本ハム

日本ハム、ドラフトと育成が機能しない球団事情

2023年09月14日

9/14、日刊ゲンダイ25面より
「ウチもドラフトと育成でいくよ」。オリックスの福良GMは、2019年のシーズン中、編成部門の責任者に就任すると、旧知の日本ハム関係者にこう言ったそうだ。

「ウチも」と言ったのは「ドラフトと育成」は日本ハムの基本方針だから。日本ハムの二軍監督やコーチを歴任した経験がある同GMは、そのチームづくりこそ理想と判断したのだろう。オリックスはそれまで大金をつぎ込んではFA選手や新外国人を買いあさっていたものの、結果が伴わなかったのだ。

いまや山本と並ぶエース格の宮城が19年のドラフト1位なら、同年2位の紅林は正遊撃手に定着。翌20年ドラ1の山下は今季9勝3敗、防御率1.61とブレークした。彼らが主力に成長したオリックスがリーグ3連覇目前の一方で、ドラフトと育成の「本家」であるはずの日本ハムは2年連続最下位へまっしぐらだ。

「日本ハムはかつて、高校生を上位指名、大学生や社会人は下位で無名選手を狙っていた。即戦力と言われる大学生や社会人が人気になる傾向があるため、素質ある高校生を確実に獲得。若いうちから出場機会を与えて育てて、活発な新陳代謝を行ってきた。けれども、下位に低迷して図式が変わった。

 例えばオリックスが獲得した紅林や山下も上位指名候補に名前があったにもかかわらず、勝ちたい、新球場だからと、大学生や社会人を優先的に指名。彼らが即戦力になればまだしも、そうなっていないうえに、結果として高校生の逸材を逃すケースが多い。勝てないからと即戦力を指名してはアテが外れ、若手を抜擢しようにもタマがないという悪循環です」とは日本ハムOB。




日本ハムの歴代ドラフト指名選手一覧はこちら

オリックスの歴代ドラフト指名選手一覧は
こちら

draftkaigi at 07:03|この記事のURL

前田悠伍(大阪桐蔭)韓国を4回0封、日本ハムの声

2023年09月08日

9/8、日刊スポーツ終面より 

前田悠伍(大阪桐蔭高・投手)
180cm・左投左打・動画

日本がドタバタで迎えたスーパーラウンド(SR)初戦に快勝した。試合4時間前に相手が韓国に決まる異例の事態だったが、エース前田悠伍投手(動画)が動じることなく4回無失点と寄せ付けなかった。わずか47球に抑え、決勝だけでなく、中1日でV候補・台湾との試合にもスタンバイできる状態になった。初優勝へのシナリオが見えてきた。

~以下、前田のスカウト評~

▼日本ハム・稲葉GM
「負けられない試合で、自分の投球ができていた。あれだけ腕を振って抜け感のあるチェンジアップは特殊球。相手は打ちづらいと思う。右打者の内角直球もしっかり投げ込んでいた。より直球を速く見せる投球術を持っている」

(9月7日 U18W杯スーパーラウンド 日本 7―1 韓国)



前田君のスカウト評はこちら

前田君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:03|この記事のURL

前田悠伍(大阪桐蔭)、日本ハム・ソフトバンクの声

2023年09月04日

9/4、日刊スポーツ終面より 

前田悠伍(大阪桐蔭高・投手)
180cm・左投左打・動画

日本のエースが仁王立ちした。ドラフト候補左腕の前田悠伍投手(動画)が、前回王者・米国との大一番に先発。力強い直球と多彩な変化球で強力打線を寄せ付けず、5回2/3を無失点。誤審騒動にも動じず、8奪三振と圧倒した。

日本は継投で米国の猛反撃をかわし、B組唯一の3連勝。1次ラウンド1位通過へ大前進した。今日4日のベネズエラ戦に勝てばスーパーラウンド進出が決まる。

~以下、前田のスカウト評~

▼日本ハム・稲葉GM
「体の大きい米国を相手に、悪条件の中で自分の球も気持ちもコントロールしていて、素晴らしい。国際大会はいろいろなことが起こる中で、動じない、精神的な強さがある」

▼ソフトバンク・福山スカウト部チーフ
「曲がり球、抜く球のコンビネーションなど持ち味を発揮していた。ここまでセンスのあるタイプはなかなかいない。ボディーコントロールや強弱の付け方など、高校生のレベルではない」


(9月3日 U18W杯1次ラウンド 日本 4―3 米国)



前田君のスカウト評はこちら

前田君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:33|この記事のURL

前田悠伍(大阪桐蔭)、巨人・日本ハム高評価

9/4、スポーツニッポン4面より 

前田悠伍(大阪桐蔭高・投手)
180cm・左投左打・動画

高校日本代表が米国を4―3で下し、開幕3連勝を飾った。先発でプロ注目の左腕・前田悠伍投手(動画)が、日米のスカウト陣が見守る前で5回2/3を4安打無失点、8奪三振と快投した。

米国を抑えてこそ、真の侍エースである。台風接近による嵐のような風雨の中で、前回覇者を手玉に取った前田は「米国に投げるのはなかなかできない。楽しもうと思いました」。84球に魂を込め、19年の1次ラウンド以来、2大会ぶりの米国戦勝利に導いた。

序盤、得意球のチェンジアップに反応しない相手を見て「変化球を待たれていたので、チェンジアップの球速を速めたり、遅めたりした」とすぐ対応した。8奪三振の内訳は直球4、チェンジアップ3、カーブ1。「配球が一辺倒にならなかったのが良かった」。全球種が勝負球になる器用さが光った。

巨人、日本ハム、ソフトバンクの3球団スカウトが訪れた。昨年、後に1位指名する浅野に米国でのU18W杯でも密着した巨人は、大阪桐蔭担当の渡辺政仁スカウトが視察。「雨など悪条件に関係なく、結果を残せるのが前田の良いところ」と評価した。

日本ハム・稲葉篤紀GMも「打者を見て投球ができている。素晴らしい」と称えた。大リーグのナ・リーグ球団スカウトの一人は「グッド!チェンジアップがいいね」と目を丸くした。

高校日本代表が出場するようになった04年以降の米国戦大会通算成績を4勝6敗とした。球数制限により、次戦の登板は中3日となる7日以降。前田を7日のスーパーラウンド初戦、そして10日の決勝に登板させる世界一への道筋が見えてきた。

(9月3日 U18W杯1次ラウンド 日本 4―3 米国)


前田君のスカウト評はこちら

前田君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:30|この記事のURL

西舘勇陽(中央大)、日本ハム「投球の引き出し多い」

中日スポーツwebsiteより (source)

西舘勇陽(中央大・投手)
183cm・右投右打・動画

松山市で開幕した秋季リーグ戦は、中大が青学大に7―1で逆転勝ちして雪辱。最速155キロ右腕の西舘勇陽投手(動画)が7イニング1失点で、青学大の常広羽也斗投手との今秋ドラフト候補対決を制して1勝1敗とした。春秋連覇を狙う青学大は春からの連勝が11で止まった。

上々の滑り出しだ。夏に右太ももを痛めて調整が遅れた中大のドラフト候補右腕・西舘が7イニング2安打1失点。「春は自分が1戦目を負けた後、石田が勝ってくれた。今回は逆の形でしたが、3回戦にいけるように一球一球丁寧に投げました」と投球を振り返った。

6月末の侍ジャパン大学代表選考合宿に参加した。しかし、代表から漏れ、7月中旬には右太ももを軽い肉離れ。不本意な夏を過ごしたが、開幕には間に合った。5回に西川のソロ本塁打を浴びたものの、6回に一挙5点で逆転してもらった。「変化球でカウントを取れて、追い込めたのが良かった」。

無四球の投球を視察した日本ハム・坂本スカウトは「本格派なのに投球の引き出しも多い」と評価。即戦力右腕が今秋ドラフト戦線で再び輝きを増し始めた。

(9月3日 東都大学野球 中央大 7―1 青山学院大)



西舘君のスカウト評はこちら

西舘君のピッチング動画はこちら

draftkaigi at 07:00|この記事のURL


ドラフトニュース検索