オリックス
オリックス1位・曽谷龍平、スカウト「アマNo.1左腕」
2022年11月25日

2022オリックスドラフト1位 曽谷龍平 白鴎大・投手・動画 |
オリックスは24日、ドラフト1位で指名した白鷗大・曽谷龍平投手(動画)と仮契約を結んだと発表した。同日、栃木県小山市内で入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円(金額は推定)で合意。背番号は「17」に決まった。
曽谷は球団を通じて「仮契約を終えて、やっとスタートラインに立てたなという印象です。これからいろんな方々の期待に応えられるように毎日が勝負だと思って、しっかりと頑張っていきます。来年の目標は新人王で、開幕から自分の力を出せるようにこれからしっかり準備していきます。将来的には、あこがれの能見さんのように長く活躍できる投手になりたいです」とコメントした。
曽谷は奈良県斑鳩町の出身で182センチ、80キロ、左投げ左打ち。秋田県の明桜高(現ノースアジア大明桜)では2017年夏の甲子園に出場。白鷗大(関甲新学生リーグ)では1年秋からリーグ戦に出場し、通算14勝4敗。今秋は3勝1敗の防御率1・46だった。
最速151キロのストレートにスライダーやカットボールを駆使して三振を奪える力強さを備え、白鷗大では大学日本代表にも選出され、今年7月のハーレム・ベースボール・ウイークでは3試合に救援登板し、通算3イニングを1安打、7奪三振の無失点と好投した。
担当の岡崎スカウトは「アマチュア球界ナンバーワン左腕。スリークオーター気味のフォームから投げるMAX151キロのクロスファイアーは一級品。変化球の精度も良く、1年目から先発ローテーションとしての活躍が期待される即戦力投手」と高評価。
今秋ドラフトの開催前には福良ゼネラルマネジャー(GM)が「ウチの補強ポイントでナンバーワンの評価。真っすぐも強いし、スタミナもある。右(打者)へのインコースのボールも強いし、きっちりと放れる」と、1位指名を公表したほどほれ込む素材だ。


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オリックス3位・斎藤響介、楽天の銀次と対戦したい
2022年11月22日

2022オリックスドラフト3位 斎藤響介 盛岡中央高・投手・動画 |
オリックスからドラフト3位で指名された盛岡中央・斎藤響介投手(動画)が21日、盛岡市内のホテルで契約金4500万円、年俸500万円(推定)で仮契約した。
背番号は今季限りで現役引退した能見投手兼任コーチの「26」に決定。将来のエース候補として期待される右腕は「少し小さい番号なので、緊張もあります。期待を裏切らないように、自分の投球をもっと伸ばしていきたい」と目を輝かせた。
2年夏から背番号「1」をつけた。準優勝だった3年夏の岩手大会は6試合すべてに登板し、防御率0.99を記録。最速も1年冬から9キロ増し、152キロとまだまだ伸びそうだ。177センチ、72キロの細身だが「一回り大きく、体を強くしていきたい」と意欲十分。
楽天・銀次は同校の大先輩で「対戦したい。今まで以上に努力して、少しでも早く上(1軍)の舞台で活躍したい」と決意を新たにしていた。


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オリックス4位・杉沢龍、「任されたところを全力で」
2022年11月20日

2022オリックスドラフト4位 杉沢龍 東北福祉大・外野手・動画 |
オリックスドラフト4位の東北福祉大・杉沢龍外野手(動画)と、同じく育成ドラフト3位の東北福祉大・入山海斗投手が19日、宮城・仙台市内のホテルで入団交渉に臨み、杉沢が契約金4500万円、年俸900万円、入山が支度金350万円、年俸240万円で合意した。(金額は推定)。
仮契約を終え、杉沢は「やっと、ずっと夢見てきた舞台のスタートラインに立てた。人としての意識を高く持って取り組みたい」と決意を新たにした。
色紙には小学校の恩師からもらった言葉でもある“思うは招く”と記し、「小学校からの座右の銘。『何かになりたい』と思いながら練習することで、目標に近づくのではなく目標が近づいてくる」と杉沢。
指名あいさつでは「トリプルスリー」や「2000本安打」と大きな目標を掲げたが、杉沢は「目標は立てたが、その前に1試合1試合の1得点だったり1失点を防ぐ守備だったり、それを積み重ねていくことが重要。任されたところを全力で頑張りたい」と、常に1歩先を見つめている。
4年春にはリーグの打撃3冠を獲得。50メートルは6秒3と俊足で守備範囲も広い。走攻守の3拍子がそろった好打者は、「緊張はしていない。早くプロの世界で野球がしたいです」と新たな舞台を心待ちにした。目の前のワンプレーに誠実に取り組み、大きな目標を引き寄せる。


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オリックス5位・日高暖己、「チームの勝利に貢献したい」
2022年11月19日

2022オリックスドラフト5位 日高暖己 富島高・投手・動画 |
プロ野球ドラフト会議で、オリックスから5位指名された宮崎県立富島高の日高暖己投手(動画)が18日、同県日向市で球団と仮契約を結んだ。日高投手は「気を引き締めて、チームの勝利へ貢献したい」と決意を語った。
日高投手は184センチの長身から投げる最速148キロの直球を武器に、今季チームを3年ぶりの夏の甲子園に導いた。同校からプロ野球選手が誕生するのは初めて。契約金3500万円、年俸450万円(いずれも推定)で、背番号は47に決まった。
会見に同席したオリックスの縞田拓弥担当スカウトは「体作りをしっかりして、持てる能力を存分に発揮してほしい」と期待を寄せた。息子の晴れ姿を見ようと会場を訪れた父大介さんは「感無量。ファンに可愛がられる選手になって」と目を細めていた。


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オリックス2位・内藤鵬、飛距離では誰にも負けたくない
2022年11月17日

2022オリックスドラフト2位 内藤鵬 日本航空石川高・三塁手・動画 |
オリックスからドラフト2位指名された日本航空石川の内藤鵬内野手(動画)が16日、石川・金沢市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸600万円(いずれも推定)で背番号は25に決まった。
高校通算53本塁打を放った未来の大砲はプロでの目標に通算500本塁打を掲げた。「これから一生懸命頑張っていこうと思います。飛距離では誰にも負けたくないと思っている。誰からも愛される選手になれるように」と意気込んだ。
背番号25はオリックスの前身・阪急で通算代打本塁打27発の世界記録を樹立した高井保弘氏が、1973年から引退する82年まで背負っている。今季まで西村凌が着けていた。


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