阪神
丸山和郁(明大)に3球団、阪神「足と肩は魅力」
2021年03月04日

丸山和郁(明治大・外野手) 174cm・左投左打・動画 |
俊足巧打でプロ注目の明大・丸山和郁外野手(動画)がオープン戦出場2戦目、東京ガスの右腕・臼井浩投手から2打席連続安打を放った。
「1本目(中前打)は落ちる球、たぶんツーシームだったと思う。2本目(二塁内野安打)は落ちる感じの球に合わせて、とんだところがよかった。前の試合で4打席出なかったので、ホッとした。3打席目を何とかしたかった」
左投げ左打ちで、前橋育英高時代は投手も兼ね最速144キロをマークしたほどの強肩、走れば50メートル走5秒8で甲子園で8盗塁を記録しているスピードスターは、春から大学の最終学年を迎え、主将としてけん引する。
この日は広島、阪神、日本ハムのスカウトが視察。阪神・平塚スカウトは「ミートはしっかりできるし、足と肩は魅力で、守備範囲が広い」と評価した。試合は、八回に東京ガスの5番・富岡泰宏外野手に満塁ランニング本塁打などが出て、明大は敗れた。
(3月3日 オープン戦 東京ガス 5-0 明治大)

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阪神、北山亘基・牛島樹・久保田拓真ら生チェックへ
2021年03月03日

今年も「地元の逸材」を生チェックする。阪神2軍は5日から3日連続で京産大、天理大、関大とプロ・アマ交流戦を予定。いずれの大学にも今秋ドラフト候補がおり、スカウトと現場の異なる視点から「金の卵たち」の実力を測る。
京産大には「平野2世」の呼び声高い最速151キロ速球とスプリットを武器に、高い奪三振率を誇る本格派右腕の北山亘基がいる。
最近2年連続でプロ選手を輩出する天理大は148キロ右腕の牛島樹と、中止になったが昨年12月の侍ジャパン大学候補合宿メンバーに選出された、スリークオーターから右打者へのクロスファイアに定評ある145キロ左腕の井奥勘太の両輪が存在する。
関大の1メートル84、96キロの大型捕手、久保田拓真(動画)は二塁送球完了タイム1秒84を誇り19年秋の明治神宮大会・東海大戦で逆転の3点三塁打を放つなど大舞台での勝負強さも光る。1年春からリーグ戦に出場し63試合で2本塁打を含む75安打を記録する野口智哉(動画)は強肩好打の遊撃手として注目を集める。
近年では近本(当時大阪ガス)や佐藤輝(当時近大)と「直接対決」して能力を見極め、その後のドラフト指名につなげた。今回も厳しいプロの目で「本物」を探し出す。




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小園健太(市和歌山)、阪神・日ハムスカウト視察
2021年02月28日

小園健太(市和歌山高・投手) 184cm・右投右打・動画 |
第93回センバツ高校野球大会に出場する市和歌山の最速152キロ右腕・小園健太(動画)が27日、和歌山市の同校で紅白戦に先発。6回を4安打無失点、8奪三振、1死球に抑えた。
25日に148キロを計測した今秋ドラフト上位候補は「あまり良くなかった。寒すぎて制球が荒れていた」と、この日は144キロ止まりだったが、視察した阪神と日本ハムのスカウトの視線をくぎ付けにした。
23日の組み合わせ抽選会で、県岐阜商と第4日第1試合に対戦することが決定。東海大会準Vの強豪が相手となり「床に倒れ込みました」と苦笑しながらも「全打者、振ってくるイメージ。立ち上がりから攻めていけたら」と研究を開始。
チームも現3年生の左腕2投手に投げてもらい、相手の主戦サウスポー・野崎慎裕の対策を始めた。


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阪神の申し子の高校生ドラフト候補はロッテファン
2021年02月24日

松川虎生(市和歌山高・捕手) 178cm・右投右打・動画 |
3月19日に甲子園球場で開幕するセンバツの組み合わせ抽選会がオンラインで行われた。最速152キロ右腕・小園健太投手(動画)と強打の松川虎生捕手(動画)のプロ注目バッテリーを擁する市和歌山は、大会第4日第1試合で県岐阜商との1回戦が決まった。
オンラインでクジを引いた主将・松川は、これまでどおり「日本一の目標はぶれない」と明言。県岐阜商の捕手・高木もプロ注目で「(意識は)少しある」と相手に不足はない。
松川にとって甲子園は、生まれた時から運命付けられていた場所だ。「虎生」という名は、「阪神の大ファン」という母方の祖父が命名した。
松川が生まれた2003年10月20日は、星野仙一監督率いる阪神が18年ぶりにリーグ優勝し、ダイエー(現ソフトバンク)と日本シリーズを戦っていた最中。「虎に生きる」と名付けられた孫は、強肩強打のプロ注目選手となって聖地にたどり着いた。
178センチ、98キロの堂々とした体躯で、高校通算31本塁打。センバツでは「3本が目標」と掲げる。本人はロッテファンだが、好きな選手は「阪神・梅野」。中学時代からバッテリーを組み、全国制覇も成し遂げた小園とともに、夢の舞台で躍動する。


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飯田琉斗(横浜商大)に4球団、阪神が高評価
2021年02月23日

飯田琉斗(横浜商科大・投手) 186cm・右投右打・動画 |
今秋ドラフト候補で最速154キロ右腕の横浜商大・飯田琉斗投手(動画)がENEOSとのオープン戦で今年初の対外試合に登板した。阪神など4球団スカウトから視察される中、3回3失点。直球は149キロと「捉えられた真っすぐは1球もなかった」と手応えをつかんだ。
今後は空振りを奪えるように精度を磨いていく。阪神・吉野スカウトは「この時期にこれだけ腕を振って投げられたら上出来」と評価した。
(2月22日 オープン戦 ENEOS 13-2 横浜商大)

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