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阪神

西勇輝、阪神を選んだ本当の理由とプロテクト問題

2018年12月13日

12/13、日刊ゲンダイ31面より

2008オリックスドラフト3位 西勇輝
菰野高・投手・18歳

「環境を変えたくなかった」。先日、阪神入りを表明した西勇輝(2008ドラフト3位)は、その理由をこう語った。オリックスからFA宣言し、阪神だけでなくソフトバンク、DeNAが争奪戦に参戦。オリックスも宣言残留を認めていた。「条件面ではソフトバンクが圧倒していた」とは、さる阪神OB。

「ソフトバンクは、4年総額26億円といわれる大型契約を用意。調査をしていた中日は参戦せずに撤退したくらいです。阪神は矢野監督が就任し、喉から手が出るほど欲しかったが、提示額は4年総額16億円程度。ソフトバンクとは10億円の開きがあった。それでも西が阪神入りを決めたのは、家庭の事情も加味したのです」

西は、16年オフに一般女性との結婚を公表している。前出OBが続ける。

「ここ1、2年の間に、大阪市内にマンションを購入し、奥さんも慣れ親しんだ大阪に愛着があるそうです。FA解禁前から在阪球団である阪神が有利といわれていた。そこにソフトバンクが参戦したことで、阪神も当初の4年10億~12億円から誠意として条件を上方修正。西サイドとしてはウハウハの結果になった。阪神のフロントは11月16日に大阪で行われた西との1回目の交渉直後に、グラスを傾けながら食事をしていたそうですから、当初から勝算があったのでしょう」

一方、西を阪神に強奪されたオリックスは今後、阪神から28人のプロテクトリストを受け取り、人的補償を求めるかどうか検討に入る。すでにオリックスは「糸井や福留、鳥谷ら高年俸のベテランがプロテクトから外れた場合、指名する可能性がある」と心理戦を仕掛けているが・・・。某オリックスOBがこう言う。

「12年に寺原がソフトバンクへFA移籍した際は、ベテランの馬原を獲得した。ただ、本当に糸井や鳥谷を取りに行くつもりがあるなら、マスコミにそんな話はしない。ブラフでしょう。狙いはむしろ、阪神がベテランを優先し、28人のボーダーライン上にいる若手有望株とみている。

面白いのは大卒4年目を終えた江越大賀。両打ち転向を指示され、結局断念するなどなかなか芽が出ないが、身体能力が高く、肩や足、守備は一軍でも十分に通用する。矢野監督はそこそこ評価しているようですが、阪神内より他球団の方が評価が高い選手。課題の打撃もウエスタンでは打率.212ながら、15本塁打でリーグ2位。ノビノビした環境かつ、力勝負が主流のパ・リーグの方がマッチするかもしれない」


オリックスはどんな「お返し」をするのか。



下は2008ドラフトでオリックスが指名した選手です。西は3位指名入団。プロでの成績はこちら

オリックスの2008ドラフト指名選手
1位甲斐 拓哉東海大三高投手
2位伊原 正樹関西国際大投手
3位西 勇輝菰野高投手
4位高島 毅青山学院大内野手
5位西川 雅人四国九州IL愛媛投手
プロ入り後の成績


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阪神、社会人2投手を上位候補にリストアップ

12/13、スポーツニッポン2面より
阪神が、来秋ドラフトに向け社会人屈指の両腕を上位候補としてリストアップしていることが12日、わかった。JFE西日本の145キロ左腕・河野竜生投手(動画)東海理化の150キロ右腕・立野和明投手(動画)で、即戦力候補といわれる2人も、虎のドラフト戦線を熱くしそうだ。

河野は阪神の本拠地である甲子園にも縁深い。鳴門時代は1年生から主戦としてフル回転。3年連続で夏の甲子園大会に出場し、3年生だった16年夏はチームを8強へと導いた。

社会人入り後も順調に成長を遂げ、今秋の日本選手権では宮崎梅田学園と日本生命を相手に2完封を記録。決勝で三菱重工名古屋に惜敗したが、大会を通じて計27回を投げ1失点と抜群の安定感を誇った。174cmと上背こそないが、81キロとがっちりとした体格からキレある球を投げ込む。球団関係者も「2位までに消える」と高く評価している。

181cm、77kgと均整のとれた体格の立野は、中部大第一では甲子園出場経験こそないが、入社2年目の今季に才能を開花させた。

秋の日本選手権が圧巻で先発した1回戦の室蘭シャークス戦では初回に自己最速を1キロ更新し大台に到達する150キロを計測。6回まで完全投球を展開しタイブレークに突入した延長12回も投げ抜き4安打1失点完投。チームに二大大会初勝利をもたらした。球団関係者も「来年の目玉(の1人)になる」とうなずく。

来秋のドラフト戦線は「高校四天王」と称される大船渡の157キロ右腕・佐々木朗希投手(動画)を筆頭に星稜・奥川恭伸投手(動画)創志学園の西純矢投手(動画)横浜の及川雅貴投手(動画)ら高校生にも逸材が揃う。将来性を重視するのか、それとも即戦力を獲得するのか・・・。答えが出る来秋まで、猛虎はマークを続けていく。



立野君(東海理化)のスカウト評はこちら



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阪神、2018ドラフトは「小粒・欠陥選手多い」

2018年12月05日

12/5、日刊ゲンダイ30面より
「歴代の5番をつけられた先輩方のように活躍したいと思う」。3日、阪神が大阪市内のホテルで新人7選手の入団を発表。ドラフト1位で即戦力との触れ込みの大阪ガス・近本光司外野手(動画)は背番号5のユニホームに袖を通してこう言った。

阪神の背番号5といえば新庄剛志が有名だが「新庄ほどスケールは大きくない。バッティングがシュアで足が速い。タイプとしては赤星でしょう。ただ、外れの外れとはいえ1位で指名するほどの選手なのかどうか。ウチでは3位に評価していましたから」と、在京球団の編成担当者がこう続ける。

「野手は全体的に小粒です。2位の延岡学園・小幡竜平(動画)は内野手で守備はバツグンでも、あまりに覇気がない。プロでは時間がかかりそうだというので、ウチはリストからも外した。3位のホンダ・木浪聖也(動画)は守備が堅実で打撃もいいショートですが、足も守備も新人王を獲得した源田(西武)の社会人時代には遠く及ばない。ウチは4位に評価していた。野手で将来、中軸を任せられるような選手は見当たりません」

ちなみに投手は4位で右腕のホンダ・斎藤友貴哉(動画)5位で左腕の創成館・川原陸(動画)6位で右腕のBC富山・湯浅京己(動画)の3人を獲得したものの「斎藤と湯浅はいずれも球は速いけど、大きな欠点がある。斎藤は細かいコントロールがなく、湯浅は決め球にできる変化球がない。ウチはそれで指名リストから外したのです」(同)。

今季、最下位に沈んだ阪神。チーム本塁打85はリーグワースト、総得点577と打率・253はいずれもリーグ5位だ。ドラフトで小回りの利く選手をかき集めて、懸案の得点力不足を解消できるのかどうか。



下は2018ドラフトで阪神が指名した選手です。

阪神の2018ドラフト指名選手 
×藤原 恭大   
×辰己 涼介    
1位近本 光司 大阪ガス 外野手
2位小幡 竜平 延岡学園高 内野手
3位木浪 聖也 ホンダ 内野手
4位斎藤 友貴哉 ホンダ 投手
5位川原 陸 創成館高 投手
6位湯浅 京己 BC富山 投手
育1片山 雄哉 BC福井 捕手


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阪神がスカウト会議、来年は投手中心にマーク

12/5、デイリースポーツ2面より
阪神は4日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を行い、今年のドラフトについて検証を行った。畑山チーフスカウトが統括スカウトとなって臨む2019年ドラフトは、豊作とされる投手を中心にマークしていく見通しとなった。

今年のドラフトは上位3人を野手で固めた。球団関係者は「来年は大学・社会人でも投手が豊作。(12球団1位の)12人が投手でそろうことになるかもしれない」と語るなど、高校生だけでなく大学・社会人でも即戦力投手が数多くそろう。

社会人ではJR東日本の太田JEF西日本の河野(動画)らが来季、高卒3年目でドラフト解禁となる。大学では下級生から日本代表入りした明大・森下(動画)東北福祉大・津森(動画)らの名前が挙がる。

チームでは小野、才木、望月ら若手投手陣が芽を出してきており、その競争相手となる即戦力投手を指名するか、それとも次世代を形成するために高校生投手を優先するのか・・・。来季のチーム状況を見ながら判断していく方針だ。



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ドラフト選手の家庭の事情、斎藤友貴哉(阪神4位)

2018年11月21日

11/21、日刊ゲンダイ30面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2018阪神ドラフト4位 斎藤友貴哉
ホンダ・投手・動画

野球の申し子だ。ホンダ・斎藤友貴哉(動画)の父・雄一さんは山形の東根工高(村山産業高に統合)の野球部でショートを守り、母・千架子さんも山形城北高のソフトボール部でセカンドだった。中学時代はソフトボール部だった雄一さんが野球を始めたのは高校から。就職後も10年ほど会社の軟式チームで野球を続けた。

千架子さんは子どものころからバレーボールやバスケットボールなど球技が好きだった。3歳上の姉の友香理さん(26)も、高校のソフトボール部でショートを務め、県大会で上位に食い込んだこともある。

斎藤はそんな両親のもとに1995年1月15日、第2子として生まれた。身長55センチ、体重3600グラムの大きな赤ん坊だった。千架子さんは斎藤が野球を始める直前の小学2年から1年ほど、水泳を習わせた。野球をやる前に基礎を身に付けて欲しかったからだ。

そして、今や184センチ、91キロとなった体づくりもサポートした。自宅通いだった山形中央高時代、野球部の方針もあって2年生のころから毎晩、米3合を食べさせ、朝はご飯とおかずがいっぱい詰まった大きな弁当箱を持たせた。

「体を大きくするのが私の仕事だと思っていました。野菜はあまり食べなかったので、おかずは肉類で“攻め”て、青汁だけは必ず飲ませていました」(千架子さん)

雄一さんは野球に関して特別何も言わなかったが「礼儀正しく、挨拶だけはきちんとしなさい」と教えた。「きちんと立ち止まって、お辞儀もしなさいと。歩きながらの“流れ”の挨拶だと相手にきちんと伝わらないからダメだ、ということは何度も言いました」(雄一さん)

そんな父は、斎藤が桐蔭横浜大に通っていた3年前、勤めていた会社を辞め、雄一さんの父、つまり斎藤の祖父が営んでいた製造業の会社を継いだ。そして昨年6月、一念発起して会社を畳み、居酒屋経営を中心とした会社を設立した。雄一さんは言う。

「たまたま知り合いから“やってみないか”と声をかけられたのがきっかけです。居酒屋以外には運転代行などもやっています」

サクランボの生産が全国一を誇る東根市にある居酒屋の屋号は「だるま」。地元の人たちに愛される店にするべく、オーナーとして経営に専念、店には立っていない。斎藤がドラフト指名されたことで、知人から連絡が来ることもあるが、今は騒ぎにならないよう極力、店に行くことは控えているという。

「息子のユニホームを飾ったり? それはしていません。たぶん息子から“やめてくれ”と言われると思いますから(笑い)。あくまでひっそりとやっています」(雄一さん)。売り上げは1日平均4万~5万円、月商は100万円ほど。世間ではアベノミクスで景気が良くなったなんて言われるが・・・。

「東京の方はどうかわかりませんが、こっちではまだその恩恵は感じませんね・・・(苦笑い)。後々は店舗数を増やしていけたらと考えていますが、まだまだこれからです」(雄一さん)

千架子さんは雄一さんの独立を機に、土産屋の販売員の仕事を始めた。プロ入りした息子と同様、両親も夢を追い続けている。



下は2018ドラフトで阪神が指名した選手です。4位指名・斎藤友貴哉のスカウト評はこちら

阪神の2018ドラフト指名選手 
×藤原 恭大   
×辰己 涼介    
1位近本 光司 大阪ガス 外野手
2位小幡 竜平 延岡学園高 内野手
3位木浪 聖也 ホンダ 内野手
4位斎藤 友貴哉 ホンダ 投手
5位川原 陸 創成館高 投手
6位湯浅 京己 BC富山 投手
育1片山 雄哉 BC福井 捕手


draftkaigi at 07:10|この記事のURL

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