阪神
阪神、スカウト全員で甲子園ドラフト候補を視察
2024年03月19日
日刊スポーツwebsiteより (source)
第2の門別を見逃すな? センバツが開幕し、例年通り阪神スカウト陣は全員でバックネット裏に陣取った。高校生の視察が本格スタート。今年は明大・宗山塁内野手、関大・金丸夢斗投手が軸になるドラフトだが、昨秋は1人も取らなかった高校生投手も幅広くマークしていく。
前日17日に行われたスカウトの会合では、各担当がセンバツ注目選手をリストアップ。ただ、総合的な指名方針は示されなかった。「年間、見ていく中でどんな選手が出てくるか。それによって決まっていく」と球団関係者。一方で、既存戦力が充実しているだけに、高校生を狙いやすい年であるとも話した。
開幕試合ではさっそく八戸学院光星の左腕・洗平比呂投手(動画)が9回2失点の力投。甲子園の球速表示が不調で、あまり表示されなかったが阪神のスピードガンでは144キロを計測した。「高い球を打たれたけど、やはりいい投手」との声が上がった。
今大会の投手では地元兵庫の報徳学園・今朝丸裕喜(動画)を高く評価する。ほかにも作新学院・小川哲平(動画)、大阪桐蔭・平嶋桂知(動画)ら大器が多い。高卒入団2年目で早くもブレークが期待される門別や茨木らのように、甲子園も含めた逸材にアンテナを張り巡らせる。
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第2の門別を見逃すな? センバツが開幕し、例年通り阪神スカウト陣は全員でバックネット裏に陣取った。高校生の視察が本格スタート。今年は明大・宗山塁内野手、関大・金丸夢斗投手が軸になるドラフトだが、昨秋は1人も取らなかった高校生投手も幅広くマークしていく。
前日17日に行われたスカウトの会合では、各担当がセンバツ注目選手をリストアップ。ただ、総合的な指名方針は示されなかった。「年間、見ていく中でどんな選手が出てくるか。それによって決まっていく」と球団関係者。一方で、既存戦力が充実しているだけに、高校生を狙いやすい年であるとも話した。
開幕試合ではさっそく八戸学院光星の左腕・洗平比呂投手(動画)が9回2失点の力投。甲子園の球速表示が不調で、あまり表示されなかったが阪神のスピードガンでは144キロを計測した。「高い球を打たれたけど、やはりいい投手」との声が上がった。
今大会の投手では地元兵庫の報徳学園・今朝丸裕喜(動画)を高く評価する。ほかにも作新学院・小川哲平(動画)、大阪桐蔭・平嶋桂知(動画)ら大器が多い。高卒入団2年目で早くもブレークが期待される門別や茨木らのように、甲子園も含めた逸材にアンテナを張り巡らせる。
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坂口翔颯(国学院大)、巨人・阪神のスカウト視察
2024年03月14日
サンスポwebsiteより (source)
今秋のドラフトで注目される最速153キロ右腕・坂口翔颯投手(動画)が先発し、2回無安打、無四球、2三振、無失点。東都大学野球春季リーグ戦へ向け、調整が順調なところを見せた。
「オープン戦、ここまで2試合はいろいろ試したかったことをやっていて、打たれたこともあった。きょうは打者を見て、どう抑えられるか考えて投げることができて抑えられた」
1年春にデビュー。ここまで3度リーグ優勝を経験し通算10勝7敗、防御率2.16。西武にドラフト1位で指名された先輩の武内夏暉投手を含む6人の投手が昨秋ドラフトで1位指名された東都1部で今秋注目の右腕だけに、この日も巨人、阪神のスカウトが視察。
最終学年を迎える立場を理解したうえで、ゆったりとしたフォームから直球、チェンジアップなどを巧みに使い、危なげない投球だった。
「1年の時は、リーグ戦で投げさせてもらえるだけでいいという気持ちだった。2年でチーム全体のことが少し考えられるようなって、3年では武内さんの存在で高められた。今度は先発でいける投手が自分以外にどれだけいるかわからないところで、自分が先発した試合は全部勝てるようにして、それ以外でも苦しいときにはリリーフできるようにしていきたい」
3季ぶり5度目のリーグ優勝、その先の全日本大学野球選手権初優勝という目標を見据え、開幕からフル回転する気構えを見せている。
(3月13日 オープン戦 国学院大 5―2 拓殖大)
坂口君のピッチング動画はこちら
坂口翔颯(国学院大・投手) 180cm・右投右打・動画 |
今秋のドラフトで注目される最速153キロ右腕・坂口翔颯投手(動画)が先発し、2回無安打、無四球、2三振、無失点。東都大学野球春季リーグ戦へ向け、調整が順調なところを見せた。
「オープン戦、ここまで2試合はいろいろ試したかったことをやっていて、打たれたこともあった。きょうは打者を見て、どう抑えられるか考えて投げることができて抑えられた」
1年春にデビュー。ここまで3度リーグ優勝を経験し通算10勝7敗、防御率2.16。西武にドラフト1位で指名された先輩の武内夏暉投手を含む6人の投手が昨秋ドラフトで1位指名された東都1部で今秋注目の右腕だけに、この日も巨人、阪神のスカウトが視察。
最終学年を迎える立場を理解したうえで、ゆったりとしたフォームから直球、チェンジアップなどを巧みに使い、危なげない投球だった。
「1年の時は、リーグ戦で投げさせてもらえるだけでいいという気持ちだった。2年でチーム全体のことが少し考えられるようなって、3年では武内さんの存在で高められた。今度は先発でいける投手が自分以外にどれだけいるかわからないところで、自分が先発した試合は全部勝てるようにして、それ以外でも苦しいときにはリリーフできるようにしていきたい」
3季ぶり5度目のリーグ優勝、その先の全日本大学野球選手権初優勝という目標を見据え、開幕からフル回転する気構えを見せている。
(3月13日 オープン戦 国学院大 5―2 拓殖大)
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金丸夢斗(関西大)、阪神が熱視線「1位競合確実」
2024年03月05日
3/5、デイリースポーツ1面より
阪神が今秋のドラフト1位候補に、最速153キロ左腕・金丸夢斗投手(動画)をリストアップしていることが4日、分かった。大学球界No.1左腕は6、7日に強化試合・欧州代表戦に臨む侍ジャパンに選出されており、7日に先発予定。阪神は今後も地元・兵庫県出身の逸材に熱視線を送り続けていく。
左腕王国の強化へ向けて、阪神は金丸を今秋ドラフトの最上位指名候補に据えた。球団関係者は「能力が高いし、ドラフト1位で競合するのは間違いない」と他球団と同様に高評価していることを明かした。
兵庫県神戸市出身の金丸は神港橘で甲子園出場経験はないが、関大進学後に才能が開花した。最速153キロで高い制球力も評価されている左腕。カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど変化球も多彩だ。
関西学生リーグでは現在18連勝中で、3年秋までで通算19勝2敗、防御率1.07。高校と大学の先輩、山口高志(元阪神コーチ、現関大アドバイザリースタッフ)が持つリーグ記録の21連勝まであと3勝に迫っている。
2023年12月には愛媛県松山市で行われた大学日本代表候補の強化合宿に参加。視察した侍ジャパン・井端監督から高い評価を受けて6、7日に強化試合・欧州代表戦に臨む代表に選ばれた。明大・宗山らとともに、12年に代表が常設されてからドラフト指名前の大学生がトップチームに選出されるのは初の快挙となった。
阪神は以前から担当スカウトだけではなく、畑山統括スカウトも投球をチェック。嶌村球団本部長も活躍ぶりを把握するなど、早い時期から高く評価してきた。侍ジャパンの後もマークを続けていく方針だ。
将来を見据えて獲得したい逸材でもある。左腕では伊藤将、大竹の開幕ローテ入りが確実。門別、及川、富田らも控えている。救援陣も岩崎、岩貞、島本、桐敷と枚数は豊富。ただ、実績を残している左腕は20代中盤~30代で、20代前半は今後が未知数の面もある。
さらに昨秋のドラフトでは育成を含めて8人を指名し、うち5人の投手は全て右腕だった。さらに盤石な左腕王国を形成するためにも金丸はうってつけの存在と言える。
地元選手であることも大きな魅力だ。現在の阪神では村上(南あわじ市)、坂本(養父市)、佐藤輝(西宮市)、近本(淡路市)と兵庫県出身の選手が主力を担い、ファンの人気は高い。金丸を獲得できれば大きな注目を集めることは確実だ。
ドラフトでは競合覚悟で入札するのか、または競合を避けて昨年のように単独指名を狙うのか。戦略はまだ見えていないが、運命の日へ向けて大学No.1左腕の活躍を注視していく。
金丸君のスカウト評はこちら
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金丸夢斗(関西大・投手) 177cm・左投左打・動画 |
阪神が今秋のドラフト1位候補に、最速153キロ左腕・金丸夢斗投手(動画)をリストアップしていることが4日、分かった。大学球界No.1左腕は6、7日に強化試合・欧州代表戦に臨む侍ジャパンに選出されており、7日に先発予定。阪神は今後も地元・兵庫県出身の逸材に熱視線を送り続けていく。
左腕王国の強化へ向けて、阪神は金丸を今秋ドラフトの最上位指名候補に据えた。球団関係者は「能力が高いし、ドラフト1位で競合するのは間違いない」と他球団と同様に高評価していることを明かした。
兵庫県神戸市出身の金丸は神港橘で甲子園出場経験はないが、関大進学後に才能が開花した。最速153キロで高い制球力も評価されている左腕。カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど変化球も多彩だ。
関西学生リーグでは現在18連勝中で、3年秋までで通算19勝2敗、防御率1.07。高校と大学の先輩、山口高志(元阪神コーチ、現関大アドバイザリースタッフ)が持つリーグ記録の21連勝まであと3勝に迫っている。
2023年12月には愛媛県松山市で行われた大学日本代表候補の強化合宿に参加。視察した侍ジャパン・井端監督から高い評価を受けて6、7日に強化試合・欧州代表戦に臨む代表に選ばれた。明大・宗山らとともに、12年に代表が常設されてからドラフト指名前の大学生がトップチームに選出されるのは初の快挙となった。
阪神は以前から担当スカウトだけではなく、畑山統括スカウトも投球をチェック。嶌村球団本部長も活躍ぶりを把握するなど、早い時期から高く評価してきた。侍ジャパンの後もマークを続けていく方針だ。
将来を見据えて獲得したい逸材でもある。左腕では伊藤将、大竹の開幕ローテ入りが確実。門別、及川、富田らも控えている。救援陣も岩崎、岩貞、島本、桐敷と枚数は豊富。ただ、実績を残している左腕は20代中盤~30代で、20代前半は今後が未知数の面もある。
さらに昨秋のドラフトでは育成を含めて8人を指名し、うち5人の投手は全て右腕だった。さらに盤石な左腕王国を形成するためにも金丸はうってつけの存在と言える。
地元選手であることも大きな魅力だ。現在の阪神では村上(南あわじ市)、坂本(養父市)、佐藤輝(西宮市)、近本(淡路市)と兵庫県出身の選手が主力を担い、ファンの人気は高い。金丸を獲得できれば大きな注目を集めることは確実だ。
ドラフトでは競合覚悟で入札するのか、または競合を避けて昨年のように単独指名を狙うのか。戦略はまだ見えていないが、運命の日へ向けて大学No.1左腕の活躍を注視していく。
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佐藤翔斗(東海大福岡)、阪神「投球に粘りあった」
2024年03月04日
日刊スポーツwebsiteより (source)
選抜高校野球大会に出場する昨秋九州大会4強の東海大福岡は3日、同校グラウンドで福岡工と練習試合解禁後初の対外試合を行い、甲子園へ向け調整した。187センチの長身エース右腕、佐藤翔斗投手(動画)が、5回3安打無失点で4三振を奪うなど上々の仕上がりを披露。試合は9-1で大勝した。
最速は142キロ右腕は甲子園へ「ゾーンに強い球を投げる配球で打ち取りたい」というテーマで投げ込み、手応えを得た。
2回に2死満塁のピンチを招いても落ち着いていた。キレ味鋭い138キロで空振り三振に打ち取り0を並べた。寒さの影響で4四死球を与えたが、走者を背負っての粘り強さも光った。調整は順調で「甲子園ではベスト4へ投げきって、勝利に導きたい」と意気込む。
8日に組み合わせ抽選が行われるが、対戦相手には大阪桐蔭を希望。「どこも強いので、当たったチームを抑えていきたい」と大舞台を心待ちにした。
また、NPBで唯一視察に訪れ、スピードガンを手に熱視線を送った阪神・前田スカウトは「最速は141キロだった。ランナーを出しても粘りがあった」と話していた。
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佐藤翔斗(東海大福岡高・投手) 187cm・右投右打・動画 |
選抜高校野球大会に出場する昨秋九州大会4強の東海大福岡は3日、同校グラウンドで福岡工と練習試合解禁後初の対外試合を行い、甲子園へ向け調整した。187センチの長身エース右腕、佐藤翔斗投手(動画)が、5回3安打無失点で4三振を奪うなど上々の仕上がりを披露。試合は9-1で大勝した。
最速は142キロ右腕は甲子園へ「ゾーンに強い球を投げる配球で打ち取りたい」というテーマで投げ込み、手応えを得た。
2回に2死満塁のピンチを招いても落ち着いていた。キレ味鋭い138キロで空振り三振に打ち取り0を並べた。寒さの影響で4四死球を与えたが、走者を背負っての粘り強さも光った。調整は順調で「甲子園ではベスト4へ投げきって、勝利に導きたい」と意気込む。
8日に組み合わせ抽選が行われるが、対戦相手には大阪桐蔭を希望。「どこも強いので、当たったチームを抑えていきたい」と大舞台を心待ちにした。
また、NPBで唯一視察に訪れ、スピードガンを手に熱視線を送った阪神・前田スカウトは「最速は141キロだった。ランナーを出しても粘りがあった」と話していた。
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宮原駿介(東海大静岡)に2球団、楽天が高評価
2024年02月29日
スポーツ報知websiteより (source)
今秋のドラフトでプロ入りを目指す男が、上々のスタートを切った。東海大静岡の宮原(動画)が3回を無失点投球だ。2度の登板予定を雨で流して「ウズウズしていた」という男が今季初の対外試合でいきなり146キロをマーク。「そこまで出た感じはしなかった。でも、まだ足りない。リーグで155キロ出したい」と、言い放った。
MAX149キロ左腕は初回、簡単に3者凡退。2回2死から唯一の安打を浴びたものの、3回も3人でピシャリ。「リズムよく行けた。内容も悪くない」。ただ、課題も出た。「三振を狙いにいって少し力んでしまった」。高めに抜けるボールがあったのは修正点だ。
ネット裏ではNPB2球団のスカウトが見守った。阪神の吉野スカウトと並んで初めて宮原を視察したという楽天・部坂スカウトは「この時期に146キロ出れば十分。変化球を投げる時に(フォームが)緩まないのがいい」と、どの球種でも腕の振りが一定している点を評価した。
投げるだけではなく、フィールディング、けん制球など“投手力”を上げることにこだわったオフ。ウェートも週に4~5回取り入れ、特に肩の可動域を広げるなど細部を鍛えてきた。目標のプロ入りへワンランク上の投手像を描いている。
次回は来月3日に社会人野球のロキテクノ富山戦での先発を予定している。5回を投げる予定で「社会人はボール球を振らないのでストライクゾーンで勝負したい。きょうよりも真っすぐの出力を上げていく」。宮原が来月30日のリーグ開幕に向けてペースを上げていく。
(2月28日 練習試合 東海大静岡 2―0 松本大)
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宮原駿介(東海大静岡キャンパス・投手) 175cm・左投左打・動画 |
今秋のドラフトでプロ入りを目指す男が、上々のスタートを切った。東海大静岡の宮原(動画)が3回を無失点投球だ。2度の登板予定を雨で流して「ウズウズしていた」という男が今季初の対外試合でいきなり146キロをマーク。「そこまで出た感じはしなかった。でも、まだ足りない。リーグで155キロ出したい」と、言い放った。
MAX149キロ左腕は初回、簡単に3者凡退。2回2死から唯一の安打を浴びたものの、3回も3人でピシャリ。「リズムよく行けた。内容も悪くない」。ただ、課題も出た。「三振を狙いにいって少し力んでしまった」。高めに抜けるボールがあったのは修正点だ。
ネット裏ではNPB2球団のスカウトが見守った。阪神の吉野スカウトと並んで初めて宮原を視察したという楽天・部坂スカウトは「この時期に146キロ出れば十分。変化球を投げる時に(フォームが)緩まないのがいい」と、どの球種でも腕の振りが一定している点を評価した。
投げるだけではなく、フィールディング、けん制球など“投手力”を上げることにこだわったオフ。ウェートも週に4~5回取り入れ、特に肩の可動域を広げるなど細部を鍛えてきた。目標のプロ入りへワンランク上の投手像を描いている。
次回は来月3日に社会人野球のロキテクノ富山戦での先発を予定している。5回を投げる予定で「社会人はボール球を振らないのでストライクゾーンで勝負したい。きょうよりも真っすぐの出力を上げていく」。宮原が来月30日のリーグ開幕に向けてペースを上げていく。
(2月28日 練習試合 東海大静岡 2―0 松本大)
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draftkaigi at 07:03|この記事のURL│