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広島

広島、「野村・小園ら来年ドラフト豊作」

2017年12月14日

12/14、デイリースポーツ広島版5面より
広島・苑田聡彦スカウト統括部長が13日、来年のドラフト戦略について「キャンプを見てから補強ポイントを決めたい」との方針を示した。

来秋は大阪桐蔭・根尾、藤原ら2000年生まれの「ミレニアム世代」が注目。同スカウトも早実・野村(動画)報徳・小園(動画)らの名前を挙げ「今年の清宮(日本ハム)のような話題性のある選手はいないが、負けないぐらいの選手はいる。数は来年の方が多い」と説明した。



野村君(早稲田実)のスカウト評はこちら

小園君(報徳学園)のスカウト評はこちら


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広島、あっと驚く鈴木誠也2位指名の真相

2017年12月05日

12/5、サンケイスポーツ6面「週刊カープ」より 

2012広島ドラフト2位 鈴木誠也
二松学舎大付高・内野手・スカウト評

鈴木誠也を発掘した男-。高校時代、甲子園出場のない投手を、なぜ2位で指名したのか。関東地区を8年担当している尾形スカウトに、獲得秘話を聞いた。「誠也を初めて見たのは、高校1年の秋季大会です。私は野手の場合、足の速さと肩の強さをみるのですが、おもしろそうなのがいるなという印象でした」

尾形氏は2009年に引退後、関東地区のスカウトに転身。1年目は苑田聡彦スカウト(現統括部長)に師事し、2年目に一本立ち。そのタイミングで自身の出身である日大のOB、市原勝人氏が監督を務める二松学舎大付高のエース兼4番、鈴木誠也と出会った。

「投手としては145キロくらい投げていました。ただ、変化球の精度が悪かったですね。打者としては、スイングスピードが他の高校生と比べて圧倒的に速かった。打球を飛ばしたときの角度も良かったですね」

1994年生まれの同世代には花巻東・大谷翔平(2012日ハム1位)大阪桐蔭・藤浪晋太郎(2012阪神1位)光星学院・北條史也(2012阪神2位)ら超高校級がズラリ。鈴木は投手として最速148キロ、打者として高校通算43本塁打の二刀流で注目されてはいたが、3年夏は東東京大会準決勝で敗退。結局3年間で甲子園出場はかなわず、全国の舞台に立つことはなかった。

「試合ではいつも、サードゴロを打っていました。試合で活躍しているところをほとんど見たことはありません」と尾形スカウト。「(ただ)ベンチに帰る姿が好きでした。一塁へ全力で走ってね。カモシカのような脚といいますか。バネのある走り方で、ベンチに戻っていくんですよ」。

凡打の後に感じた確かな素材。練習姿勢も好感を持った。「一生懸命練習していました。野球が好きなんでしょう。カープは練習量が多いですし、うちのスタイルに合うと思いました」。

球団は1月から1カ月か2カ月に1度のペースで球団事務所に松田オーナー、スカウトが集結。定期的に会議を行う。尾形スカウトはそのたびに鈴木のプレーを集めた10分程度の動画を作成し、アピールした。「誠也は試合ではいいところがほとんどなかったので、練習の映像ばっかりだったのを覚えています」。

球団が求めていたのは遊撃手。評価はやはり、甲子園で爆発的な活躍をした北條の方が高かったが野手としての素材の高さをアピールする尾形スカウトの声もあり、10月のドラフト直前のスカウト会議で鈴木と北條の二者択一に・・・。そして当時の野村謙二郎監督の「足はどっちが速いの?」の問いが決め手となった。

「足なら誠也です」。断言した尾形スカウトは「2位なら獲れます」とたたみかけ、2位で指名することが決まった。今でこそ明かせるが、「会議のときに『誠也は遊撃ができます』と言っていたけど、難しいと思っていた」という。「ただ能力は高かったので押し通しました。闘争心があるので絶対にプロ向きだと思っていました」。

実際、内野手としては難しかったが外野手として開花。4年目の昨年、“神ってる”で大ブレークし、優勝に貢献。今季は4月後半から4番に定着し、115試合で打率・300、26本塁打、90打点。8月23日のDeNA戦で守備の際に外野フェンスに激突し、右足首を骨折するまで打線をけん引した。

「けがをしたときには連絡をくれました。そのときは『レギュラーはけがをすることでチームに迷惑がかかる。要領よくプレーすることも大事だぞ』と。でも全力で行くところが、誠也のいいところなんですけどね」。来季、球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一を目指すカープ。常勝軍団への土台は、最強スカウト陣が支えている。



下は2012ドラフトで広島が指名した選手です。2位指名・鈴木誠也の高校時代のスカウト評はこちら

広島の2012ドラフト指名選手
×森 雄大  
×増田 達至  
1位高橋 大樹龍谷大平安高外野手
2位鈴木 誠也二松学舎大付高外野手
3位上本 崇司明治大内野手
4位下水流 昂ホンダ外野手
5位美間 優槻鳴門渦潮高内野手
プロ入り後の成績


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ドラフト勝ち組の広島、スカウティングの秘密

12/5、サンケイスポーツ6面「週刊カープ」より 

2003広島ドラフト4巡目 尾形佳紀
ホンダ・内野手

オフ恒例の特別企画サンスポデイリースペシャル「週刊カープ」の第5弾は、関東地区を担当する尾形佳紀スカウト(2003広島4巡目)を直撃!。2013年ドラフト2位、いまや日本を代表するスラッガーとなった鈴木誠也外野手の獲得秘話など、発掘に定評のあるカープのスカウティングに迫った。

広島・尾形スカウトの根底にあるのは、苑田スカウト統括部長の教えだ。「周りに惑わされてはいけない、自分の足を運んで、自分の目でしっかり確かめるように。惚れた選手はずっと行けよ、と教わりました。(そうすれば)会議のときにオーナーや監督に自信を持ってプレゼンができるわけですから。この言葉が今のスカウト人生のもととなっています」

だからこそ、「試合もそうですけど、練習の態度だったり、性格も見ます。そのために監督さんやコーチの方から情報収集をしたりしています」という。

他球団では、1人の選手に対して何人もスカウトが見て、クロスチェックをしたりするが、「カープでは、その地区を任されたら基本的にその地区の選手しか見ません」と尾形スカウト。「だから、自分がしっかりプレゼンをしないと、その選手はカープでは日の目を見なくなる。自分がどれだけ選手を発見できるか。責任が大きい分、やりがいはありますね」と話した。

尾形スカウトは、今季の遊撃手ベストナイン、田中広輔(2013広島3位)も東海大時代から追っていた。野手の中では最上位候補だったが、同年のカープは投手狙い。「外れ1位でいなくなるだろう」とみていたが・・・。どの球団も上位で指名しない。

松田オーナーが「もしかしたら、けがをしているんじゃないか」と不思議がり、JR東日本のコーチに電話。「けがはしていない」と確認し、急きょ指名したという。「最上位をこの順位でとれたので、良かったです」と振り返った。



下は2003ドラフトで広島が指名した選手です。現スカウトの尾形佳紀は4巡目指名され入団。プロでの成績はこちら

広島の2003ドラフト指名選手
自由枠(行使せず)
自由枠(行使せず)
1巡目白浜 裕太広陵高捕手
2巡目(指名権なし)
3巡目比嘉 寿光早稲田大内野手
4巡目尾形 佳紀ホンダ内野手
5巡目仁部 智TDK投手
プロ入り後の成績


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ドラフト選手の家庭の事情、中村奨成(広陵)

2017年11月30日

11/30、日刊ゲンダイ30面「ドラフト選手の家庭の事情」より

2017広島ドラフト1位 中村奨成
広陵高・捕手・動画

今夏の甲子園で1大会6本塁打を放ち、PL学園・清原和博の記録を32年ぶりに更新した「怪物」こと広陵・中村奨成(動画)は、広島県西部の瀬戸内海に面した港町、世界文化遺産の厳島神社がある廿日市市に育った。母、妹、祖父、祖母の5人家族。自宅は広島カープの大野寮から徒歩5分という近所にある。

中村が3歳の時に両親が離婚。看護師として女手一つで育てた母の啓子さんは、熱狂的な広島ファン。今でいう「カープ女子」だ。「子どもに野球以外させたくなかった」と言う啓子さんに連れられた中村は、小学1年で軟式少年野球チーム「大野友星」に入団。野本賢治監督は当時をこう振り返る。 

「性格はやんちゃというか、誰かにちょっかいを出して逆に泣かされたり、元気で明るい子でしたよ。お母さんにはベッタリで、甘えん坊なところもあった。お母さんが『カープの試合(ナイター)を見に行くので(午後)3時にあがります』と言って練習中に奨成を連れて帰っちゃうこともありました。母子家庭といっても、カッコいいからとハイネックのアンダーシャツを買ってもらったり、キャッチャーミットにしても、チームの物があるんですが、奨成はお母さんに買ってもらった自分のミットを持っていました。内情は分かりませんが、表向きは苦労しているようには見えませんでしたね」

5年生になると急激に体が大きくなり、頭角を現し始めた。そこに「怪物」の原点となった野本監督の指導方針がミックスされた。

「バットを思い切って振ってゴロではなく、フライを打つ。できるだけ遠くへ飛ばそうと。フライの凡打はOK。ホームランと紙一重と言いました。奨成は足があるので、左打ちにして内野安打で稼ごうという指導者がいても不思議ではありませんが、ウチはゴロを転がして相手のエラーを誘い、足で点を取るという方針ではありません。足があるなら、打球を飛ばしてランニングホームランで1周してこいと。1対1の勝負に勝つことが野球の原点。奨成には右でドカンと大きいのを打てる子になって欲しかった。甲子園でホームランを打った時のスイングの軌道は、当時とほとんど変わっていないんです」(野本監督)

中学時代に所属した軟式野球チーム「大野シニア」の田中一志代表が話を引き取る。

「小6で入団した当時から肩が強かった。試合でイニング間の投球練習の最後に捕手が二塁へ送球するでしょう。あれを見れば相手チームは盗塁を仕掛けてきません。中2の時に投手をやりたいと言うのでやらせたら134、135キロ。速いけどストライクが入らない」

打ってはこれから本拠地になるマツダスタジアムで、特大の打球を放った。田中代表が続ける。

「中3の試合でレフトの頭を越してウオーニングゾーンまで飛ばし、ワンバウンドでスタンドに入れた。硬球に比べ、軟球は飛ばないので覚えています。お母さんは熱心な方で、息子はいなくても今でも試合の応援に来てくれるんですよ。母子家庭の悲愴感みたいなものは感じませんでしたが、物は大事にしていましたね。チームが買ったキャッチャーミットがあって、奨成は『ぶち(すごく)いいじゃないですか』と言いながら、試合では入団当時の自分のミットを大事に使っていました。勉強は苦手で、中学の先生に『勉強にも興味を持つよう言ってください』と頼まれたこともあります(笑い)」

これからは野球1本で母親孝行する。



下は2017ドラフトで広島が指名した選手です。1位指名・中村君のスカウト評はこちら

広島の2017ドラフト指名選手
1位中村 奨成広陵高捕手
2位山口 翔熊本工高投手
3位ケムナブラッド誠日本文理大投手
4位永井 敦士二松学舎大付高外野手
5位遠藤 淳志霞ヶ浦高投手
6位平岡 敬人中部学院大投手
育1岡林 飛翔菰野高投手
育2藤井 黎來大曲工高投手
育3佐々木 健小笠高投手


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土居豪人(松山聖陵)、広島のアドゥワより上の声

2017年11月27日

11/27、デイリースポーツwebsiteより (source)

土居 豪人 (松山聖陵高・投手)
190cm・右投右打・動画

スラリとした長身から140キロを超える速球が投げ込まれる。身長190センチ、体重80キロ。手足が長く、投球フォームもしなやかだ。マウンド上で見せる松山聖陵・土居(動画)の姿は、見る者に豊かな“伸びしろ”を感じさせる。

秋の四国大会準決勝。土居は、このあと明治神宮大会を制することになる明徳義塾のプロ注目右腕・市川悠太と、白熱の投手戦を繰り広げた。立ち上がりは制球に苦しんだものの、長身から投げ下ろす直球は威力十分。落差のあるカーブ、チェンジアップも相手打線を苦しめた。

結果は1―3の惜敗。決勝進出を逃した土居は試合後、「いいピッチングはできたと思うけど、力不足です」と悔しがった。それでも、この秋に得たものは大きい。チームを秋の県大会初優勝に導き、来春センバツ出場が見える場所まで勝ち上がった。直球の最速は144キロまで伸び、明徳義塾と接戦を演じたことが自信にもなった。

196センチ右腕・アドゥワ(2016広島5位)を擁して甲子園初出場を果たした昨夏に続く快進撃。エースは貴重な経験を積んだ。長身に加え、フォームも似ていることから、土居はアドゥワと比べられることが多い。荷川取秀明監督も「似たタイプ。同じように育ってくれれば」と期待を寄せる。

四国大会に視察に訪れたあるプロ球団のスカウトは「2年秋の時点で比べれば、アドゥワより上。ひと冬越えてどれだけ成長するか楽しみ」と評価した。本人にとっても、ドラフト5位で広島入りした2歳上の先輩は大きな存在で、「アドゥワさんはピッチングだけではなく、フィールディングもうまかった。自分もプロを目指しているので、もっと成長したい」と、その背中を追いかけている。

課題は制球力。明徳義塾戦でも10四死球を与えるなど、コントロールの乱れが痛い失点につながることが多い。全国の強打者との対戦を見据え、さらなる球威アップも大きなテーマだ。「下半身を鍛えて、もっと球速を上げたい。夏までに150キロを出すことが目標です」。進化を目指す冬。聖地のマウンドをイメージしながら、未完の大器は厳しいトレーニングに明け暮れる。



土居君のピッチング動画はこちら


draftkaigi at 07:35|この記事のURL

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