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西武ドラ3・源田壮亮、開幕1軍スタメン決定的に

2017年03月03日

3/3、スポーツ報知2面より

2016西武ドラフト3位 源田壮亮
トヨタ自動車・遊撃手・動画

西武のドラフト3位・源田壮亮内野手(動画)が2日、初物づくしで開幕スタメンを決定的にした。楽天との練習試合に「9番・遊撃」で出場し、初の猛打賞でアピールに成功した。

2回1死二、三塁から、楽天先発・岸の内角直球を詰まりながら右前へ運び初打点。次打者・田代の3球目に二盗で初盗塁を決めると、7回の第3打席は中前へ、8回の第4打席は左翼へ。広角に打ち分けた。「(適時打は)何が何でもという気持ちだった。岸さんはすごい投手。自信というよりもうれしい」と笑顔がこぼれた。

社会人ナンバー1遊撃手と評された守備力の一方、課題は打撃とされていたが対外試合4試合で12打数6安打、打率5割。辻監督は「プロの投手、スピードに慣れることが一番(大事)。打席での安打は自信にしてくれればいい」と評価した。

さらに「今はあいつ(源田)しか考えてない。まだ当確ではないけど、今のところよくやっている」と、球団の新人遊撃手では、81年の石毛宏典以来となる開幕スタメンに、合格点を与えた。

対外試合4試合ですべて「9番・遊撃」を任され、指揮官の期待は増すばかり。「たまたまだと言われないように次の試合を大事にしたい。(開幕まで)1か月弱あるのでこれからだと思う」と源田。昨年12月の新入団選手会見で掲げた目標は、もう手の届くところまで近づいている。

(3月2日 練習試合 楽天 8―6 西武)



下は2016ドラフトで西武が指名した選手です。3位・源田君のスカウト評はこちら

西武の2016ドラフト指名選手
1位今井 達也作新学院高 投手
2位中塚 駿太白鴎大 投手
3位源田 壮亮トヨタ自動車 内野手
4位鈴木 将平静岡高 外野手
5位平井 克典ホンダ鈴鹿 投手
6位田村 伊知郎立教大 投手


draftkaigi at 07:36|この記事のURL│ │西武 

中日ドラ1・柳裕也、自滅で1イニングで降板

3/3、中日スポーツ3面より

2016中日ドラフト1位 柳裕也
明治大・投手・動画

ひとつのアウトが重い。「見ての通りでしょ」。先発マウンドに上がったドラフト1位の柳裕也(動画)は、苦笑いするしかなかった。中田と大谷の二枚看板が不在とはいえ、1軍クラスが居並ぶ日本ハムの上位打線。意識するなというほうが難しかった。

先頭の西川は2球で二ゴロに仕留めたが、続く中島の術中にはまる。カット打ちの名手に追い込んでから3球連続でファウルで粘られ、根負けの四球。2死となり、レアードへの4球目で盗塁を許すと、打席にいた昨季の本塁打王には外角低めのカットボールを左前に運ばれた。

4試合目の実戦で初めて許した生還。何とか炎上は食い止めたが、1イニングで30球もの球数が苦しさを象徴していた。2回裏に場内アナウンスが告げる投手交代。「僕からは何も言えません」。オープン戦初登板は、1安打2四球の1失点。結果的に勝ち投手にはなったが、苦い記憶となった。

複数イニングを予定していた中での降板に、友利投手コーチは「点を取られたら替えると言ってあった。だから替えた。あれ以上見ても一緒でしょ」と説明。昨季の日本一に敵地で先発した姿には「あのカクテル光線の中で雰囲気も違う。(精神的に)変わるのは当然」とフォローした。

開幕ローテを争う他の若手が5イニング前後を投げている時期に、いまだ最長で2イニング。ふるい落としの3月に入り、後退にも近い足踏みは否めない。友利コーチは今後も先発機会を与える方針を示しながらも「投げ込みしないとね」と指摘。試合をつくっていく体力面の向上も求めた。

それでも、ただでは転ばないのがドラフト1位。試行錯誤の姿も見せた。「すべての球種で抑えにいく」と語っていた通り、春季キャンプで練習してきたチェンジアップを解禁。1死一塁で迎えた田中賢には外角低めに制球して三邪飛に仕留め、温めてきた武器に兆しも見えた。北の大地で得た経験と教訓。胸に刻み付け、しぶとく前進してみせる。

(3月2日 オープン戦 中日 5―1 日本ハム)



下は2016ドラフトで中日が指名した選手です。1位・柳君のスカウト評はこちら

中日の2016ドラフト指名選手
1位 柳 裕也 明治大 投手
2位 京田 陽太 日本大 内野手
3位 石垣 雅海 酒田南高 内野手
4位 笠原 祥太郎 新潟医療福祉大 投手
5位 藤嶋 健人 東邦高 投手
6位 丸山 泰資 東海大 投手
育1 木下 雄介 四国IL・徳島 投手


draftkaigi at 07:23|この記事のURL│ │中日 

嶋谷将平(宇部鴻城)、中日「石毛クラスの素質」

3/3、中日スポーツ9面「ライバルを越えてゆけ!」より

嶋谷 将平 (宇部鴻城高・遊撃手)
177cm・右投右打・動画

センバツでの活躍次第ではドラフト1位級の評価まで跳ね上がるかもしれない。宇部鴻城の4番・嶋谷将平(動画)は好守強打の遊撃手。捕球から送球までの早さ、広い守備範囲に加え、高校通算11本塁打の打力も売りだ。「注目されるのはありがたい。調子に乗らず、いつも通りのプレーを心掛けたい」と平常心を強調する。

嶋谷の株が一気に上がったのが昨秋の中国大会だった。準決勝、決勝で計8打数7安打と大当たり。守備では事実上のセンバツ出場権が懸かった準決勝・創志学園戦の9回裏、あわや同点のピンチで三遊間の深い当たりを足から滑り込んで逆シングルで好捕し、一塁アウト。巧みなグラブさばきと正確な送球で甲子園切符をたぐり寄せた。

その守備は能力、センス任せではない。頭脳派の一面もある。味方投手の球種、コースを捕手のサインで確認し、相手打者の特徴、スイングのタイミングなどを見て、打球が飛ぶ方向を予測する。中国大会準決勝のビッグプレーも打つ前に守備位置を三塁側に変えていた。

「どちらかと言えば打撃より守備が持ち味。守りでチームを盛り上げたい」。甲子園でも魅せる守備が見られそうだ。

この冬は打力アップを掲げ、下半身を徹底強化した。人が乗った自転車の後部荷台を持ち上げながら800メートルをダッシュするなどして鍛え抜いた。「打球が強く、速くなった。飛距離も秋とは全然違う」。紅白戦では本塁打を放った。本番を前に成果は出ている。

中日・中田スカウト部長は「守備はフットワークがいいし、打撃はパンチ力がある。一目見て、おっと思った。石毛のような選手になるかもしれない」と西武の黄金期に活躍した名遊撃手と重ねる。「センバツで結果を出して、最終的にはプロを目指したい」と嶋谷。甲子園は名前を売る舞台でもある。



下は高校生・野手の主なドラフト候補です。

2017高校生のドラフト候補 <捕手>
篠原翔太(報徳学園) スカウト評
古賀悠斗(福岡大大濠) スカウト評
村上宗隆(九州学院) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <内野手>
峯村貴希(木更津総合) スカウト評
清宮幸太郎(早稲田実) スカウト評
綱島龍生(糸魚川白嶺) スカウト評
安田尚憲(履正社) スカウト評
太田英毅(智弁学園) スカウト評
嶋谷将平(宇部鴻城) スカウト評
2017高校生のドラフト候補 <外野手>
西川愛也(花咲徳栄) スカウト評
増田珠(横浜) スカウト評
岡田悠希(龍谷大平安) スカウト評


draftkaigi at 07:07|この記事のURL│ │中日 

巨人ドラ7・廖任磊が1軍昇格、「全力アピールする」

3/3、スポーツ報知2面より

2016巨人ドラフト7位 廖任磊
開南大卒(台湾)・投手・動画

巨人のドラフト7位・廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(動画)が3日から1軍に合流する。今回の昇格はテストの意味合いが強いが、猛アピールに成功すれば、1軍残留の可能性もある。2日はG球場で2軍練習に参加した右腕は「全力でアピールしたい」と千載一遇のチャンスをつかみ取る決意を示した。

ついにこの時がきた。台湾からやってきた身長201センチ、125キロの大型右腕は夢の舞台を前に興奮していた。「気持ちは半分半分ですね。緊張と楽しみがあります」と、目をきらきらと輝かせた。

尾花投手コーチはリャオの昇格について「見たことがないから見ることが目的」と説明した。主力級に比べて起用の優先順位は低いが、魅力があるからこそ1軍に呼ばれたことも事実だ。デビューは早ければ4日の日本ハムとのオープン戦。少ない機会を生かし、1軍残留を勝ち取るには、誰もが納得する投球が必要になる。

ワンチャンスをモノにし、1軍に定着した同郷のスターがいる。台湾出身で同じ背番号97を背負った呂明賜氏だ。1988年に来日するや初打席初本塁打。1年目から16発を放った。「第3の外国人」という位置付けから巨人の第51代4番にまで上り詰めた経歴は、今回ルーキーが目指す道と重なる。

この日、リャオはブルペンで26球を投げ、準備を整えた。呂明賜氏の話題になると、「もちろん知っていますよ。台湾のレジェンドです!」と声のトーンを上げた。

すでにファームの実戦では最速150キロをマークするなど、大先輩ばりの鮮烈デビューを果たす予感は十分にある。「直球をしっかり投げ込みたい」と持ち味をフルにアピールすることを誓った規格外ルーキー。約30年越しとなる伝説継承を狙う。




下は2016ドラフトで巨人が指名した選手です。

巨人の2016ドラフト指名選手
1位 吉川 尚輝 中京学院大 内野手
2位 畠 世周 近畿大 投手
3位 谷岡 竜平 東芝 投手
4位 池田 駿 ヤマハ 投手
5位 高田 萌生 創志学園高 投手
6位 大江 竜聖 二松学舎大付高 投手
7位 廖 任磊 台湾・開南大 投手
育1 高井 俊 BCL・新潟 投手
育2 加藤 脩平 磐田東高 外野手
育3 山川 和大 BFL・兵庫 投手
育4 坂本 工宜 関学大・準硬式 投手
育5 松原 聖弥 明星大 外野手
育6 高山 竜太朗 九州産業大 捕手
育7 堀岡 隼人 青森山田高 投手
育8 松沢 裕介 四国IL・香川 外野手


draftkaigi at 07:06|この記事のURL│ │巨人 

阪神、今秋ドラ1は「即戦力左腕」か「高校生野手」

3/3、デイリースポーツ2面より
阪神が今秋ドラフトで即戦力左腕高校生野手を1位指名のキーポイントに置いていることが2日、分かった。

上位候補にJR東日本・田嶋大樹投手(動画)亜大・高橋遥人投手(動画)明大・斉藤大将投手(動画)と左腕が豊富で、早実・清宮幸太郎内野手(動画)履正社・安田尚憲内野手(動画)ら高校生野手と総合的に比較、判断していく。

金本監督就任後、2年続けて野手を1位指名した阪神。球団幹部は「ここ何年かで各ポジションに20代前半の野手がそろっている。(優先順位は)投手か、野手なら高校生になる」と明かす。

昨年も左投手は補強ポイントに挙がっていたが、他の指名選手との兼ね合いで獲得することはできなかった。チーム状況を見れば岩貞が昨季10勝をマークし、横山も頭角を現しつつある。その一方で能見ら先発左腕の高齢化も進んでおり、将来的にバランスのいい先発ローテーションを組むには若き左投手を確保することが必要だ。

今秋のドラフト候補は昨年と比べれば不作と言われているが、先発ローテに入れる即戦力左腕は粒ぞろい。高校時代から注目を浴びていた田嶋や、力強いストレートが魅力の高橋。変則的なフォームで3年時から日本代表入りした斉藤らが有力候補に挙がる。

今後、シーズンの結果や金本監督の意向を踏まえた上で最終的に“虎の恋人”を決めるが、チームの根幹を形成するのがドラフト。じっくりと秋まで調査を進めていく。



draftkaigi at 07:05|この記事のURL│ │阪神 


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