ソフトB1位・田中正義4回KO、スカウト「これから・・・」
2016年11月01日
11/1、スポーツニッポン6面より| 2016ソフトバンクドラフト1位 田中正義 創価大・投手・動画 |
田中(動画)は唇をかみ、涙を必死にこらえた。4回4失点。公式戦2年ぶりの黒星に「日本一を目指していたのに達成できなかった。後輩たちに申し訳ない」。これまで見せたことのない表情だった。
初回無死満塁から暴投で失点。その後は連続三振も、沼田に右中間三塁打を浴びて計3失点と乱れた。最速152キロを計測したが直球を狙い打たれ「球が走っていなかった」と悔やんだ。4回には公式戦では初となるソロを被弾。「力がないと勝ち切れないということ」と肩を落とした。
佐々木千との投げ合いに敗れ「佐々木投手は的を絞らせない投球をしていた。分かっていても打てない」と脱帽した。それでもソフトバンクの担当・山本省吾スカウトは「良い球はいっていた。これから覚えることはたくさんある」とした。「今日の試合を忘れない。実力をつけていかないと」。田中は悔しさを糧にプロでの飛躍を目指す。
(10月31日 関東地区大学選手権 桜美林大 4―1 創価大)
下は2016ドラフトでソフトバンクが指名した選手です。1位・田中君のスカウト評はこちら| ソフトバンクの2016ドラフト指名選手 | ||||
| 1位 | 田中 正義 | 創価大 | 投手 | 動画 |
| 2位 | 古谷 優人 | 江陵高 | 投手 | 動画 |
| 3位 | 九鬼 隆平 | 秀岳館高 | 捕手 | 動画 |
| 4位 | 三森 大貴 | 青森山田高 | 内野手 | 動画 |
| 育1 | 大本 将吾 | 帝京第五高 | 外野手 | 動画 |
| 育2 | 長谷川 宙輝 | 聖徳学園高 | 投手 | 動画 |
| 育3 | 田城 飛翔 | 八戸学院光星高 | 外野手 | 動画 |
| 育4 | 森山 孔介 | 藤沢翔陵高 | 内野手 | 動画 |
| 育5 | 清水 陸哉 | 京都国際高 | 外野手 | 動画 |
| 育6 | 松本 龍憲 | 崇徳高 | 内野手 | 動画 |
ロッテ1位・佐々木千隼、田中正義に投げ勝った!
11/1、スポーツ報知6面より| 2016ロッテドラフト1位 佐々木千隼 桜美林大・投手・動画 |
ドラフト1位対決は、ロッテに指名された桜美林大の最速153キロ右腕・佐々木千隼(動画)に軍配が上がった。31日、関東地区大学野球選手権初戦の準々決勝で、ソフトバンク指名の創価大の最速156キロ右腕・田中正義と投げ合い、8安打、1失点完投。初出場で4強一番乗りを決めた。
最後までマウンドに君臨したのは、5球団トップ競合の田中ではなく、史上初の外れ1位で5球団競合した佐々木だった。「自分と彼の戦いじゃない。チームとしてひとつになって勝ててよかった」。4点リードの9回に1点を失い、完封こそ逃したが、なお2死一、三塁で二ゴロに仕留め、雄たけびを上げた。
初回に3失点しながら、150キロ台を連発した剛腕を謙虚な目で見つめていた。「真っすぐに魅力がある。まだまだ追いついていない」。自らの強みを再確認した。「シンカーは、彼に負けないとかじゃなく、自信を持っている」。
最速148キロの直球で押すだけでなく、130キロ台の宝刀で打者の的を外し、9回8安打、7奪三振、1失点。3月のオープン戦で1度あったが、公式戦では最初で最後の投げ合いを105球で制した。
同世代のトップランナーに刺激を受けた。日本シリーズを制した日本ハム・大谷の奮闘をテレビ観戦。「雲の上の存在。自分も早く、その立ち位置まで行って戦いたい」。田中に投げ勝っても、「自信に感じていない」と慢心はなかった。
視察したロッテ・永野チーフスカウトは「初の神宮出場で、箔を付けてもらいたい。来年は開幕からローテで投げてもらわないと困る」と手を握った。都立高の日野時代を含め、全国とは無縁の野球人生だった。「本当に行きたいです」と佐々木。2部リーグから始まった大学野球のフィナーレを神宮で飾るため。ちはやがフル回転する。
(10月31日 関東地区大学選手権 桜美林大 4―1 創価大)
下は2016ドラフトでロッテが指名した選手です。佐々木千隼のスカウト評はこちら| ロッテの2016ドラフト指名選手 | ||||
| 1位 | 佐々木 千隼 | 桜美林大 | 投手 | 動画 |
| 2位 | 酒居 知史 | 大阪ガス | 投手 | 動画 |
| 3位 | 島 孝明 | 東海大市原望洋 | 投手 | 動画 |
| 4位 | 土肥 星也 | 大阪ガス | 投手 | 動画 |
| 5位 | 有吉 優樹 | 九州三菱自動車 | 投手 | 動画 |
| 6位 | 種市 篤暉 | 八戸工大一高 | 投手 | 動画 |
| 7位 | 宗接 唯人 | 亜細亜大 | 捕手 | 動画 |
| 育1 | 安江 嘉純 | BCL・石川 | 投手 | 動画 |
| 育2 | 菅原 祥太 | 日本ウェルネス大 | 投手 | 動画 |
青島凌也(東海大)、ソフトB・楽天「2年後上位候補」
11/1、日刊スポーツ2面より| 青島 凌也 (東海大・投手) 178cm・右投右打・動画 |
東海大・青島凌也投手(動画)が完全試合を成し遂げた。国際武道大打線から10者連続を含む18三振を奪った。10者連続は、大会新記録。最後の打者を遊ゴロに打ち取ると、力いっぱい右こぶしを握った。「勝つことだけを考えて投げた結果が記録につながったんだと思います」と、声を弾ませた。
腕の振りが抜群だった。140キロ台前半の真っすぐが伸び、バットに空を切らせた。そこに、カーブ、スライダー、チェンジアップを織り交ぜた。ベンチの横井監督の想像を超えた。「今日は(投手)全員で行くつもりだった。頭は青島しかいなかったので、5回までも試合をつくれるかなと思ったけど。まさか、まさかのビックリです」と驚きを交え、ねぎらった。
もっとも、投げた本人も意識したのは、やっと9回に入ってから。三振ラッシュも「とにかく思い切り」投げただけ。目の前の打者を打ちとり続け、大記録につながった。
プロに進む先輩の言葉が支えになった。中日からドラフト6位で指名された丸山泰資投手と寮の同部屋だ。3年春の日体大戦で完全試合を果たした丸山から「お前もやれよ」と言われていた。それに続く快挙で、チームは準々決勝に進んだ。
青島は「神宮に行くことがチームの目標。まずは次の試合に勝つこと」と、先を見た。次戦以降に控える先輩投手たちに、最高の形でバトンを渡した。
▼ソフトバンク・荒金スカウト
「直球、変化球ともキレと制球が良くなった。2年後のドラフト上位候補になってくる。楽しみな選手」
▼楽天・後関スカウト
「高校の時よりコントロールが格段に良くなった。やはり制球力が大事ですね」
(10月31日 関東地区大学選手権 東海大 1―0 国際武道大)
青島君のピッチング動画はこちら青島凌也(東海大)、巨人「ドラフト候補になる」
11/1、スポーツ報知5面より| 青島 凌也 (東海大・投手) 178cm・右投右打・動画 |
緊張から解き放たれて喜びが爆発した。青島(動画)は27人目の打者を遊ゴロに打ち取ると、マウンドで右拳を振り下ろしてガッツポーズだ。
「8回くらいにランナーが出てなかったので、もしかしたらというのは少しあった。勝つことだけを考えて投げた結果、この記録につながった」。今春リーグ戦で4勝を挙げた期待の星が、大会史上2度目の完全試合を達成。会見中は笑みが止まらなかった。
糸を引くような抜群の制球力は“魔法”のようだった。3回2死から、これまでの大会記録だった8連続を塗り替える怒とうの10連続Kをマーク。自己最速タイの146キロの直球を軸に、内外角ギリギリを突く投球術と、スライダーやカットボールなどの変化球も光り、テンポ良くカウントを取った。
計18奪三振の快投劇。姉妹校対決とあって「(東海大相模高の)先輩も後輩もいて、絶対に抑えてやろうと思った。楽しんでやれた」と力に変えた。
球場を訪れていた高校時代の恩師・門馬敬治監督は「高校の時は(調子に)浮き沈みがあったが、今日は最後の最後までぶれなかった。(投げ合った)相手が横浜高(出身)の伊藤君で、相模の選手もいた。気合が入ったでしょう。環境がつくり出した」と喜んだ。
巨人の長谷川スカウトは「プロでもあれだけのコントロールはなかなかない。今日くらいのピッチングができれば、ドラフト候補でしょう」と目を丸くした。
軟式でプレーしていた中学3年時にも、公式戦で完全試合を1度経験していた。合宿所で同部屋の先輩は、昨秋に首都大学リーグ史上2人目の完全試合を達成した4年生右腕の丸山泰資。中日にドラフト6位指名された先輩に続く快挙を果たし、「いつも冗談で『お前もやれよ』と言ってくれていたのでうれしい」とはしゃいだ。
(10月31日 関東地区大学選手権 東海大 1―0 国際武道大)
青島君のピッチング動画はこちら青島凌也(東海大)、中日が再来年ドラフト1位指名?
11/1、中日スポーツ3面「ドラ番記者」より| 青島 凌也 (東海大・投手) 178cm・右投右打・動画 |
2年後のドラフト会議が待ち遠しい!?。31日の関東地区大学選手権で、東海大の2年生・青島(動画)が18奪三振で完全試合を達成した。神奈川・東海大相模高出身で1学年下の後輩なのがルーキーの小笠原(2015中日1位)。「さすがです。再来年の上位候補ですね」と先輩の快投を喜んだ。
高校時代はこの2人に加え、現在、ホンダ鈴鹿でプレーする佐藤(2014中日育成1位拒否)と吉田凌(2015オリックス5位)とともに「140キロカルテット」の異名を取った。小笠原にとっても、彼らに追いつけ追い越せでやってきたからこそドラフト1位。舞台は違えど、今でも刺激を受けている。
「青島さんは愛知出身ですし、中日に来るかもしれませんね」と大胆な予想も。だが驚くなかれ、意外と的中するのが小笠原の直感力。明大・柳の中日入りもドラフト前から口にしていたのだ!。
答え合わせは2年後。「ほらね」と自慢げに笑う姿が、想像できるから怖い・・・。
青島君のピッチング動画はこちら