宮本ジョセフ拳(西武戦力外)引退表明、今後は未定
2024年11月20日

2020西武育成3位 宮本ジョセフ拳 名古屋学院大・外野手・スカウト評 |
西武の宮本ジョセフ拳外野手(2020育成3位)が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、現役引退を表明した。
動画内では「2021年から埼玉西武ライオンズでプレーをして、2024年10月2日に戦力外通告を受けました。その通告を受けてからしばらく考えてたんですけど、これを機にプロ野球選手を引退・卒業したいと思います」と現役引退を報告した。
今後については「動画になるのか、インスタグラムになるのかまた考えますけど、そのタイミングを見つけて報告できたらなと思います」とした。
ファンに向けては「球場まで足を運んでくださり、ちょっとしたコミュニケーションを取れるのがうれしかったですし、どこかでお会いすることがあれば、気軽に声をかけてください」と感謝の言葉を口にした。
ガーナ人の父と日本人の母を持つジョセフは、名古屋学院大から20年育成ドラフト3位で入団。高い身体能力を期待されたが、2ケタの背番号を勝ち取ることができず、10月2日に戦力外通告を受けた。14日にZOZOマリンで開催された12球団合同トライアウトには参加していなかった。
動画内では「2021年から埼玉西武ライオンズでプレーをして、2024年10月2日に戦力外通告を受けました。その通告を受けてからしばらく考えてたんですけど、これを機にプロ野球選手を引退・卒業したいと思います」と現役引退を報告した。
今後については「動画になるのか、インスタグラムになるのかまた考えますけど、そのタイミングを見つけて報告できたらなと思います」とした。
ファンに向けては「球場まで足を運んでくださり、ちょっとしたコミュニケーションを取れるのがうれしかったですし、どこかでお会いすることがあれば、気軽に声をかけてください」と感謝の言葉を口にした。
ガーナ人の父と日本人の母を持つジョセフは、名古屋学院大から20年育成ドラフト3位で入団。高い身体能力を期待されたが、2ケタの背番号を勝ち取ることができず、10月2日に戦力外通告を受けた。14日にZOZOマリンで開催された12球団合同トライアウトには参加していなかった。
オリックス6位・片山楽生、スカウト「即戦力投手」

2024オリックスドラフト6位 片山楽生 NTT東日本・投手・動画 |
オリックスは19日、ドラフト6位指名のNTT東日本・片山楽生投手(動画)と東京都内のホテルで仮契約を結んだと発表した。契約金は3500万円、年俸は800万円(金額はいずれも推定)。背番号は29日の新人選手入団発表記者会見で発表される。
最速151キロ右腕の片山は球団を通じて「目指してきた舞台なので、本日仮契約をしていただき、素直にうれしく思います。リズムよくゾーン内で勝負できるところが自分の持ち味なので、そこを生かして1年目から戦力としてチームに貢献していきたいと思います。また、同い年に山下(舜平大)投手もいるので、プロでの戦い方や、どんなことを考えているのかなど聞いてみたいと思います。色紙にも『情熱』と書きましたが、情熱がないと何も成し遂げられないと思うので、プロでも情熱を持ってプレーして、いずれは球界を代表する投手になれるように頑張ります!」とコメントした。
片山は北海道出身で177センチ、82キロの右投げ左打ち。白樺学園高では2年時(2019年)の秋季北海道大会で優勝し、明治神宮大会は4強。2020年春のセンバツ出場が決まっていたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大会が中止。
夏の北海道独自大会は1回戦で敗退。夏の甲子園交流戦は山梨学院と対戦して3―8で敗れたものの、先発した片山は5イニングを4安打、4奪三振の2失点だった。
卒業後は社会人のNTT東日本に進み、4年間プレー。都市対抗には3度、日本選手権にも3度出場。今秋の日本選手権ではマツゲン箕島硬式野球部との1回戦で9回の1イニングを1安打、1奪三振の無失点。敗れたトヨタ自動車との2回戦では5回途中から3イニング3分の2を投げて3安打、3奪三振の無失点と好投した。
担当のオリックス・岡崎大輔スカウトからは「最速151キロのストレートと多彩な変化球を武器に相手打者を抑えていく安定感のある投球が持ち味。1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手」と評されている。
中日育1位・中村奈一輝、スカウト「身体能力が高い」

2024中日育成1位 中村奈一輝 宮崎商高・遊撃手・動画 |
ドラフト会議で中日ドラゴンズから育成1位指名を受けた宮崎商業高校の中村奈一輝選手(動画)が、19日、球団と仮契約を結びました。
19日は、中日のスカウト担当3人が宮崎商業高校を訪問。先月のドラフト会議で、育成1位で指名した中村 奈一輝選手と仮契約を結びました。中村選手は、50メートル6秒の俊足と遠投115メートルの強い肩を誇る、高い身体能力が特徴の内野手。球団側も期待しています。
▼中日ドラゴンズ担当スカウト 三瀬幸司さん
「身体能力の高さというところに一番惚れておりまして、もう十分プロでも見栄えのいい選手だと思いますので、能力の高さを存分に発揮すれば日本代表できる選手になると思っています」
▼中村奈一輝選手
「支配下登録してもらうということが自分の目の前の目標なので、その目標を全力で達成しに行って、まず、そこからまた次のステップに向かって頑張っていきたいというふうに思います」
中村選手は、来年1月には、新人合同自主トレに参加する予定です。


ドラフト選手の家庭の事情、竹田祐(三菱重工West)
2024年11月19日

2024DeNAドラフト1位 竹田祐 三菱重工West・投手・動画 |
竹田の父・勉さん(53)は元プロのアメフト選手。現在は自営業で整骨院を営んでいる。
勉さんは近大付高時代にアメフトに出合った。近大のクリムゾンデビルスを経て、卒業後は三菱銀行センチュリアンズ、マイカルベアーズ、アズワンブラックイーグルスとプロチームを渡り歩き、2007年に引退するまで多くのタイトルを獲得した。
28歳の時に竹田の母・あきえさんと結婚。翌年、竹田は3人きょうだいの長男として産声を上げた。それからほどなくして、セカンドキャリアを見据え、夜間課程で柔道整復師・鍼灸師の専門学校に通うことになる。
「6年かけて資格を取りました。05~07年に所属したアズワンの活動は土日のみのため、平日は早朝から夕方までの仕事に就き、夜は学校へ。土日にアメフトを……という生活でした。若かったので、なんとかなりました(笑)」(勉さん)
母のあきえさんは土日には息子たちと勉さんの応援に駆け付けた。竹田家の週末の恒例行事だった。
そんな中、竹田は小学2年の時に友達に誘われ、地元の野球大会に参加し、情熱に火が付いた。アメフト観戦をきっかけに勉さんのチームメートから可愛がられ、楕円球でキャッチボールをしていたため、投球の基礎はできていた。
「祐が野球をやりたいと言い出した時、私は選手として晩年を迎えていました。今まで家族に応援してもらっていたから、『選手の役割をパパと交換する?』と尋ねると、『する!』と。スッパリ引退を決めて、自分は祐の応援に回ることにしたんです」
入団したオール住道(大阪)は、かつて勉さんの父親が監督を務め、勉さんも小学時代の6年間在籍していた。竹田の入団と同時にコーチになり、その2年後からは監督に就任。現在は代表を務める。
プロアスリートの経験から、竹田に特別なレッスンを施したかといえば、まったくそうではない。竹田が小学校高学年になると、「自分のことは自分でやりなさい」と、あくまで自主性に任せた。すると、中学で生駒ボーイズに入団してからは自発的に毎朝6時ごろから1時間ほどランニングするようになったという。
「いい投手になるために何が必要なのか、当時の監督さんなどからのアドバイスをもらい、ひたむきに実行していた。自分で考えて練習することが向いているだろうということで、履正社高に進みました。中学、高校、大学は自主性を重んじるチーム。その中でも、履正社時代の恩師・岡田龍生監督の自主性を重んじる教えがあったからこそ、壁に直面してもどうすべきだったのかを自分で試行錯誤して、夢に向かって努力し続けられたことが今につながったのだと思います。素晴らしい指導者に巡り合えたことに感謝しかありません」(同)
竹田の野球に対する向き合い方は「真面目人間そのもの」だと、勉さんは言う。
「大学、社会人時代に実家に帰ってきたときも、暇さえあればリビングでストレッチ。元旦に初日の出を見て、ランニングしたり。起きている時間の大半を野球に費やしていた。同じスポーツマンとして、『どんだけやんねん』と尊敬してしまうほどでした」
竹田は、生駒ボーイズ、履正社高、明大、三菱重工Westとエリート街道をひた走ってきた一方で、挫折は痛いほど経験している。明大4年時と昨秋にプロ志望届を出しながら指名漏れ。今秋、3度目のドラフトでようやくプロ切符を掴んだ。
「これまで何度も悔しい思いをして、そのたび力に変えてきたんです。明大時代に指名漏れした直後、田中武宏監督に肩を抱かれながら会見場を退出する姿が新聞に載りました。すると、祐はその記事を持ってきて、『実家に貼ってほしい。この悔しさを絶対に忘れないように』と。昨秋のドラフト直後も、食事が喉を通らないほど憔悴していたのですが、その1週間後くらいに実家に帰ってくると、『とにかくもう1年、勝負をかけて頑張る。ドラフト1位指名を目指す。このままでは終われない』と宣言した。決意が実ってくれて、本当にうれしいです」
踏まれても踏まれても立ち上がってきた胆力は、大舞台で生きる。


遠藤成(阪神戦力外)、オリックスが育成で獲得

2019阪神ドラフト4位 遠藤成 東海大相模高・内野手・スカウト評 |
オリックスは18日、阪神から戦力外通告を受けた遠藤成内野手(2019阪神4位)を育成選手として獲得したことを発表した。背番号は「124」。
高知県で行われている秋季キャンプに16日から合流。最終クールの3日間だったが、練習に参加しナインとの交流も図った。今季のウエスタン成績は126試合で打率.262、30打点、30盗塁、本塁打なし。65四球を選ぶなど出塁率はリーグトップの.392だった。

阪神の2019ドラフト指名選手 | |||
1位 | 西 純矢 | 創志学園高 | 投手 |
2位 | 井上 広大 | 履正社高 | 外野手 |
3位 | 及川 雅貴 | 横浜高 | 投手 |
4位 | 遠藤 成 | 東海大相模高 | 内野手 |
5位 | 藤田 健斗 | 中京学院中京高 | 捕手 |
6位 | 小川 一平 | 東海大九州 | 投手 |
★プロ入り後の成績★ |