金成麗生(日大三)、中日「飛ばす力抜けている」
2017年03月01日

金成 麗生 (日大三高・一塁手) 193cm・左投左打・動画 |
センバツに向けて、この冬は徹底的に体を鍛えた。日大三のスラッガー・金成麗生一塁手(動画)は「自分の中でやったという感じがある」。最低800本をノルマに毎日バットを振り込んだだけでなく、日大相撲部へチーム全体で出稽古して四股を習った。
「股関節が硬かったが柔らかくなりました」。今も毎日200回が日課。プロボクサーになった先輩からは縄跳びを教わり、ジムにも足を運んでフットワークも磨いた。
投手として入部したが同級生には、清宮から5三振を奪った桜井、エース番号の岡部がいた。制球難もあり、昨夏の大会後に一塁手に専念。「ピッチャーとしてすべてが納得いかなくて、このまま終わっちゃうのかなあというときに、監督からチャンスをもらった。このチャンスをモノにしようと思った」
長打力を生かそうという小倉全由監督の決断が当たって、昨秋の東京都大会でブレーク。準々決勝でスタメンを外されるという荒療治も受けながら成長、決勝の早実戦は負けはしたものの初めて5番を打って4安打5打点。清宮に負けないパワーを見せた。
中日の正津スカウトも「まだまだ未完成なところはあるが、飛ばす力は抜けているし、スイングスピードも速い。反対方向にも打てる」と潜在能力を評価。主砲としての責任感も出て、冬のランニングでは桜井と一緒に常に先頭を走った。
父はアメフト選手だった米国人。体重101キロの恵まれた体格。運動具メーカーが全国で実施した背筋力測定で全国トップになったこともある背筋力は300キロ。規格外のデカさと名前のレオから、チームメートがつけたあだ名は「デカプリオ」。三高の未完の大砲がセンバツ甲子園で、その名をとどろかせる。



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