達孝太(天理)、中日は本気モードの最多4人態勢
2021年07月04日

達孝太(天理高・投手) 193cm・右投右打・動画 |
今春センバツ4強の天理が郡山との練習試合を行い、ドラフト1位候補の達孝太投手(動画)が、春季県大会決勝以来初めて対外試合に登板した。
新型コロナウイルスの影響で、奈良県下の高校は6月20日まで練習試合が禁止されていたため、約2か月ぶりのマウンド。6回から3番手で登板し、4回を投げて1安打2三振1四球で、無失点に抑えた。
8点リードのなか、身長193センチ右腕がマウンドに上がった。「試合の感覚をつかめたらいいと思って入った」。8回は四球、9回は右前打で出塁を許したが、冷静に投球した。「自分なりにもうまく打者に対して投げられた。力を抜いて投げることを意識した」と手応えを得た。
この日は4球団10人のスカウトが視察し、西武などのスピードガンで143キロを計測。自己最速には5キロ満たなかったが、最多4人態勢の中日・米村アマスカウトチーフは「伸びしろと将来性がある」と評価した。練習試合はダブルヘッダーで行われ、2試合目も2―1で天理が勝利した。
(7月3日 練習試合 天理 11―1 郡山)


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│中日