安西叶翔(常葉大菊川)、中日のガンで150キロ計測
2022年09月06日

安西叶翔(常葉大菊川高・投手) 186cm・右投右打・動画 |
プロ野球ドラフト会議(10月20日)を見据え、常葉大菊川野球部の最速150キロエース右腕・安西叶翔(動画)が大安の5日、静岡県高野連にプロ志望届を提出した。
秋季県大会の抽選会に出席した石岡諒哉監督から直接、松浦弘季理事長に手渡したもので、近日中に日本高野連に受理される見込み。「やっとスタートラインに立ちました。(志望届に)名前を書いた時は緊張しました」
先月の練習中、足を運んだ中日スカウトのスピードガンで自己最速を2キロ更新する150キロを計測した。さらに右打者の内角をえぐる習得中のツーシームも「145、6キロは出てます」と手応えも出てきた。腕の出どころが「サイドでもスリークォーターでもない。プロでも似たような投手がいないことが武器です」とアピール。
球団関係者との接触が可能になった。今後はひたむきに取り組む姿勢を見てもらうことで、評価や指名順位に反映される可能性もある。今年の対象高校生に150キロ投手が少ないのも事実。「他の投手と自分を比較してどこが秀でて、逆に劣っているのか。どう評価してもらっているのか気になります」と聞いてみるつもりだ。
ノーシードの優勝候補に挙げられた今夏静岡大会は、1、2回戦で快投も、3回戦からコロナを理由にベンチから外れ、チームも4回戦で静清に敗れた。ラストサマーは「悔しい」反面「もう終わったこと。いつまでもクヨクヨしているようじゃプロで通用しません」と切り替えはできている。「僕に未来はあります。ドラフトが楽しみです」とその目は輝いていた。


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│中日