吉川悠斗(浦和麗明)全12球団視察、「育成でもOK」
2022年09月13日
スポニチwebsiteより (source)
男女共学化から5年目。浦和麗明に初のプロ野球選手誕生が迫っている。1メートル85の大型左腕・吉川(動画)は将来性を高く評価され、全12球団のスカウトが視察に訪れている。本人は「育成でもプロに行きたい」と謙虚に言うが、今年のドラフト戦線は左腕不足のため、支配下指名の可能性もある。
小さなテイクバックから、長い腕を鋭く振って繰り出す直球は球速以上の威力で、スライダーは鋭く変化する。今夏の埼玉大会2回戦の秩父農工科戦では、9連続三振を含む1試合20奪三振をマーク。視察したスカウトに強烈な印象を刻んだ。
9連続奪三振の快投を「投げていて楽しかった。もうちょっといけるかなと思っていた」と涼しい顔で振り返った。
サイド気味のフォームだった中学時代は、最速115キロ程度で5番手投手だった。同校には「偏差値の高い大学を狙えると思った」と勉強に重きを置いて進学。1メートル80、60キロの体格は、インターネットで自分に合ったプロテインを取り寄せるなど、食事トレーニングで1メートル85、80キロまで成長した。
スリークオーターへのフォーム変更も成功。最速は左腕としてプロを狙える142キロまで上昇した。
勉学に優れるため、受験勉強による大学進学も可能だが「いろいろな人が野球をやっている中で本当に一握りしかプロになれない。大学に行ってもケガをしてしまうこともある」と目の前のチャンスを見据える。夏の大会後も新チームの練習に参加し、打撃投手を務めるなど熱心に練習を続ける。
「指名されると思っていた人が漏れてプロに入れないという話もよく聞く。確実でもないし、なんなら(指名の可能性は)低いと思う。ドラフトまでしっかり練習して投げられる準備をしたいと思います」。ダイヤの原石は己を見失うことなく、10月20日のドラフト会議を待つ。
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吉川悠斗(浦和麗明高・投手) 185cm・左投左打・動画 |
男女共学化から5年目。浦和麗明に初のプロ野球選手誕生が迫っている。1メートル85の大型左腕・吉川(動画)は将来性を高く評価され、全12球団のスカウトが視察に訪れている。本人は「育成でもプロに行きたい」と謙虚に言うが、今年のドラフト戦線は左腕不足のため、支配下指名の可能性もある。
小さなテイクバックから、長い腕を鋭く振って繰り出す直球は球速以上の威力で、スライダーは鋭く変化する。今夏の埼玉大会2回戦の秩父農工科戦では、9連続三振を含む1試合20奪三振をマーク。視察したスカウトに強烈な印象を刻んだ。
9連続奪三振の快投を「投げていて楽しかった。もうちょっといけるかなと思っていた」と涼しい顔で振り返った。
サイド気味のフォームだった中学時代は、最速115キロ程度で5番手投手だった。同校には「偏差値の高い大学を狙えると思った」と勉強に重きを置いて進学。1メートル80、60キロの体格は、インターネットで自分に合ったプロテインを取り寄せるなど、食事トレーニングで1メートル85、80キロまで成長した。
スリークオーターへのフォーム変更も成功。最速は左腕としてプロを狙える142キロまで上昇した。
勉学に優れるため、受験勉強による大学進学も可能だが「いろいろな人が野球をやっている中で本当に一握りしかプロになれない。大学に行ってもケガをしてしまうこともある」と目の前のチャンスを見据える。夏の大会後も新チームの練習に参加し、打撃投手を務めるなど熱心に練習を続ける。
「指名されると思っていた人が漏れてプロに入れないという話もよく聞く。確実でもないし、なんなら(指名の可能性は)低いと思う。ドラフトまでしっかり練習して投げられる準備をしたいと思います」。ダイヤの原石は己を見失うことなく、10月20日のドラフト会議を待つ。
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