常広羽也斗(青山学院大)、中日・楽天・巨人が評価
2023年04月02日

常広羽也斗(青山学院大・投手) 180cm・右投右打・動画 |
今秋ドラフト上位候補、青学大の常広羽也斗投手(動画)が1球を悔やんだ。最速150キロの直球と変化球を織り交ぜ6回まで駒大をゼロに抑えていたが、7回1死二塁から出村夢太外野手に真ん中直球を左越え二塁打された。ここで無念の降板に。104球の熱投は実らなかった。
「先制点を与えてしまったので…。あのままゼロに抑えていれば、1―0で勝てたかもしれない」。
昨シーズンまでの抑えから大学最終学年はエースとして先発を任せられるようになった。「(カードの)1戦目と3戦目に投げる投手がエースだと思うので…。球数をたくさん投げられる練習をしてきました」。
初戦勝利こそならなかったが、得点圏に走者を置いた5、6回のピンチをフォークで三振に切り抜けるなど、随所に底力はみせつけた。
スタンドには12球団の編成部長クラスが集結。中日・松永スカウト部長は「体が柔らかいし、コントロールがいい」と話せば、巨人・水野スカウト部長も「この時期に150キロは出るし、フォークもいい」、楽天・後関スカウト部長も「ピンチになるとギアを上げられる」といずれも高い評価をつけていた。
(4月1日 東都大学野球 駒沢大 2―1 青山学院大)

