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2023夏の甲子園完全予想、勝つのはこの高校!

2023年08月05日

8/5、日刊ゲンダイ40面「夏の甲子園完全予想」より
6日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が昨3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。昨年の大会を制した仙台育英は初日に浦和学院と激突。初戦屈指の好カードとなった。沖縄尚学は台風6号の影響で甲子園入りが遅れていることが考慮され、6日目に登場となった。初戦24試合の勝敗を占った。

【第1日=8月6日】
第1試合は上田西が土浦日大に勝つ。第2試合は昨夏4強の聖光学院が春夏通じて初出場の共栄学園を下す。第3試合は浦和学院と昨夏V仙台育英の優勝候補対決。アマチュア野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏がこう言う。

「ベンチ入り20人のうち昨夏の優勝メンバーが8人残り、高橋、仁田、湯田の150キロトリオが宮城大会5試合で合計2失点。140キロ超の投手登録5人でローテーション制を敷いていて層が厚過ぎる。浦和学院にも好投手が何人もいるが、戦力がズバぬけている仙台育英が勝ち上がると思います」

【第2日=8月7日】
第1試合は初出場の高知中央が川之江との四国対決を制し、聖地初勝利を挙げる。第2試合は大阪大会決勝で大阪桐蔭を撃破した履正社が鳥取商に圧勝する。第3試合は春夏連続の英明と春の近畿王者の智弁学園の対戦。

「智弁学園の小坂監督は長尺の重い竹バットでスイングをさせます。奈良大会4発の松本を軸に5試合で12本塁打。投手陣は最速146キロの二刀流・中山が引っ張っていて総合力が高い。英明もセンバツで智弁和歌山を倒すなど力のあるチームですが、智弁学園が勝つでしょう」(前出の美山氏)

第4試合は2年連続の愛工大名電が149キロ右腕の好投手・森を擁する徳島商に勝つ。

「名電は県大会の準々決勝でドラフト上位候補の152キロ左腕・享栄の東松に2回途中で6安打を浴びせて7得点とめった打ちにした。好投手攻略に自信を持っています」(東海地区スカウト)

【第3日=8月8日】
第1試合は通算140本塁打の佐々木麟を擁する花巻東が宇部鴻城を下す。第2試合は春夏連続のクラークが前橋商を倒す。第3試合はおかやま山陽が日大山形を下す。第4試合はチーム打率が出場校中トップの.435を誇る近江が大垣日大に打ち勝つ。

【第4日=8月9日】
第1試合は富山商が鳥栖工を下す。第2試合は日大三が社との2年連続出場校同士の対決を制す。第3試合は市和歌山が東京学館新潟を倒す。第4試合は立命館宇治が神村学園に勝利する。

【第5日=8月10日】
第1試合は初出場の浜松開誠館が東海大熊本星翔に競り勝つ。第2試合は最速147キロの中山ら投手陣が充実する明豊が北海との実力校対決を制す。2回戦に入る第3試合は星稜が創成館を倒す。

【第6日=8月11日】
第1試合はMAX147キロ・東恩納を擁する沖縄尚学がいなべ総合に勝つ。沖縄尚学は台風の影響で調整に影響が出たが、地力で勝る。第2試合はセンバツ4強で優勝候補の一角・広陵が立正大淞南を倒す。第3試合は慶応と北陸の春夏連続出場校同士の対決。高校野球雑誌「ホームラン」元編集長の戸田道男氏はこう見る。

「慶応は春のセンバツ時からこの夏に向けて格段にチーム力が上がっています。安定感抜群の2年生エースの小宅はセンバツでは背番号10だったし、正三塁手の福井は春は外野手だった。戦力を底上げしたことで、センバツではレギュラーだった清原が控えに回っている。それこそがチーム力が上がった証拠。北陸もセンバツ出場校だが、エースの友広が右肘を痛めたこともあり万全ではない。問題なく慶応が勝ち上がるでしょう」

第4試合は文星芸大付が宮崎学園を倒す。

【第7日=8月12日】
第1試合は明桜と八戸学院光星の東北勢対決。「昨夏は仙台育英と聖光学院の対戦が準決勝で実現しました。東北勢に注目していたが、光星は昨夏の甲子園を経験した2年生左腕の洗平が成長している。打線も強力で総合力が高く、八戸学院光星勝つでしょう。今年は上位を狙えます」

第2試合は千葉県内公式戦無敗の専大松戸がチーム打率.433の東海大甲府との関東対決を制す。第3試合は九州国際大付が土浦日大と上田西の勝者と対戦する。


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