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佐々木麟太郎(花巻東)の進路に第3の選択肢浮上

2023年08月30日

8/30、夕刊フジ終面より 

佐々木麟太郎(花巻東高・一塁手)
183cm・右投左打・動画

花巻東の史上最多通算140本塁打のスラッガー、佐々木麟(動画)は大学進学かプロ志望届を提出するか、結論は今も出ていないというのが多くのスカウト陣の見立て。

「父の佐々木洋監督は麟太郎を明大に進学させたがっているともっぱら。最近のプロ選手の輩出実績は大学球界の中でも群を抜いていますからね」と話すのはパ・リーグ球団の幹部スカウトだ。一方で、「仮に今年プロ志望届を出したとした場合、1位指名する球団は少なくとも1球団はある」とも断言する。

第3の選択肢の可能性を指摘するのが、セ球団の東北担当スカウトだ。「米国の大学に進学して、自由な空気の中で力を付けてもいいという考えもあるようです。そこから日本のプロ野球だけでなく、メジャー入りもあり得る」

日本のドラフト候補が米大学に進学した例は過去にもある。田中将大(現楽天)を擁する駒大苫小牧高で夏の甲子園優勝メンバーとなった鷲谷修也氏は、デザート短大に進んでナショナルズからドラフト14巡目で指名された。

今年3月に智弁和歌山高を卒業した最速151キロ右腕、武元一輝投手はハワイ大に進学。米国で4年制大学に通う選手は、21歳からドラフト指名対象となる。

佐々木麟には頼りになる高校の先輩もいる。米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手だ。

「代理人のバレロ氏を紹介してもらうこともできる。菊池雄星(ブルージェイズ)もいるわけで、向こうでの暮らしのアドバイスももらえるでしょう。米国行きを選ぶ環境は整っているといえます」とは前出スカウト。日米のプロ、アマ球界まで選択肢を広げた未完の大砲の決断に注目が集まる。



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draftkaigi at 06:51│ │高校 
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