渡部聖弥（大商大）、DeNA「来年のドラフト上位候補」
2023年09月03日
スポーツ報知websiteより （source）| 渡部聖弥（大阪商業大・外野手） 177cm・右投右打・動画 |
関西六大学秋季リーグ戦が開幕した。3季連続優勝中の大商大は神戸学院大を破り、白星発進。来秋のドラフト候補で大学日本代表・渡部聖弥中堅手（動画）は5球団9人のスカウトが見守る中、マルチ安打と躍動した。
4回1死一塁から中前打、6回1死一塁からは右翼線へ二塁打を放つなど2安打で4番の仕事を果たした。「ずっと状態は良かった」と開幕戦での躍動に手応えをにじませた。
今秋のリーグ戦前、高校時代の恩師の広陵・中井哲之監督から「宗山に負けるな。3割打たんかったら丸刈りやぞ」とゲキが飛んだ。明大・宗山塁とは広陵時代に同部屋。現在でも、年末には同部屋で母校の練習に参加する仲だ。
来秋のドラフト1位候補に挙がる遊撃手に「やっぱり負けたくないし、いつも超えたいと思っている」とライバル意識は強い。自身も3年時から大学日本代表に入り、来秋ドラフト候補にあがる。「塁に負けないように。自分もドラフト1位で指名されたい」と東京六大学で活躍する同学年の存在を力に変えている。
ネット裏から視察したDeNA・吉見スカウトは「遠くに飛ばせるところがいい。来年の（ドラフト）上位候補でしょう」と太鼓判を押している。
現在4パンチ力のある打撃を最大限生かすため、すり足打法を取り入れるなど工夫。強豪・大商大の4番を担う主砲は「今年、チャンスだと思うので日本一を取りたい」。右腕・上田大河や左腕・高太一ら４年生に好投手がそろう今年のチームで日本一を見据えている。
（9月2日 関西六大学野球 大阪商大 7―0 神戸学院大）
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│横浜DeNA
