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ヤクルト、宗山塁(明治大)を1位候補に

2023年12月28日

12/28、サンケイスポーツ3面より 

宗山塁(明治大・遊撃手)
175cm・右投左打・動画

争奪戦必至の即戦力内野手に熱視線を送る。ヤクルトが、来秋のドラフト1位候補として明大・宗山(動画)をリストアップしていることが判明。球団幹部は守備力の高さを絶賛し、高く評価した。

「1位でなければ取れない。精悍な顔つきで、スター性もある。欠点がないけど、一番は守備のレベルが高い。すぐにプロでも1軍で使えるレベル。ゴールデングラブ賞を取れる」

宗山は広島・広陵高から明大に進み、1年春から遊撃のレギュラーに定着。同年秋から3季連続でベストナインに輝いた。プロ級の高い守備力に加え、東京六大学リーグ現役最多の通算94安打、打率・348とシャープな打撃も魅力。球団幹部は「コンタクト能力は高いし、まだまだ伸びしろはかなりあると思う」と評した。

ルックスもよく、スター性も抜群で、高校、大学で主将を務めるなどキャプテンシーもある。来年は「宗山ドラフト」と言われるように2024年ドラフトの目玉選手であることは間違いない。

ヤクルトには、正遊撃手として昨季ゴールデングラブ賞に輝いた長岡がいるが、同ポジションにライバルがいれば競争意識が高まり、相乗効果が期待できる。1990年代の黄金期には遊撃手のレギュラーだった池山隆寛(現2軍監督)が宮本慎也の台頭で三塁手に転向し、97年には2年ぶりの2桁本塁打でV奪回に貢献したこともあった。

〝ポスト山田〟としても期待できる。球団幹部は「いつまでも『山田がいるから』と安心していてはいけない。山田を押しのけるぐらいの選手が出てこないと」と説明。

山田は来年32歳となる。まだまだ老け込む年齢ではないが、5年、10年先を見据える必要もある。宗山は高校時代に二塁手も経験しており、プロの指導を受ければ不可能なポジションではない。

リーグ5位に終わった今季は、チーム防御率3.66が12球団ワーストと投手力が課題として表れた。もちろん来季終了後のチーム事情を考慮した上での判断となるが、将来的にチームの中心となりうる逸材を徹底マークする。



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draftkaigi at 06:45│ │ヤクルト 
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