昨年指名漏れの江口翔人、九州共立大へ進学
2024年01月20日
西スポwebsiteより (source)
春から新しいステージで活躍を目指す高校球児たち。西日本短大付の江口翔人内野手(動画)は1年からレギュラーとして活躍し1年夏には甲子園に出場した。2度の福岡大会優勝、3度、九州大会に出場し、2年春には準優勝した。
県内トップの強豪校で1番打者としてチームを支え続けた江口は今春から福岡六大学野球リーグの強豪・九共大へ進学。大学でも全国の舞台を目指す。
打席に江口が立つとスタンドで応援する保護者世代にも懐かしいTHE ALFEEの「星空のディスタンス」が応援歌として流れた。力強い応援歌に乗って1番打者としてチームを勢いづけてきた。
3年前の夏に出場した甲子園では1年生ながら1番二塁でスタメン出場。初戦で二松学舎大付(東京)に3安打に抑えられ0―2で敗れたが、江口は秋山正雲(ロッテ)からチーム初安打を放った。
「甲子園が高校での一番の思い出です。全国にはすごい人はどこにもでもいるんだなと思いました。甲子園の経験があったから、天狗にならずまだまだ頑張らなくてはという意識でやれました」と甲子園が3年間の原動力となった。
俊足、巧打、強肩と三拍子そろった好選手。守備範囲も広く正確なスローイングで1年秋からは遊撃を任された。2年秋からは主将も務め、プレー面でもメンタル面でもチームの軸となった。「周りを包む選手になれ」。西村慎太郎監督に言われた言葉が心に残っている。
「西村先生からは技術面もだけど人間的にもいろいろ教えていただきました。目配りができるようになりました」。
グラウンドでは常に周囲を見まわしてきた。チームに入りづらそうにしている選手や、落ち込んでいる仲間がいれば積極的に声をかけた。2度目の甲子園には立てなかったが、数々の経験で心身の成長も実感できた。
プロのスカウトからも注目され、昨年10月のドラフト会議ではプロ志望届を提出したが夢はかなわなかった。小学生の時に選ばれたホークスジュニアのチームメートだった福岡大大濠の藤田悠太郎はドラフト7位指名を受けソフトバンクに入団した。江口は九共大に進み4年後のプロ入りを目指す。
「ドラフトの後、2~3日は落ち込んでいたんですけど、現実も見られたし現状も知ることができました」。数日後には気持ちを大学へと切り替えた。
九共大では1年からレギュラーを取りリーグ戦出場を目指す。九共大の遊撃は昨シーズンまで西日本短大付の先輩、近藤大樹の定位置だった。
「中学の時に見た近藤さんに憧れて西日本短大付に入学したので、目標でもあった近藤さんを大学で越えたい」。大学での活躍であこがれてきた先輩を超え、全国舞台で自分をアピールすることが目標だ。
170センチ、69キロと小柄な江口は大学入学に備え木製バットを振り、ウエートレーニングにも力を入れる。ソフトバンク牧原大成や阪神の近本光司ら体は小柄でもプロで活躍できる選手になることが夢。
「4年後に見返してやると思って大学で頑張りたい」。4年後の逆襲を誓い、新たなステージでさらに成長を目指す。
江口君のバッティング動画はこちら
江口翔人(西日本短大付高・遊撃手) 170cm・右投左打・動画 |
春から新しいステージで活躍を目指す高校球児たち。西日本短大付の江口翔人内野手(動画)は1年からレギュラーとして活躍し1年夏には甲子園に出場した。2度の福岡大会優勝、3度、九州大会に出場し、2年春には準優勝した。
県内トップの強豪校で1番打者としてチームを支え続けた江口は今春から福岡六大学野球リーグの強豪・九共大へ進学。大学でも全国の舞台を目指す。
打席に江口が立つとスタンドで応援する保護者世代にも懐かしいTHE ALFEEの「星空のディスタンス」が応援歌として流れた。力強い応援歌に乗って1番打者としてチームを勢いづけてきた。
3年前の夏に出場した甲子園では1年生ながら1番二塁でスタメン出場。初戦で二松学舎大付(東京)に3安打に抑えられ0―2で敗れたが、江口は秋山正雲(ロッテ)からチーム初安打を放った。
「甲子園が高校での一番の思い出です。全国にはすごい人はどこにもでもいるんだなと思いました。甲子園の経験があったから、天狗にならずまだまだ頑張らなくてはという意識でやれました」と甲子園が3年間の原動力となった。
俊足、巧打、強肩と三拍子そろった好選手。守備範囲も広く正確なスローイングで1年秋からは遊撃を任された。2年秋からは主将も務め、プレー面でもメンタル面でもチームの軸となった。「周りを包む選手になれ」。西村慎太郎監督に言われた言葉が心に残っている。
「西村先生からは技術面もだけど人間的にもいろいろ教えていただきました。目配りができるようになりました」。
グラウンドでは常に周囲を見まわしてきた。チームに入りづらそうにしている選手や、落ち込んでいる仲間がいれば積極的に声をかけた。2度目の甲子園には立てなかったが、数々の経験で心身の成長も実感できた。
プロのスカウトからも注目され、昨年10月のドラフト会議ではプロ志望届を提出したが夢はかなわなかった。小学生の時に選ばれたホークスジュニアのチームメートだった福岡大大濠の藤田悠太郎はドラフト7位指名を受けソフトバンクに入団した。江口は九共大に進み4年後のプロ入りを目指す。
「ドラフトの後、2~3日は落ち込んでいたんですけど、現実も見られたし現状も知ることができました」。数日後には気持ちを大学へと切り替えた。
九共大では1年からレギュラーを取りリーグ戦出場を目指す。九共大の遊撃は昨シーズンまで西日本短大付の先輩、近藤大樹の定位置だった。
「中学の時に見た近藤さんに憧れて西日本短大付に入学したので、目標でもあった近藤さんを大学で越えたい」。大学での活躍であこがれてきた先輩を超え、全国舞台で自分をアピールすることが目標だ。
170センチ、69キロと小柄な江口は大学入学に備え木製バットを振り、ウエートレーニングにも力を入れる。ソフトバンク牧原大成や阪神の近本光司ら体は小柄でもプロで活躍できる選手になることが夢。
「4年後に見返してやると思って大学で頑張りたい」。4年後の逆襲を誓い、新たなステージでさらに成長を目指す。
江口君のバッティング動画はこちら
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