巨人の新人12選手紹介、三浦克也(育成1位)
2024年01月25日
1/25、スポーツ報知2面より
巨人の支配下&育成新人12選手を紹介する連載企画「慎戦力」の第5回は、育成ドラフト1位・三浦克也投手(動画)。打者の内角を攻める強気な投球が持ち味の左腕は、山口鉄也(現巨人2軍投手チーフコーチ)のようなチームを支えるリリーフ投手を目指していく。
力強く左腕を振り抜いた。三浦のキレのある直球が捕手のミットに収まった。G球場での新人合同自主トレで、座った捕手を相手に初めて本格的なブルペン投球。2軍スタートとなる春季キャンプへ向け、「レベルの高い選手がたくさんいる。吸収できるところは吸収して、ステップアップしていきたい」と力を込めた。
最速149キロの直球に鋭い切れ味のスライダーを武器に高い奪三振率を誇るが、「プロになれるとは全く思っていなかった」という。昨春は就職活動も行い、IT系企業を中心に面接を受け数社から内定を得た。大学院へ進学も目指したが、面接で落選。プロ入りを果たした今ではいい思い出だ。
武器は打者の内角を突く強気な投球。原点は高岡向陵時代にある。中学までは外野手で進学後に投手に転向。投手経験の少なさから変化球を操れずに苦労した。「変化球がストライク入らなくて。そうなったらもう内と外の投げ分けだけでいくしかない。内角をバンバン突いて投げるようにはしていた」。投手としての弱点が、逆に強みを磨くことにつながった。
「効率化」でプロ入りをつかんだ。高校時代の考え方は「走って、投げれば、やればやるだけうまくなる」。だが大学進学後に一変した。「考えながらやるのが一番。この練習は何のためにやっているのかを全部に結びつけてやるようになると、一個一個の意図が分かり効率が上がってきた」。
3年時からは近鉄などでコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏から効率的な体の使い方を学び、大学入学時142キロだった球速は149キロまで伸びた。
大学では主にリリーフで、理想の投手は9年連続60試合登板の記録を持つ山口鉄也。「1年目は支配下が一番の目標。そこをめがけて練習していきたい」。憧れの先輩のような投手を目指し、プロの世界で歩み出した。
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2023巨人育成1位 三浦克也 東京国際大・投手・動画 |
巨人の支配下&育成新人12選手を紹介する連載企画「慎戦力」の第5回は、育成ドラフト1位・三浦克也投手(動画)。打者の内角を攻める強気な投球が持ち味の左腕は、山口鉄也(現巨人2軍投手チーフコーチ)のようなチームを支えるリリーフ投手を目指していく。
力強く左腕を振り抜いた。三浦のキレのある直球が捕手のミットに収まった。G球場での新人合同自主トレで、座った捕手を相手に初めて本格的なブルペン投球。2軍スタートとなる春季キャンプへ向け、「レベルの高い選手がたくさんいる。吸収できるところは吸収して、ステップアップしていきたい」と力を込めた。
最速149キロの直球に鋭い切れ味のスライダーを武器に高い奪三振率を誇るが、「プロになれるとは全く思っていなかった」という。昨春は就職活動も行い、IT系企業を中心に面接を受け数社から内定を得た。大学院へ進学も目指したが、面接で落選。プロ入りを果たした今ではいい思い出だ。
武器は打者の内角を突く強気な投球。原点は高岡向陵時代にある。中学までは外野手で進学後に投手に転向。投手経験の少なさから変化球を操れずに苦労した。「変化球がストライク入らなくて。そうなったらもう内と外の投げ分けだけでいくしかない。内角をバンバン突いて投げるようにはしていた」。投手としての弱点が、逆に強みを磨くことにつながった。
「効率化」でプロ入りをつかんだ。高校時代の考え方は「走って、投げれば、やればやるだけうまくなる」。だが大学進学後に一変した。「考えながらやるのが一番。この練習は何のためにやっているのかを全部に結びつけてやるようになると、一個一個の意図が分かり効率が上がってきた」。
3年時からは近鉄などでコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏から効率的な体の使い方を学び、大学入学時142キロだった球速は149キロまで伸びた。
大学では主にリリーフで、理想の投手は9年連続60試合登板の記録を持つ山口鉄也。「1年目は支配下が一番の目標。そこをめがけて練習していきたい」。憧れの先輩のような投手を目指し、プロの世界で歩み出した。
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│巨人