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史上初、侍ジャパンにドラフト指名前の大学生4人選出

2024年02月15日

2/15、サンケイスポーツ4面より
野球日本代表「侍ジャパン」は14日、東京都内で「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表」(3月6―7日)の出場選手28人を発表。今秋のドラフトの目玉でもある明大・宗山塁内野手ら大学3年生4人を含むプロとアマの混成チームとなった。

侍ジャパンが常設された2012年以降、ドラフト指名以前のアマチュア選手がトップチームに選出されるのは初めて。井端弘和監督は4選手を「抜きんでている」と高く評価した。

侍の歴史に意義ある1ページが刻まれる。井端監督が大学生4人を初めてトップチームに抜擢した。「今年のドラフトで(プロに)入るのは間違いない。学生の間に一度(侍の)ユニホームを着ておくのも、彼らにとってプラスだと思って選びました」

指揮官は昨年12月に愛媛・松山で行われた大学日本代表候補合宿を視察。潜在能力の高さを肌で感じ取り、プロとアマの垣根を取り払うプランを温めてきた。2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、28年のロサンゼルス五輪では主力として成長することを期待しており、公式戦ではない今回の強化試合のタイミングで選出に踏み切った。

井端監督は4選手の特長について、明大・宗山塁遊撃手(動画)は「守備力」、青学大・西川史礁外野手(動画)は「飛距離」、関大・金丸夢斗投手(動画)は「制球力」、愛知工大・中村優斗投手(動画)は「直球」と説明。

大学では実力が「抜きんでている」有望株だとし、プロ入り後も「すぐに侍ジャパンに入れるだけの力がある」と高く評価した。

かつてない化学反応が期待できる。昨年3月のWBCで世界一に輝いた村上(ヤクルト)、近藤(ソフトバンク)、源田(西武)ら常連組は順当に選出。源田の守備や村上、近藤ら日本を代表する打者の打撃を間近で見ることで、「何か吸収して、さらにレベルアップしてほしい」と相乗効果をもくろむ。

4選手を「いいところで使いたいと思っています」と起用プランも明かした指揮官。将来を見据え、金の卵を大事に育てていく。


draftkaigi at 06:56│ │大学 
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