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安楽智大(元楽天)、メキシカンリーグ入り目指す

2024年02月22日

2/22、スポーツニッポン4面より 

2014楽天ドラフト1位 安楽智大
済美高・投手・スカウト評

後輩選手へのパワーハラスメント(パワハラ)行為で、楽天から自由契約となった安楽智大投手(2014楽天1位)メキシカンリーグ入りを目指していることが21日、分かった。

安楽は昨年11月下旬にパワハラ疑惑が表面化。球団は選手らに情報提供を求めるアンケートを実施し、同30日の会見では報道された暴言や下半身露出の強要など一連の行為を「ほぼ事実」と認定し、約10人が直接被害を受けたことを公表した。

「大変申し訳ない」と謝罪した安楽だが12月1日に公示された保留選手名簿から外れ、事実上の解雇となった。

球界関係者によると、安楽はその後、仙台市内の自宅を引き払い、拠点を国内の違う場所に移して現役続行を目指していた。150キロを超える直球を武器に中継ぎ投手として活躍。昨季もチーム3番目の57試合に登板した右腕は年齢も27歳と若く、力を発揮する新天地を模索していた。

同じアジアにプロリーグがある韓国や台湾の球団に売り込みをかけたという情報もある。

交渉が思うように進まない中で活路を見いだしたのが、メキシカンリーグだった。同リーグは、メジャーで投手として活躍したマック鈴木や田沢純一もプレー。安楽にとって、メキシコはプロ2年目の16年に日本代表として出場し、優勝したU23W杯の開催地でもあり、思い出の場所だ。

パワハラは決して許されない行為だが、立ち直る機会も必要だ。楽天の森井誠之球団社長も「前所属球団として、しっかり面倒を見てあげたい」と話していた。済美(愛媛)時代に甲子園を沸かした27歳が、メキシコの地で再起をかける。



下は2014ドラフトで楽天が指名した選手です。安楽智大は1位指名入団。プロでの成績はこちら

楽天の2014ドラフト指名選手
1位 安楽 智大 済美高 投手
2位 小野 郁 西日本短大付高 投手
3位 福田 将儀 中央大 外野手
4位 フェルナンド 白鴎大 外野手
5位 入野 貴大 四国IL徳島 投手
6位 加藤 正志 JR東日本東北 投手
7位 伊東 亮大 日本製紙石巻 外野手
プロ入り後の成績


draftkaigi at 07:00│ │戦力外通告 
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