洗平比呂(八戸光星)、中日「直球が強くなっている」
2024年03月19日

洗平比呂(八戸学院光星高・投手) 177cm・左投左打・動画 |
第1回から100年の節目となる大会の開幕戦は、八戸学院光星が延長11回の死闘の末、関東第一を下して初戦突破した。開幕戦ではセンバツ史上初となるタイブレークでの決着となったが、元中日投手を父に持つ左腕・洗平比呂(動画)が9回2失点、156球の熱投で流れを呼んだ。
力のないフライが三塁手のグラブに収まると、洗平は左拳を握り、跳ねるようにベンチへ駆け戻った。9回を投げ9安打2失点(自責1)、156球の熱投。
「流れが流れだったので、簡単に代わることはできないなと思った。9回まで自分がいくと、自分でも思ってました」。タイブレークまでもつれ込んだ開幕戦で、チームに勝利を呼び込んだ。
打線に粘られ、球数がかさんだ。「嫌なバッターが多かったけど、何とか粘りのピッチングができた」。球場表示は最速142キロも、複数のスカウトのスピードガンで146キロをマーク。中日・松永スカウト部長が「強くなっている」と評した直球と変化球を低めに集め、根負けせず投げ切った。
(3月18日 センバツ甲子園1回戦 八戸学院光星 5―3 関東第一)

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│中日