モイセエフ(豊川)に12球団、西武が高評価
2024年06月02日

モイセエフ・ニキータ(豊川高・外野手) 180cm・左投左打・動画 |
今春のセンバツ大会で準優勝した報徳学園(兵庫)と、昨秋愛知県大会4強の豊川と豊橋中央がそれぞれ対戦。豊川はプロも注目する強打者、モイセエフ・ニキータ外野手(動画)は報徳学園・今朝丸裕喜投手との対決が実現。2打席無安打だったものの、今後への収穫を口にした。
モイセエフは今朝丸と2打席対戦。いずれも直球を振り抜いての二ゴロに終わって、安打を打つことはできなかった。しかし、残っていたのは悔しさより手応えだった。
「レベルの高い報徳学園とやれることを楽しみにしていた。今朝丸投手の直球は角度があって球も速い。仕留めきれなかったので、もう1打席対戦したかった。タイミングは合っていたと思う」
スタンドにはプロ12球団のスカウトが注目の対決に熱視線を送った。西武・潮崎スカウトディレクターは「高校生の中では体が大きくて長距離砲として魅力的な選手。ゴロでもヘットスピードの速さがあった」とモイセエフを高く評価した。
勝負の夏に向けて調子は上向きだ。春の愛知県大会後に調子を崩し、打撃フォームを修正。バットのトップの位置を下げてふところを広くし、打つ時の顔のぶれをなくしたことでボール球を見極められるようになった。投手が交代した後の第3打席は中越えの二塁打。第4打席は四球を選び、しっかり結果を残した。
(6月1日 愛知県高野連招待試合 豊川 3―1 報徳学園)


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│西武