西川史礁（青学大）、巨人「雰囲気あるいい選手」
2024年06月12日
サンスポwebsiteより （source）| 西川史礁（青山学院大・外野手） 182cm・右投右打・動画 |
今秋のドラフト会議の1位候補で大会ナンバーワンスラッガーと評される青学大・西川史礁外野手（動画）が「4番・中堅」で先発出場。第4打席に中前打を放ち潜在能力の高さを見せつけた。
多くの球団スカウトが見守る中、プロ最注目の外野手がバットで結果を出した。「変化球で勝負してくるなっていうのはわかっていたので、しっかりと基本のセンターに返すことを意識した」
初回に四球で出塁。その後、2打席凡退で迎えた第4打席。4球目に投じられた低めの変化球をうまく中前に運び、打力の高さを見せつけた。今大会初安打となり、「あまり当たりはよくなかったが、1本出ただけでも違うのでほっとしています」とうなずいた。
試合を視察した巨人・大場豊千スカウト部主任は「雰囲気もあるし、やっぱりいい選手だなというのが一目見てわかった」と高評価した。
今季のリーグ戦でも打率.318と好成績を残したが、終盤戦では「低めの変化球やボール球を振らされるのがすごく多くなった」と西川。課題を修正するべく「基本を見つめ直して自分のゾーンを作って、その中でしっかり打つということを反省して練習してきた」と自身の打撃を調整して大会に臨んだ。
次戦は中京大と中部学院大の勝者との戦いになる。一発勝負の厳しいトーナメントを勝ち抜くために「チャンスは自分がすべて返すくらいの気持ちで、覚悟をもってやっていきたい」と力強く語った。大学生を代表するスラッガーが2年連続となる栄光をつかむべくチームを引っ張る。
（6月11日 全日本大学選手権2回戦 青学大 8―1 福井工大）
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