鈴木泰成(青学大)、「2年後のドラフト1位候補」の声
2024年06月14日

鈴木泰成(青山学院大・投手) 187cm・右投右打・動画 |
4強が決まった。昨年の覇者・青学大(東都大学)は、中京大に逆転勝ち。最速150キロを誇るリリーフエース、2年の鈴木泰成(動画)が5回途中から登板し、5イニングを4安打8三振で無得点に封じる快投を見せ、チームに流れを呼び寄せた。
もう1点もやれないピンチでマウンドに上がった鈴木が圧巻の投球を見せつけた。1点ビハインドの5回無死一、二塁。1死後に右前打を許し満塁にされたが開き直った。「自分のボールを見せつけるくらいの気持ちでいました」。9番・福岡勇人、1番・加藤麗桜を自慢のフォークで2者連続の空振り三振。
「リーグ戦でも満塁は経験していたので、大ピンチという感じはしませんでした。2人とも三振を取りに行きました」と快投に胸を張った。チームは苦しみながらも、終盤に逆転勝ち。2年生右腕が昨季王者をベスト4に導いた。
187センチの長身から投じる直球は、コンスタントに140キロ台後半をたたき出す。「キャッチャーのミットを下から突き上げるストレートを目指しています」。落差の大きなフォークを織り交ぜ、5イニングで奪三振8。打者を圧倒する姿に、ネット裏のスカウトからは「順調にいけば、2年後のドラフト1位候補」との声もあがった。
(6月13日 全日本大学選手権準々決勝 青学大 6―3 中京大)

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